事前情報によると廃業した旅館を買い取って再開した宿という事だった。僕が2018年に満山荘に宿泊した時は叶屋旅館にひと気が無かったのをよく覚えている。移転先の満山荘は他に宿もない寂しい場所なんだという記憶と結びついている。今ではもう一軒の廃宿も買い取られ「日帰り温泉ふるさと」という名前で営業されているようだ。後継者がいない宿が次々に潰れていく中で、そういう動きがある事はとても嬉しく感じる。自分が経営者として温泉宿を経営したいかといえば…黒字経営する自信はない
これも事前情報で非常に愛想の良いご夫婦で経営されているというのを知っていたが、駐車場で挨拶したご主人も受付してくれた女将さんもとても接客業に向いている感じの良い人たちだった。事前清算という事で受付と支払いを済ませる
チェックイン時に3回分の貸切風呂を選ぶ。
予約した3か所以外の時間も(その時間になって)予約が入っていなければ追加で名前を書いて入って宜しいとの事でした。歩いて10秒の場所に共同浴場もあるし日帰り温泉施設もあるし、風呂に入れず手持ち無沙汰になる事は無いと思う。宿泊当日は満室だったが、風呂の空いている時間は結構多めかなという印象を受けた。部屋の稼働数は4~5って所だろうか?
古い旅館なので階段は急勾配
2階に上がって進むと
宿泊する夫神岳
予約サイトでは夫神嶽となっていて、由来を調べたら1時間位楽しめました
6畳二間の広い部屋
窓を開けると小道
布団の敷き方は独特。新品のシーツに挟まれて寝るように敷く
バスタオルは別料金
トイレは部屋を出て廊下にあるが、部屋ごとに専用で使う
2階に小さい冷蔵庫
1階に自炊場
部屋に急須類が無い代わりに自炊場に色んな飲み物が置いてある
2階の一角はフリースペース
館内のいたるところに漫画
漫画はとても鮮度が良かった。漫画がたくさん置いてある宿って古い漫画が多くて読む気にならない事が多いのだけど、叶屋旅館の漫画は現在進行形の漫画が多くて目移りした。1週間ほど籠って漫画喫茶のようにダラダラ過ごすには最高の環境だと思う
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