連泊の中日に集印めぐりをしようと思っていたが、じつは1泊目のチェックイン前に8割方終わってしまった。温泉卵作りも1時間半あれば良いから、さて何をしようかご主人に聞いてみる
「スキー博物館がおすすめですよ。今の時期は人がいなくてゆっくり見られると思う」
う~ん、微妙なチョイスだ。だって、元ボーダーだからスキーに興味がない。とはいえ、話題に出た以上行かねばなるまい。夕食時にどうでした?って聞かれて行ってなかったら気まずいじゃん。
「滝の湯から真っすぐ歩いて15分位かな?」とかる~く案内されるが、そんな楽な道でもないよ。当初、使わない予定だった車で行くことにする。(車を使うことで卵の追加購入も楽だった)
2ヶ月もすれば真っ白になってしまうだろう
こじんまりとしていて、木に隠れている
値段は300円と安い
受付に行くと、おじさんが一人事務仕事をしている。「えっ!?客?」みたいな顔の後、のそのそと立ち上がりチケットにボンボンと判子を押してくれた。
そして、「カチッ」という音ともに博物館内の電気が付いたのだ。
おじさんは、僕らの後から館内に入ってあちこちのビデオテープを再生し始める。斬新なシチュエーション。
ご主人に報告したら「冬は、暖房もその時に入る」だって。1年を通して閑散としてるのね
「スキー博物館」って聞いて、「有名選手のスキー板でも飾ってあるのかな?死ぬほど興味ねぇ」って思ってた。
ハンネス・シュナイダー
「アルペンスキーの父」として知られる
昔のスキー板ってすっごい重そうだけど、当時はほぼ木の板で滑っていたんだねぇ。凄いねぇ、とすでに惹き込まれている。
古代のスキーというかその原型も面白い
歴史の勉強が思わずできてしまった
予想の100倍は楽しめた
ソリコーナーも
やっぱり長野オリンピック関連は興味がわかなかった
扱いも適当で、防犯カメラらしきものもない
並べてあるだけ
さらっと見て30分。穴場ポイント
カフェ・バーも他の温泉街よりも洗練されていて野暮ったくない。スキーシーズンに訪れる外国人観光客の影響もあるのだろう。興味のあるお店はいくつかあったが、基本的にスキーシーズン以外の平日は休みで「週末だけ営業」という感じだった。まぁ、これは仕方ない。僕は敢えて人が少ないタイミングを選んでいる。そんな中で営業していても利益は出ないだろうな、というのは理解できる。
このお店は野沢屋から徒歩20秒。定休日がないのかな?開いてる貴重なお店
ハウスサンアントン ジャムファクトリー
カフェがメインではなく販売がメインだからお休みがないのかも
試飲・試食もあった
飲み物が色々とパン類の食事が数種類とジェラート
アントンサンドイッチ
杏ジャムで煮込んだ豚肉と炒めたキャベツ。ふんふん。パンがカンパンみたいに硬くて食べ辛い
ビールはりんご入り
このビールは美味しかった
ジェラート
ふんふん
夕食に備え、昼食はこれだけで済ます。ほんとは食べなくても良かった位だから、18時までにお腹が空くか少し不安だった。空腹で食事に挑む、これは礼儀みたいなもの
外湯について
野沢温泉の共同浴場は時間制限はあるものの、誰でも利用できる。鍵がないので旅館に宿泊していなくても「寸志」で入浴できるし、ほぼノーガード。そういうスタイルを取っている温泉街って凄く珍しいんじゃないだろうか?大抵、宿泊者限定か地元民専用かの制限がついている。平日に宿泊しているので煩い集団やマナーの悪い人と遭遇することはなかったが、オンシーズンは大丈夫なのだろうか?
13の共同浴場があって、じゃあどこへ行けばよいのか?
基本は宿から一番近い外湯で充分と思う
「熱くて入れない」を避けるなら「大湯」「熊の手洗湯」
色のついたお湯に入りたいなら「真湯」
これだけ覚えておけば事足りる。
外湯めぐりも楽しいが湯あたりには気をつけて。僕らは今回「大湯」「まつばの湯」「熊の手洗湯」を利用した。
横落の湯以外の外湯はストリートビューで湯船まで見ることができるから、画像を載せる必要はなくなってしまった。
熊の手洗湯だけデータが古く、今は綺麗になっているので1枚だけ
男湯はぬるい湯が41℃・あつい湯が44℃。女湯は両方共44℃。どの温度かは行った時勝負になる。平日の人の出入りが少ない時間帯は当然熱くなってしまう。
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