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駒の湯温泉 駒の湯山荘7-2@夕食

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館内放送で夕食の準備ができたと案内があるが、いつもそれを待たずに食堂に向かう。ぬる湯に体力を奪われお腹がペコペコになっている。いくらでも入っていられるのがぬる湯の魅力だが、決して体の負担が少ないわけではない。夏のプールで遊びすぎた時のような気だるい脱力感に襲われる。そして糞暑い中プールサイドで食べるカップ麺(カレーヌードル)が至高なように、駒の湯のぬる湯に浸かった後も温かい食事が恋しい。

 
 
自分を含めて一人泊が3人、2人泊が1組。旅館の魅力と裏腹にいつも宿泊客は少ない

宿泊者からすれば空いている方が嬉しいが、少し心配になる

 
うむ、駒の湯だ

 
いつものように緑

 
写真を撮り忘れたけど食前酒はかりんとサルナシの果実酒

 
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まだ外は明るい

 
炭を起こす手間の関係で宿泊者が多いときは塩焼き、少ないときは唐揚げ 個人的にはここの岩魚の唐揚げが旅館で出てくる最高の川魚料理だと思う

サクリと噛むと小ぶりな岩魚が口の中でふわりと消えていく

 
とむこが大好きな煮しめ

定番だが実に旨い

 
和牛たたき

 
岩魚のなれ寿司

 
ごく少量しか仕込まないので駒の湯でこれが出てきたときは運が良い。今回は宿泊者がほぼ常連ということで供されたようだ

癖は一切無く、大人しめのチーズを食べているよう

 
天ぷらは記憶が薄れていて全てのタネを思い出せない。上溝桜という植物の未熟の実の塩漬けをアンニンゴ(杏仁子)と呼ぶそうだが、その天ぷらがとても爽やかで美味しかった。初めて食べる食材は驚きと歓びに満ちている

口頭で「あんにんご」って言われても聞き間違いかと思って何のことやら分からなかった。夕食後に質問して教えてもらった

八色しいたけだっけね

これがアンニンゴだったはず

 
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常連ばかりでもランプの取り扱いの説明は手を抜かない。ご主人少し太ったね

 
キクラゲ・オカヒジキ

わらび?

メモに「うどと山椒」「うどきんぴら」とあるが、もう覚えてないや

とmこさんの好きなプール上がりのカップ麺的なもの

豚汁

漬物を並べてみたり

天ぷらの藻塩で食べてみたり

 
4合瓶頼んだけど1合も飲まなかった。寝酒にするつもりだから構わん

 
食に真面目に向き合うと酒の入る余地は無いもんです

 
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すら~っと露天風呂へ

佐梨川が空気を冷やす。ぬる湯から湯気が出始める

 
ひぐらしの鳴く声に包まれて

暗くなったら土砂降りの雨

秘密の部屋で数時間過ごす

そしてしつこく風呂に入り浸る

 

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