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湯岐温泉 和泉屋旅館2-4@跋 仲野りんご園

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往路は祝日だったので寄り道はせず、復路に色々寄る場所を決めていた

野菜買って、リンゴ買って、湯葉買って、鮎買って、時間が余れば餃子食べて

最初は道の駅はなわ

野菜や惣菜の種類も豊富で楽しいが、ばんばん売れていくので午前中が良いでしょう

きのこも大きくて安い。オリジナルなシールでアピールも頑張ってるなぁと思う

きのこをみていたとmこさんが地元のおじちゃんに話しかけられていたけど「一切聞き取れなかった」との事。話しかけるのが好きなおじちゃんみたいで他の人に話しかけているのを盗み聞きしたらとむこも一切聞き取れなかったw

地元スーパーは大したものが売ってなかった

次はリンゴ



りんご園は奥久慈という地域にいくつか有ったがgoogleの口コミが良かったので行ってみることにした。ちなみに果物狩りの経験もないし興味もない。そんな事しなくてもリンゴが売ってるだろうと思っていた。

 
県道から細い道に入る。林檎畑の中を運転するので気分が上がる。


今思えばこの時が一番楽しい時間であった。

 
人だかりの場所に行くがリンゴは並んでいない。ババアたちがワーワー言っているのを遠巻きに眺める。10:53

伝票を記入している2人組、まわりでグダグダ喋っているババア4人組。対応しているのもババア一人でりんご狩りの雰囲気も販売の気配も無い。

ウロウロしているジジイに話しかけると「リンゴ食ってろ」と身振りしつつ消えてしまう

正直、コロナ禍で色んな人が触る物は食べたくないんだけど…

食べなきゃいけない雰囲気なので食べる

 受付にいるババアに促され椅子に座ると、蒟蒻が出てくる

もてなしてくれるのは嬉しいんだけども、目的のリンゴを買ってさっさと帰りたい

「何も分からず来てみたんですが」不穏に笑うババア

このりんご園ではスタッフが同行してりんごの種類・食べごろのリンゴのレクチャーを受けつつリンゴを狩るらしい。即売用のリンゴは置いてない。樹上熟成というのが売りらしい

「今日は平日だからお手伝いさん(スタッフ)はお休みしてもらったのよ(昨日は3人いた)」

とのことで、ジジイ一人がりんご狩り係。ババア4人組と一緒に林檎畑に消える

 
受付ババアに色々と話を聞く。

りんごは狩らずにスタッフにやってもらっても良い。入園料は一人350円だが、2,000円以上購入すれば入園料は免除される。今の季節は「はるか」と「高徳」が取れる。はるかは日持ちするが高徳はボケやすい。近隣の農園情報、などなど

猫をなでたりして待つ。11:02

さて、ここからずっとず~っと待たされる

先のババア達は4人夫々が自分勝手に行動している。ずっとりんご狩りして帰ってこないババアがいれば、大学生の息子に送るリンゴについてあーでもないこーでもないと聞き続けるババアもいる(というか一人暮らしの大学生がダンボールに詰めのリンゴを消費しきれるのだろうか?)し、ウロウロしながら仕切りのビニールカーテンをくぐる度に怒られたり会話の度にビニールカーテンをめくったりするババアもいる。やっと全員帰ってきたと思ったら、食用菊の注文を始めるババアもいる。

その間、客は続々と来る

地元民は顔パスで他の客より先に相手をしてもらおうとするし(凄く態度が横柄)、僕らのように初めて来て困惑している客もいる。受付ババアは4人組ババアの相手で手一杯なので案内や誘導を行わない

待ちくたびれたし、やることもないので困惑している品川ナンバーの2人組を椅子に座らせ試食の林檎の説明をしようとする。初めて同士の彼らに状況を教えてあげたかった。

「リンゴの試食ありますよ」りんごの入ったタッパーを差し出したら地元民が割り込んでりんごを奪っていく。割り込むような空間的余裕は無かったのにむんずとリンゴを掴んでいく姿に僕ら4人がドン引きして目を見合わせる

気を取り直して先程教えてもらった情報を一通り教え、僕らがとても待っている事も伝える。悩んでいるようだったので諦めた方が良いことを勧めると彼らは去っていた。僕らは既に1時間無駄にしているので意地で待つ。客のイライラが目立ちはじめると受付のババアは慌てる

携帯で応援を呼ぶ「すぐ来てくれる?」

まだババア4人組の会計は終わらない。あーでもないこーでもないをずっと続けて周りに迷惑をかけていることすら気付かない

応援のおじさんが現れ僕らを案内してくれる。12:05

1時間10分、りんごを買うために待った

おじさんの後について歩く

「はるか17個と高徳17個お願いします」「う~ん、あるかなぁ…」

 
こんな器具でリンゴをもぐが、おじさんにお任せした。

おじさんがリンゴを探している間、記念撮影。手が届くところはこんな器具要らないけど

取ってもらったリンゴを厳しく検品する

受付のババアにもヘルプのおじさんにも「湯岐温泉の帰りなんですよ」と話をすると、とても微妙な反応をする。「よくあんな場所が分かりましたね」的な返事をされるが「あんな」には「あんな大した事もない温泉」という意味が多分に含まれていた。

 
おじさんが悩みつつも収穫完了

高徳17個取り終わった後に「もう一個いっちゃいましょうか?」と急にノリが良くなって勝手に一個追加したあげくその林檎はほおずりだった。でもおじさんは笑顔だったので許す

りんごを取り終えて受付に戻ると大量に待っていた人たちは一人もおらず、みな自由にりんご狩りをしていた。唖然とした

 
あぁやっと帰れる、と思ったら受付ババアが「待って。ちょっと待ってて」うへぇ

その場に生えているラディッシュ・春菊・青梗菜等をお土産でくれた

冷凍のりんごジャムもくれた

12:43開放される。合計1時間50分。10分で林檎の購入が終わると思っていたのに…

野菜のお土産を頂いてこういう事を言うのも失礼だが、もう2度と来ることはない。もう2度とりんご狩りとリンゴ農園と名のつくものには関わりたくない。彼らの時間と僕らの時間の流れは違う

膀胱がパンパンだよ…頑張って道の駅にたどり着く

猪肉が売ってました

湯葉の店は諦めて川魚の店へ

モクズガニが目的だったが元気すぎて殺めるのが可哀想になる

でも茹で上がったカニを買って帰った

身が少ないんじゃないかと思ったがスナック感覚で殻ごと食べられた。カニ味噌は甘くて旨い

鮎の塩焼きも  祝日だと焼きたてが食べられるのかしらん

 
おしまい

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