コロナ以前は安宿~1万、普通1.5万、高級2.5万~と考えておけば間違いありませんでした。因みに安宿=安かろう悪かろうとは限らないのが面白いところで1.5万の宿より0.8万の宿の方が良かったりします。
ここ2~3年で宿泊費の相場がかなり上がりました。安1.5万、普通2万、高級3万~って感じでしょうか?光熱費や人件費や食材費が上がっているので値上げは妥当なのですが、実質賃金が下がり続ける現状では自身の懐を痛ませることなく宿泊するのは難しかったりします。宿への交通費も高くなりましたし。宿泊頻度を減らすか安い宿を見つけるかという選択の中で選んだのが今回の宿でした。直前割利用でしたが大人9800円、子供が布団・食事つきで4900円、予約サイトの10%引きを利用して3人で22,000円。安すぎたので子供を食事つきにしましたが、子供を布団食事なしにすると17,500円で宿泊できてしまう計算でした。これだけ安ければ多少の問題は我慢できるかもというスケベ心で宿泊しましたが、今後は値段で宿泊先を選ぶという失敗は2度とすまいと心に刻む結果となりました。
3月なのに朝から雪がバサバサと振っていてどうしたものかなと悩みました。気温は高くて道路の凍結の心配はなかったのですが、北上していくうちに雪が強まったら渋滞などのトラブルが出るかもしれません。予防的な高速道路の通行止めも怖いなぁと考えながら出発しましたが、自宅周辺が大雪なだけで10㎞も走れば曇りに変わりました、

デジローのあるスシローへ

まだ導入店舗は少ないようですが、大きな液晶画面と専用レーンが目新しいです。非常に子供向きです

アプリで事前に予約しようと思ったら開店時間の11時が3日前から埋まっている。経験上11時半までは予約は必要ないのにその日だけ一番早くても11時45分しか予約が出来ませんでした。それでは計画に支障が出るので予約なしで開店直後を狙いました。10時50分に着いたら駐車場は7割埋まり入口にも行列が。理由は分からないがとりあえず並んで周りの話を盗み聞きしているとコラボグッズの景品目当ての人のようでした。スシローって定期的にコラボグッズ商品出して、速い店舗だと初日に品切れになったりしてるもんね。という訳でそういう人たちに揉まれながらの昼食でしたが、店内はパニックで注文した寿司は届かないわ不味いわ席待ちの人たち目線が怖いわで散々でした。デジロー自体は結構楽しかったです。
大谷石を見せに

歴史的価値は別にしても面白い空間なので連れて行きましたが、子連れだと15分程度で見終わってしまいますね。洞窟内で怪しげな記念写真の勧誘を受けましたが、ちゃんと名刺サイズの写真は無料でもらえました。暗い場所で得体のしれない勧誘は数倍怪しく感じてしまいます

下道で北上し道の駅やいた

埼玉では道の駅でもイチゴが高いのですが、矢板はとても安く買えるような気がします。とmこさんはジャム用のとても小さいイチゴを嬉しそうに買っていました


塩原温泉には何度も来ていますが塩原街道沿いの温泉街の旅館に宿泊するのは初めてだったりします。チェックイン直前に着きましたが既に数組が手続き中で10分ほど待ちました。



部屋の居心地は良かったです。エアコンもきちんと動いていたし、石油ファンヒーターも有ったので寒さは感じず過ごすことができました。ただ自宅で二酸化炭素濃度を測定して生活しているとファンヒーターがどれくらい空気を汚すのか全然わからず付けっぱなしには出来ませんでした。大人だけなら良いんですけど子連れだと変に気を使ってしまいます。
チェックイン時に宿泊中1回だけ無料で利用できる貸し切り風呂の予約をします。16時からを選びましたが15時からを選ぶ人は少ないようで16時前から利用しても良いですよと声掛けしてもらえました。15時半から利用したので1時間半あるとかなり余裕がありました




部屋からの眺め

男湯と女湯は入れ替え制



湯船の大きさが全然違います。大きな湯舟は湯温が39℃ほどで体が温まりづらく、投入口付近に居座ってできるだけ源泉の熱いお湯を感じながら入浴しました。浴室に手拭いを持ち込まない人がとても多くて、そういう人ほど浴室入口の扉を閉めなかったりして民度の低さを感じます。そういう民度の低い人って「安くて大きい」旅館ほど増えるような気がします。
館内にはお願いと称する注意書きが色んな所に貼ってあります

夕食

宿泊施設で外国の方を見るのも当たり前になりました。宿泊施設やコンビニなどで働いている外国の方は日本人よりとても遠慮深くて丁寧な印象があります

幼児の食事ってどこもこんな感じなんですかね?特に不満はないですけど

大人の料理は一番安いもので宿泊しましたが満足できました。一部だけ載せておきます






この旅館に宿泊する2週間前にお酒を止めました。旅館宿泊とお酒は常にセットだったので夕食時に手持無沙汰になるかと思いましたが、子供の相手をしたりしてるとほとんど気になりませんでした。最初にお水をお願いしたものの何も注文しない罪悪感が消えずウーロン茶を頼みましたが、200mlの瓶ウーロン茶でがっかりしました。そうそう、思い出したのですがノンアルビールもメニューにあったのですが500円もしていて頼めませんでした。スーパーの5倍の価格は流石に割高すぎます
寝る時間に急に気になりだしたのですが、この旅館は夜間は出入り口が施錠されてスタッフも不在になります。避難経路は二階まで館内の階段を下りて2階の非常扉から外階段で地上に降ります。2階が食事会場だったので厨房も恐らく2階なのでしょう。2階非常階段は喫煙所としても使われています。客室は3階からなので1‣2階が火元だったら非常階段にたどり着けないと結論がでました。なので客室の廊下を少し開け、火事のような臭いがしないか確認しながら夜明けまで過ごしました。怖くて寝ることが出来ませんでした。チェックイン時に避難経路についての説明は丁寧にありましたが、館内をウロウロしてみないと危険度は分からないし、危険だから宿泊止めるって訳にもいかないですよね。今思えば二方向非難ができないのでチェックイン時に口頭で説明をしていたんだろうと察せますが、説明に力を入れるより避難経路を確保して欲しいところです
読まれている人は神経質だと思われるかもしれないですが、僕は子供が不慮の事故で死なない事を最優先に考えて生活しています。それがどんなに小さい確率であっても必ず対策します。なのでこういう旅館を選んでしまった自分に責任があるので火事で死なないように夜明けまで寝ないで過ごしました。みなさんも旅館やホテルで避難経路を確認してみてください。階下で火事が起きたら助からない旅館には時々遭遇します
朝食はとてもガヤガヤしていました


外国人スタッフを叱責するように指示する日本人スタッフのイライラが振りまかれていて、ちょっとなぁと思いました。僕らがスムーズに食事を摂れるように指示しているのは分かるのですが、やっぱり怒りみたいなものを感じながらする食事は美味しくないです。

中学生くらいの女の子を連れた家族が近くで食事していましたが、お通夜みたいな雰囲気で誰も喋っていないのをチラ見したり。僕の子供も中学生になったら意味もなくムスッとして食事するのかなぁなんて思ったり、そもそもいつまで旅館の宿泊に付いてきてくれるのだろう?未来の想像は楽しいようで恐ろしいです。僕はスマホを眺めながら自転車に乗らない子に育ってくれればそれ以外は望みません


宿泊費を考えると食事やお湯はとても良かったのでお得に感じました。ただ、文中に色々書きましたが客層と安全面がちょっと無理でした。相性が悪かったのでしょう
お土産を兼ねてパンを買おうとしたら発酵にとても時間を掛けているようで休み明けは販売していませんでした



おしまい
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