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下諏訪温泉 旅館おくむら1-5@夕食

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食事は部屋食

配膳はいかにも地元なおばちゃんたちがせっせと運んでくれます

実は、食事前に館内をウロウロしたらそのおばちゃん(初対面)に
「ねぇ、飲み物なんにする?」と聞かれました

部屋のファイルケースには「菱友醸造」の日本酒ラインナップが入っていて
「館内の飲み物は別のリーフレットで」と但し書きしてあるのに、
肝心な「別の」リーフレットが存在しない、という

丁度よいタイミングだからと

「何(銘柄)あります?」
「お冷とお燗、あとはビール」
「じゃあ、お冷ね」
「こういう小さい瓶のやつだからね」

随分シンプルなこと(本来なら部屋にメニューがあるようです)

名物の「桜鍋」

IMG_3294 じゃらん予約時に「馬刺し等苦手な食材は変えるので書いて下さい」と親切な質問欄がありました
その為、とmこさんは馬刺し→ワカサギのフライに変更になっています

「半袖なの?寒くない?なんか息子みたいね、かわいい。ふふふ」とあやされながら配膳されます

「コンロはどっちに向ける?」と火力調整のツマミの向きを聞かれる

「・・・」

そうだよね、いつものやうに僕がやるんだよね

食前酒「かりん酒」菱友醸造 IMG_3302
お冷は「高天 生 本醸造マイルド」が出てきました
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桜鍋用、馬肉
IMG_3297 一人200gはあるんじゃなかろうか

長ネギ・水菜・シメジ・しらたき・豆腐・うどん
IMG_3296 レクチャーを受けます

鍋の周りがプツプツしだしたら、まずはしゃぶしゃぶのように食べる
「煮ても固くならないからね。赤いうちに食べちゃダメよ」
「最初は卵をつけないで食べてみてね」
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美味しいです、もちろん
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「あとはね、普通にお鍋で食べてちょうだい」
「火が強すぎると焦げるから注意してね」
IMG_3315 灰汁が全く出ません。良い鍋だ

「卵は一人2個あるからね」
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桜鍋は味噌ベースなんですが、とても甘いです。そういう郷土料理なんであろう
すき焼きの味噌バージョンだから当然甘いか

ボリュームが多いので、甘さが強調され後半はやや飽きる部分はあります
うどんは煮込んでしまうとお菓子のような甘さになります。是非体験してみて下さい
馬刺しに添えられた辛味噌にだいぶ助けられました

馬刺し
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サシも入っている上等なもの
IMG_3291 馬刺し、と言うか馬肉を食べたことがない人ってどれ位いるんだろう
埼玉ではスーパーで手に入る事はまず無い。でも、関東以外ではよく見かける

美味しいのに、旅行じゃないと食べられない不思議な食べもの

ワカサギは諏訪湖産 IMG_3305 ジコボウ用の醤油しか無いので、醤油で食べるんだろうか?一気出しなので不明です
キャベツも味がついてないのでフガフガ食べてました

ニジマスの塩焼 IMG_3299 心の何処かでニジマスはヤマメ・岩魚・鮎より下魚と思ってしまうんですが、ふわふわで美味しかった

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「ジコボウ」と書くとジブリの映画みたいですが「ハナイグチ」というキノコです
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野沢菜
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「そなたの米だ、どんどん食え」
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甘いたまねぎと栃尾揚げのような立派な油揚げの味噌汁
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ご飯は、必要ならば電話します
IMG_3324 本当はご飯の入る余地は無いんですが、興味本位で
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お腹いっぱいで、やっとりんごにたどり着きます
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布団を敷いてもらい
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寝るだけですが、鉄製の湯たんぽが入ってました BlogPaint
とっても嬉しいですが・・・
エアコンが完備で全く寒くない。窓も重厚な2重窓なので冷気が全く入り込まない
むしろ暑いくらいで湯たんぽを避けるように寝るのでした

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