野菜買って、リンゴ買って、湯葉買って、鮎買って、時間が余れば餃子食べて
最初は道の駅はなわ







りんご園は奥久慈という地域にいくつか有ったがgoogleの口コミが良かったので行ってみることにした。ちなみに果物狩りの経験もないし興味もない。そんな事しなくてもリンゴが売ってるだろうと思っていた。
県道から細い道に入る。林檎畑の中を運転するので気分が上がる。
今思えばこの時が一番楽しい時間であった。
人だかりの場所に行くがリンゴは並んでいない。ババアたちがワーワー言っているのを遠巻きに眺める。10:53

ウロウロしているジジイに話しかけると「リンゴ食ってろ」と身振りしつつ消えてしまう
正直、コロナ禍で色んな人が触る物は食べたくないんだけど…



「何も分からず来てみたんですが」不穏に笑うババア

「今日は平日だからお手伝いさん(スタッフ)はお休みしてもらったのよ(昨日は3人いた)」
とのことで、ジジイ一人がりんご狩り係。ババア4人組と一緒に林檎畑に消える
受付ババアに色々と話を聞く。
りんごは狩らずにスタッフにやってもらっても良い。入園料は一人350円だが、2,000円以上購入すれば入園料は免除される。今の季節は「はるか」と「高徳」が取れる。はるかは日持ちするが高徳はボケやすい。近隣の農園情報、などなど



先のババア達は4人夫々が自分勝手に行動している。ずっとりんご狩りして帰ってこないババアがいれば、大学生の息子に送るリンゴについてあーでもないこーでもないと聞き続けるババアもいる(というか一人暮らしの大学生がダンボールに詰めのリンゴを消費しきれるのだろうか?)し、ウロウロしながら仕切りのビニールカーテンをくぐる度に怒られたり会話の度にビニールカーテンをめくったりするババアもいる。やっと全員帰ってきたと思ったら、食用菊の注文を始めるババアもいる。
その間、客は続々と来る
地元民は顔パスで他の客より先に相手をしてもらおうとするし(凄く態度が横柄)、僕らのように初めて来て困惑している客もいる。受付ババアは4人組ババアの相手で手一杯なので案内や誘導を行わない
待ちくたびれたし、やることもないので困惑している品川ナンバーの2人組を椅子に座らせ試食の林檎の説明をしようとする。初めて同士の彼らに状況を教えてあげたかった。
「リンゴの試食ありますよ」りんごの入ったタッパーを差し出したら地元民が割り込んでりんごを奪っていく。割り込むような空間的余裕は無かったのにむんずとリンゴを掴んでいく姿に僕ら4人がドン引きして目を見合わせる
気を取り直して先程教えてもらった情報を一通り教え、僕らがとても待っている事も伝える。悩んでいるようだったので諦めた方が良いことを勧めると彼らは去っていた。僕らは既に1時間無駄にしているので意地で待つ。客のイライラが目立ちはじめると受付のババアは慌てる
携帯で応援を呼ぶ「すぐ来てくれる?」
まだババア4人組の会計は終わらない。あーでもないこーでもないをずっと続けて周りに迷惑をかけていることすら気付かない
応援のおじさんが現れ僕らを案内してくれる。12:05
1時間10分、りんごを買うために待った
おじさんの後について歩く

こんな器具でリンゴをもぐが、おじさんにお任せした。



おじさんが悩みつつも収穫完了


あぁやっと帰れる、と思ったら受付ババアが「待って。ちょっと待ってて」うへぇ
その場に生えているラディッシュ・春菊・青梗菜等をお土産でくれた


野菜のお土産を頂いてこういう事を言うのも失礼だが、もう2度と来ることはない。もう2度とりんご狩りとリンゴ農園と名のつくものには関わりたくない。彼らの時間と僕らの時間の流れは違う
膀胱がパンパンだよ…頑張って道の駅にたどり着く







鮎の塩焼きも

おしまい
コメント