一息ついてから目的の風呂へ重い腰を上げる
この時点では運転の疲れと初施設での緊張で、後悔の気持ちを引きずっていた
3階の風呂まで階段を上がる
館内禁煙の旅館が増える中、くわえタバコの注意書きを見る事になるとは
しかも翌日、そのくわえタバコを目撃することになる
温泉成分を存分に含んだ湯気が充満する、浴室
造成泉を毛嫌いする人もいるだろうが、このお湯は極上である
温泉が蒸気となって吹き上がる時に、地下の色々な物たちを身に纏ってくるのか
単純な硫黄泉では表現できない複雑な匂いがした
夜遅くとあって湯船は貸切で、自分の為にこの湯船が用意されていたような気がして
ここで初めて心から「来てよかった」と思えた
疲れや安堵、心地良さがごちゃまぜになった溜め息が何度も口から漏れる
浴室内バスマットをとmこさんは気に入らない。私は苦情受付係ではないが
出てしまったツノを、折るか削るか何らかの対処をする義務があるのだろう
源泉が高温なので、木の栓から漏れるような形でお湯が投入されている
湯船が静かだと、この湯量でも表層の湯温が高くなり、湯もみしながらお湯を馴染ませないと
ただでさえ酸性度の高いお湯が、更に皮膚をチリチリさせるように感じる
泥の粒子は細かい
だけではなくて、肌に塗るとザラザラする
3分経ったら、シャワーで流す
女性はみんな湯どろで遊ぶから、流しきれない湯どろで床がジャリジャリして
バスマットが敷いてある、なんて想像をしたり伝えたり
露天風呂、脱衣所は男女別
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床はところどころ氷が張っていて危なっかしい
女性用更衣室もあるにはあるが、隙間が多く丸見えで
頑張って隅で脱ぐか水着着用で挑まないと大変厳しい境遇にある
必ず入らなくてはいけない、と言うほどの環境でもない。内湯だけでも事足りる
真ん中の仕切りは、うまく活用されているのだろうか?
ワニは既に巣に帰ったようだ
晴れている夜空に雪が舞う。寒い空気に少し熱いお湯が心地よい
コメント
残念ですが、許可なく撮影が禁止になりました。呆気なく許可が降りたので、大勢に影響はありませんが・・・
素泊まりだと、宿から鍵を借りて朝食の時間に追われずに共同浴場を楽しめるのでよさそうですね。
あと朝、白樺の常連の方とむじなで一緒になったのですが、その人達は直電で夕食のみで来てた様子でした。
私が湯船を撮影するために脱衣所に一時避難してくれたりいい人達でした。