玄関の引き戸を開けると何故か三水館のロビーが頭に浮かぶ
始めは理由が分からなかったが、匂いが三水館と一緒なのだ
建具とかそういう匂いが似ているのかと思ったのだけど、どうやら使用している調味料や出汁の匂いが近いみたい。夕食の時間に近づくに連れ三水館が迫ってくるような錯覚を覚えた。
館内はとても静かなので「すみません」と帳場の奥の扉に向かって声をかけ待つ。女将さんが出てくれて記帳も無く部屋まで案内してくれた
客室はすべて2階
弐番
引き戸を開けると広い踏み込みがある
クローゼットに冷蔵庫
冷蔵庫は空で電源も入っていない。館内に自販機はないから飲物は事前に用意したほうが良いだろう。ちなみに近くの自販機は歩いて2分の「美ケ原温泉バス停」付近にある
手ぬぐい・バスタオル・浴衣
大きい浴衣も予備で置いてあった
「秋」シンプルで好きだ
10畳+広縁
広縁も3畳はあるだろうか
駐車場ビューで眺望は悪いが、日当たりの関係?で横並びに部屋を使っているようだった
洗面所と
トイレもある
布団はとてもフカフカしていた
客室禁煙
茶器類
もうちょっと塩を増やすか、もうちょっと砂糖を減らせ、という感想
広縁のテーブルには自由帳が
暇な時にパラパラとめくって読んだが、皆さん長文で書いている。悪口はなかった。とむこは他の人の感想の空白に名前だけ書いておきました
エアコンが高機能なのかパネルと羽が大きく動く
リモコンも鈍器として使えそうな迫力
部屋は(というか館内どこも)一切のほころびがない。新しい建物ではないのに完璧なメンテナンスをされている。壁の塗りもシミひとつないし障子もピンとしている。あら捜しをしてみたが見つからなかった
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