部屋に荷物を置いたらすぐ風呂へ向かう。連泊の人がいなければ風呂は選び放題。河原露天(と勝手に呼んでいる)出入り口にスリッパが無かったので、まずは露天で遊ぶことにする
虻はまだいなかった。梅雨明け以降が彼らの出番
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浸かって10分もしないうちに太陽が顔を出して、湯船も体も日の光に包まれる。32℃のすこしひんやりした源泉が34℃のぬる湯に変わる。
日光でお湯が温められるんじゃなくて、日光が直接体温を上げる。32℃の源泉はスルスルと体をすり抜けて体温を奪っていくのに明らかに浴感が変わる。
気温は28℃くらい。だから余計に太陽の熱が有り難い。温度のことばかり書いているが、河原露天は天気・気温の条件が揃うと楽園のようになる。
湯沢で諦めたけど、運が良かった
祝杯を上げる
誰も来なかったから写真を撮って遊ぶ
加温槽のお湯が溜まっていなかったのでお湯を張り、源泉槽から移る。加温槽を43℃まで上げて叫びながらお湯に浸かる。ぬる湯に慣れた体が熱さで強張り、1分後にはお湯の熱さで体がとろけている。そしてあつ湯に体をほぐされていると耐えがたい眠気が襲ってくる。もしかしたら血圧が下がって意識障害が起きているだけなのかもしれないが、とてもとても気持ち良い。ぬる湯はそれ自体が素晴らしいが、こうした交互浴が本当の醍醐味だと思う。松の湯温泉・駒の湯温泉・微温湯温泉ではこの遊びが楽しめる
占拠するのは申し訳ないので、他の湯船へ。貸切の下が空いていた
二人で宿泊するときはいつも上の貸切を使う。他の宿泊者もそのようだ
湯尻に頭を乗せ、仰向きで体を落ち着かせる。目を閉じると水の流れがいくつか重なり合って複雑な音になる。色んな大きさ色んな音程の水音を脳は分離分類しようとしてでもその処理が間に合わずハングアップする。意識はあるのに麻痺してしまうような不思議な感覚に覆われる。機会のある人は是非同じ体験をして欲しい。下の貸切の湯尻は本当に奇跡のように水の音に包まれる
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混浴内湯は髪の毛を洗う場所
少しぼ~っとするので部屋に戻ってくるみを食べる。一休み
覗くだけ。水面が揺れて心地よくないから
宿泊者の私物と思われるが、ちょっとデリカシーないよね
上の貸切が空いた
13時から5時間。夕食の時間なので上がる
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