一年待った待望のお風呂
旧源泉の直ぐ側で新しく掘削して湯倉温泉は復活した
旧源泉の直ぐ側で新しく掘削して湯倉温泉は復活した
風呂は玄関入ってすぐ左手
扉の奥に2階へ行く階段があるので、部屋と風呂の往復は楽
浴室関連だけは昭和の雰囲気がプンプンする
それが駄目ってわけじゃない。逆にこのまま変えないで欲しい。タイルが美しい
洗面所の紙コップ、すごく便利だった。湯船に持ち込んで加水用の水(これも湧水のはず)をガブガブ飲むのに使った
浴室扉のガラスの模様も実家にあった物と一緒だ。懐かしい
鉄鉄したお湯。玉梨温泉や大塩温泉と同じ。
完全放流式かけ流し
浴室内にもカメムシはいて、カメムシ臭が充満しているときもあった。でもほら、パクチー臭とかコリアンダー臭とか言い換えればエキゾチックでおしゃれに感じるでしょ
湯口から出てくるお湯は透明
空気に触れて茶色くなる
源泉は58.6℃
温度を測ってみたが、特に一定温度に保つ仕組みはないので都度加水して調節する。
炭酸ガスを豊富に含むので、非常に独特な浴感。スパ銭にある電気風呂に入ったようなビリビリした刺激を感じる。かじかんだ手がお湯に触れた瞬間、温かさよりも痛みを感じるあの感覚。
旧源泉 含石膏-食塩温泉
新源泉 ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉
どちらにしても、塩が含まれているから保温性もある。炭酸ガスで血管は拡張し、塩で保温され、心臓がバクバクする。泡付きはないのにとても強いお湯。加水して湯温を下げても、強さに変化がない。
源泉はやや出汁っぽい味にほんのり鉄が交じる。飲泉可ではないだろうけど、旨い
露天風呂はリフォーム中
5月くらいに作り直してるって情報を見たから、もう出来てるだろうって思っていたら出来てなかった。
湯船は完成してる
ご夫婦で運営されてるから、手作りだから、仕方ないのさ。
また宿題が残ってしまった
洗い場は湯船に近い場所に2ヶ所
男湯や共同風呂の窓はすりガラスじゃないから対岸の警備員の姿はある程度視認できる。もしかしたら運転中の人からこっちが見えてるんじゃないかと鶴亀荘の前を運転する時に確認してみたが、車の流れが早くて少なくとも運転手はよそ見をしながら浴室の窓を凝視することは出来なかった。建物を確認できる程度。
他の宿泊者は18時着なので、それまで男湯を二人で使って下さいと言われた。先程の窓ガラス問題があったのでとmこさんは利用しなかったが
共同浴場は、同じ源泉だから別にいっかなくても良いんだけど、野次馬根性で見学に行く
歩いて2分
絵が怖えぇ
こうなった
7時から利用開始、となっているが6時過ぎに覗いたら鍵は掛かっていない。7時に管理者が現れるかと思ったが誰も来なかったので勝手に入る。
共同浴場って朝イチから地元のジジイたちがたむろっているイメージがあったが、朝は人の出入りはあまりない。どちらかというと夕方16時から18時がピークのようだった。
非常に強い泡付き(見に行くだけのはずが入っている)
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夜間放置されていた湯船は38度弱まで冷めていたが、源泉を投入すると1分に1℃ずつ湯船の温度が上がっていく。湯口付近は危なくて近寄れない。だから、この泡付きを全身で味わうのは多分誰もできない。
女湯もやはり薄い緑色で鉄泉らしさは弱い
捨て湯がすごいことになっている。汲み上げてるなら勿体無い
捨て湯がすごいことになっている。汲み上げてるなら勿体無い
共同浴場から帰ると女将さんが「共同浴場に行かれました?」と声をかけてくれたので「お湯の色が違うんですね」と気軽に感想を言う。「どんな色?」「薄い緑色」というと、なぜか女将さんの顔が曇る。
「それが本来の湯倉温泉の色だ。なぜうちは茶色なんだ」とご主人を呼びつける(女将さんは結構気が強い人なんだろな、というのが垣間見える瞬間である)
ご主人に依ると考えられる理由は2つ
1炭酸ガスの抜き方が異なる。共同浴場は源泉枡に一度お湯を貯めて充分抜気を行っている。
2浴室のスケールが溶け出している(と業者が言っていた)
浴室のスケールが溶けてもあんなまっ茶色にはならないだろう。旧源泉はエアリフトの揚湯だったけど新源泉はポンプで直接汲み上げているので、揚湯後に空気を当てたほうが酸化鉄の生成が阻害される成分構成になってるのかもしれない。
わかんないけど、「浴感は一緒ですよ~」とか言ってお茶を濁したけど
コメント
やっぱり今年はカメムシ多いんですね。
私も山の中のお宿で遭遇しています。
白馬ではお部屋で何回も会いました(笑)
山の宿に行けば見ないことの事の方が少ないけど
今年はやけに多いなぁ、って感じます。
長静館、先を越されてしまった。長静館は火曜日の
競争率がすごく高くて火曜に宿泊する身には厳しいです
それにしても料理美味そうですね
この辺りの空気感凄くわかります。
あの女将さん、かなりの負けず嫌いですね。
前日、東山温泉向瀧に泊まってたことを告げたら、ことあるごとに「うちは向瀧とは違って・・・」とか言い出して、要らぬ地雷を踏んでしまったかなと思いましたが、
でも料理は鶴亀荘の方が魅力的だね(これは本心)とぼそっと言ったら、以降とても快適に過ごせました。
(総合的には東山の帝王向瀧の方が全然上)
そういった点も含め魅力的な宿だと思っているのでまた訪れたいです。
気の強い女将さん健在なようで安心しました。地雷も確かに埋まっていますよね。でもああやって自分の知識や囲まれているものに自信を持っているのは素敵だよなと思います。埼玉からアプローチしにくい場所ですが、奥会津に湧くお湯は一級品なのでいつか再訪したいです。向瀧はまだ訪れたことがありませんが、一度宿泊してみたいです