去年と同じ11月中旬に訪問している。なので料理内容はあまり変わらない。季節ごとにスタンダードメニューがあり、プラスして旬の食材が入れ替わるスタイルの料理なのだろう。やはり季節をずらした方が良かったな、と食後にふと思った。
飛露喜が飾ってあるので「飛露喜が飲める♪」と楽しみにしていた。
が、「飛露喜で良いんですか?」と言われてしまう。う~む、普通飾ってるものがオススメでしょ。少しイジワル銘柄についてはあまり載せないほうが良いのかな、市場に出回らない希少な酒を紹介がてら安く提供していると仰っていた。なので、鶴亀荘に泊まれば美味しいお酒が飲めるとだけ言っておくに留める。
ただね、前回もだったんだけど鶴亀荘の食事ってお酒が進まない。食事が美味しすぎるからだろうか?1合半しか飲めなかった。
なので、次回からは食事前にお酒だけを楽しむ時間を作ろうと思いました
18時半を目安に準備できたら呼びます、ってことで40分に声がかかる
前回泊まった部屋での食事(画像は前回のもの)
箸の帯のらくがきは止めてしまったのかな?好きだったのに
手書きのメニューは変わらず
草木を箸置きにするのはオサレ旅館で時々目にするけど、生けてあるのは初めて
そういう拘りを見せつつも、烏龍茶のグラスは…
食前酒はかりん酒。まったり甘い
「これは市販品なんだけどね」去年は四角い如何にも豆腐な形をしていた。
栗・胡桃・銀杏が使われている
最初の料理がデザートみたいな構成だ一人分。凄いよね
赤カブ寿司
ビリビリするゆべし。金山町の郷土料理
きちんと菊の映像が頭に浮かんでくる味
紫蘇の実が添えられている
凍らせた蒟蒻は味がよく沁みる
とmこ「初めて食べた」
とむこ「以前作ってあげたことがある」
原木なめこでトゥルトゥル
この料理を30分かけて味わいたいが、叶わないのが悲しいところ。まだ、先付のくるみ豆腐にも手がついていない。種類の多い前菜って片っ端から食べてしまうものなのだろうか。ちびちび味わいたいがどうしても皿が次の料理の邪魔になる。
前回は女将さんが全て配膳していたが、今回ご主人も交代で配膳していた。女将さんに比べるとアッサリした説明になってしまうが、ご主人のなんとも言えない優しい雰囲気もとても良い。去年クドいくらい説明を受けているので足りない説明は僕からとmこさんにしてあげた。
鶴亀荘って果物をよく使う
芸術作品
敷紙のもみじとガラスのお皿を一緒に見ると、川面の鮎が見事に再現されている
ご主人「ヒレを取って食べて下さい。頭とエラが硬いから残して下さい」
とむこ「しっぽから食べな」
とmこ「なんで」
とむこ「卵がこぼれにくいんだって」
う~ん、でっぷり
エラも頭もパリパリで美味しかった。かぼすの出番がなかった。子持ち鮎は大きすぎるのと重すぎるのとで箸で持ち上げるのは大変だと思う。手づかみが一番食べやすい
松茸はスライスじゃなくて四つ割りで重厚感があった。具は海老・鶏肉etc
と、
お食事 むかごご飯
吸い物 舞茸
香の物 きゅうり・たまり漬け・カブ
着席してから食事が出てくるまで45分。去年はご飯まで1時間15分だったので今回は優雅さに欠けた。そしてここから箸が進まなくなり30分かけてこれを食す。配膳に合わせて食事をしたので詰め込みすぎたようだ。
料理は三水館に匹敵するのに、こういう提供のブレで楽しさが減ってしまうのが少し勿体無い。料理は美味しければ美味しいほど、ゆっくりゆったり味わいたい。
料理は三水館に匹敵するのに、こういう提供のブレで楽しさが減ってしまうのが少し勿体無い。料理は美味しければ美味しいほど、ゆっくりゆったり味わいたい。
業務連絡>ちょっと、断面の写真がなかったわよ
りんごの甘味と豚肉の脂の甘さが非常に合います。美味、としか表現できない。ほうれん草・ブロッコリー・柿が添えられている
3回位「おかわりどうですか?」と聞かれたが、1杯食べきるのもやっとだった。
お吸い物の豆腐も大きくてどっしりした味で美味いが苦しい!
2合目のお酒は半分以上残ってしまい、部屋に持ち帰る
布団は最高に寝心地が良い。館内禁煙だから、寝具の匂いも気にならない
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