何度か宿泊しようと思った事があるのだが、夕食がしょぼそうなので違う旅館にしてしまっていた。
最近一日一食が習慣として定着し、結果として胃がとても小さくなった。だから一般的な旅館の夕食は重い。そんな訳で勝風館を選ぶ
そもそも、とmこさんが入院中で暇とはいえ出産予定日が近づけば不測の事態が起こることも想定して手白沢を最後に旅館宿泊は封印したのだ。でも「弾丸旅行でもしてくれば良いのに」と言われると「それならじゃぁ…」と行ってみるかという気持ちになった
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実は3月から自店の来客がとてつもなく減り、精神的にとても堪えた。この辺は後日別館に書こうと思うのだが、不人気店の烙印を押し付けられたと思ったら皮膚に留まらず内臓まで到達して内側から焼かれてしまったようなキツさがあった。ソラナックスをラムネのように噛み砕きながら生活していた。開業して16年、ここまで精神的にきつい日が続いたのは初めてだった
4月の第2週から少しずつお客も増え、それにつれて仕事も増えた。仕事できるって有り難い、でも先行きは不安で仕方ない。精神は未だ不安定なままだが「温泉旅館に行く計画を立てる」時間が意外と楽しい。行きたくはないのだが、行く計画を立てていると気持ちが軽くなるというか現実から逃げられる。じゃあ実際に行くかというとそこまでの気力はない。どうせ旅館でイジイジ悩んで過ごすのは予想できる
でも酒のんでる時に気持ちが大きくなって予約しちゃったんだな。翌日後悔したけどもう遅い。鞄にTシャツとパンツを押し込んで出発した
東北道はずっと霧雨が降っていた。フロントガラスを擦りガラスのように覆うので鬱陶しい。天気が良くても悪くても気持ちは上がらないのだろうが、雨のほうがよりネガティブな事を考えるのに適しているようでブツブツと気持ち悪い言葉を吐きながら北上する。ソラナックスを飲めれば楽になるのになでも眠くなるから宿に着くまでは我慢だなとか
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黒磯板室PAで降りる。ここから板室温泉までは物資の補給場所がほぼない田舎なので仕方無しにアウトレットパークに寄った。
水はけが悪く汚いアスファルトが印象的な駐車場









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鯉のぼりは強い風を受け、綺麗に泳いでいた

2日後にwebnewsで当日の午前中に鯉のぼりを設置したことを知る。なんと運の良いことか。ずっと暗い気持ちを引きずりながら板室温泉に着いたのだが、この鯉のぼりは随分と気持ちを軽くさせてくれた
下調べで駐車場の場所がわからなかったので宿前に車を止めて聞く

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