シルバーな2人に案内されながら建物に入ると、予想に反してきちんとした設備で驚いた。普通の旅館だった
ビッグネームの旅館は「まぁ大丈夫だろ」と下調べをしない傾向にあるので詳細を知らず、野暮ったい山小屋的な建物を想像していた。今はHPも小綺麗になってしまったが、昔見たHPは如何にもな古臭い感じが漂っていたのでそのままの印象だったからギャップが大きい
秘湯の会の予約サイトから予約したので、記帳は不要とのこと
まずは座ってそば茶を頂く
「荷物を持ちます。荷物を預かります」ってシルバーな人達が何度も言うけれど、僕らみたいな若造には自分で運ばせなさい。荷物なんて持たせたら、なんか老体に鞭を打っているようで嫌だ
フロントの案内係は高齢の男性陣が担当しているようで、その人達のゆったりさが心地よい。楽しんで仕事してるんだろうなという表情と気取らない言葉遣いや口調で気持ちが解れてしまう。
こんな手書きのイベント案内を首から下げて、ひとつひとつどんな内容か説明してくれる
長生きした人の手でしょ。この人の説明を聞いてるだけで、高峰温泉は良い旅館なんだというのが既に分かる。部屋に入らなくても風呂に入らなくても食事を食べなくても、最初っから分かるのはとても良い
今回泊まったのは1階最奥の「駒草」
この館内図を見る限り、23部屋の旅館なのかな?
一階といっても小さい階段を2回位上がる
ながーい廊下
どの部屋が一番良いんだろうね。宿泊2日前に予約したからフロントに近い部屋から埋めていくのかな?平日だけど客室は6割程埋まっていた。それでも「今日はお客さんが少ない」とのこと
この部屋は夜天風呂に一番近いのだ
引き戸なので踏み込みが狭くても苦にならない
左手にトイレ
人感センサーで蓋が開く高性能なもの
布団はチェックイン時に敷いてありました
2階のほうが眺望は良いだろう。でも曇りで2階も3階も一緒
3重窓で一番内側が樹脂サッシ。重装備
標高2000mなので昼間でも涼しい。埼玉で30℃、高峰温泉は20℃。
テーブルは端に追いやられている
こういうノートも見なくなったな
金庫は暗証番号式で使い勝手が良かった
鍵式だと出し入れが面倒な事もあるが、暗証番号なら煩わしくない。館内の飲み物を買うことが多かったので、特にそう思った。
本もいくつか
鍵が2個あるのは非常によろしい
イベントに参加しなくともウロウロする場所は多いので、別行動には必須
アメニティ
ひげ剃りやらはフロントに置いてあるので、必要なら取りに行く
スリッパのインナーもありました
浴衣はオリジナルか
そうそう、館内禁煙。これも良いこと
分かりにくい場所に「don’t disturb」札
布団が敷いてあるから翌朝まで従業員は出入りしないのかと思っていたが、夕食後「ランプ」が点灯していた。パンツを部屋に放り出して夕食へ行ったので恥ずかしかった。この札を出しておかないと朝食時に布団を撤収されます
無理にランプ推しをしなくても良いんじゃないかなぁ?電球だし
駒の湯みたいにオイルのランプでもあれば嬉しいけどね
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