※とmこさんは出産ぎりぎりまで温泉旅館に泊まろうと思っていたのでしょうが、この旅行後の定期検診でそのまま緊急入院となりました。退院できても出産まで温泉旅館に泊まることは叶わないでしょう。ということでとむこととmこの二人旅は期せずしてこれが最後となりました
群馬県が嫌いだ。群馬県生まれだから。出身地を嫌う人はどれ位いるのだろうか?多くの人は地元を離れても帰省するのを楽しみにしたりふと懐かしんだりするのだろう。でも僕はそういう気持ちになれない。歳を取るごとに却って苦手になっていく
県外の大学に進学することになりそれ以来地元に戻っていない。人生の半分以上を群馬県以外で過ごしている。その当時は群馬県を離れたくて大学を選んだわけではないのだが(群馬には碌な大学がない)好きでもない地元を離れるには良いタイミングだった
小さい頃からずっと寂しさを感じながら暮らしていたような気がする。他の土地で暮らしたことがないのに「群馬県はなんて寂しい場所なんだろう」と不思議に思った記憶も有る。大人になって故郷よりもっと寂れた土地を訪れても子供の時に感じた心に隙間風が吹くような寂しさに襲われることはない。群馬に足を踏み入れると必ず底冷えした冷たい空気が心に侵入する。
比喩ではなく冷たい風はいつも吹いていたような気がする。実際には冬の間だけ、山から吹き付けるからっ風の印象が強く残っているだけなのだが、自転車が進まなくなるほど強くて冷たい風が数ヶ月吹き続ける土地で暮らしていると心の芯も物理的に凍ってしまうような気がした。
人口密度が低く冷たい風が吹く土地、それが群馬県だ。
そんな理由から群馬の温泉旅館を全然訪れていない。宿泊先を選ぶ時群馬もチラッと調べるが心躍る宿のストックもなくそもそも興味が薄いので直ぐに他県に目がいってしまう。でも今回の林屋旅館は宿泊した人の写真を見て、すぐに行ってみたくなってしまった
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11時に昼食を取ることにし、早めに自宅を出る。14時からチェックインできるから時間を持て余すことはないだろう
開店直後を狙うが既に数組先客がいらした



それにしても昼メシに集うババアたちは何故あんな大声で喋るのだろう?コロナもマスクもあったもんじゃない

最初にサラダが運ばれてくるが「オリジナルソースで~す」とソースを一緒に置いていく




ステーキ丼



道路のクネクネに合わせて色んな山が正面に来る



喫茶店でお茶でもしてからチェックインすれば良いかと13時前に水上へ
下調べでいくつか喫茶店的なものを見つけたが、食事メインの店が多いのでここにしてみた





車に戻ってgooglemapとにらめっこ。でもなぁ、水上ってリア充系の店ばかりでうぜえんだよなぁと思いながらクリクリしているとすぐそばにレストランが
とむこ「レストラン諏訪峡だって」
とmこ「ドライブイン?大丈夫?」
とむこ「コーヒーくらいあるだろ?」
googlemapの写真に飲み物メニューが載っていたからギャンブルで店に行く。タバコ臭かったら嫌だなぁ
店の外観が古い





「ミルクココアです」



時間が少し余ったので地元スーパーを覗く



コメント
敷かれた玉葱に愛を感じない。
ホントですね^^;
メニューの写真ともさほど相違はないですね。
温泉紀行、やっぱり良いですねぇ
続きもお待ちしています。
話は変わりますが、社員教育のストレスで1ヶ月ほど口角炎が続きました。僕はストレスを感じると何かしら皮膚に病気が出ます。
最近はポンコツに慣れてしまい口角炎も消えました。satomiさんのストレス軽減に少しでも役立てられるよう頑張ってブログを書きます
私は今でも上州に還りたいと思っています。