山梨県
埼玉から近いのに足が向かない山梨。理由は2つ
ひとつめ
圏央道・中央道が嫌い
圏央道
トラックの低速追い抜きごっこで2車線が潰れる。普通車は追い越し車線をずっと走らざるを得ない。2車線の国道よりも車の密度が高いクソみたいな有料道路
中央道
道がくねくねしてるのにレース場みたいな雰囲気が嫌だ。多摩・品川・川崎・横浜ナンバーのオラオラ運転の車が嫌いなの。逆おのぼりさんとでも言えばよいのかな。「高速道路でみんなを威圧してる俺かっこいい!!」的な時代錯誤な車が多い。
ふたつめ
旅館の口コミを見ていると躊躇する
僕はぬる湯が好きなので本来なら山梨の温泉と相性が良いはずなのに、旅館の下調べをしていると「う~ん…まぁまたの機会に」という結論が出てしまう事が多い。それは有名な温泉地・有名な旅館ほど顕著な気がする。
良い口コミに混じって
「建物が古い」
「掃除が行き届いていない」
「汚い・黴臭い」
「愛想がない・接客が悪い」
等の言葉が散らばっている。たまたまそういう口コミを見る程度ならノイズとして片付けてしまうのだけど、他県に比べると同じようなネガティブな口コミ率が高い。だから「良い泉質にあぐらをかいて昔から進歩する気がない温泉県」という印象が拭えない。
増富温泉は不老閣に昔から行ってみたかった。けれど、ガチ湯治の客が多いらしいので尻込みしていた。僕は有り難いことに湯治で治さねばいけない病気はない(頭が病気だがこれは温泉では治らないし仮に治るとしても頭を温泉に漬けていたら治療以前に死んでしまう)。だから面白半分で不老閣に泊まるのは宜しくないような気がして今まで泊まっていない。もちろん先述の理由で行く気持ちにもなれない。
最近、見落としていたかのように増富佼成寮を見つける。へんてこな名前、ぬる湯、素泊まり。お湯は良いらしいが、湯温が38℃。酷暑が続いているから20℃台の本物の増富温泉に入りたいなぁと思いながらも珠には素泊まりも良いかと電話で予約を入れる(10分前まで米沢のすみれにしようか迷っていた。暑いからお湯は捨てて飯重視の宿も悪くないと思って)
電話には商売気の無さそうなジジイが出る。旅館というより田舎の公民館で地元住民が電話番をしているような感じ。愛想が悪いのかなと相手を推し量りながら名前なんかを伝えていると「運が良いねぇ、その日は予約が少ないから」とぽろっと世間話な会話をしたりもする。ちょっと電話では判断つきかねた
名前は「山梨妙松苑 増富佼成寮」と「やまなし妙松苑 増富こうせい寮」がネット上で混在している。「立正佼成会」という宗教団体の所有施設だけど、ぼやかす?目的で「こうせい寮」と改名したのかしら。
圏央道に乗って10分もしないうちに事故渋滞。ほらもう嫌い!

googlemapが「18分短縮できるルートが有る」というので一旦下道に降りる

狭山市は狭山茶が有名


青梅ICから再度圏央道に乗るが、事故現場は青梅ICよりも先。トラックが乗用車にオカマを掘っていました。
中央道
「談合坂SAって有名なんだっけ」と寄ってみる



多少高低差があったりクネクネしてるけど80㎞/h制限もおかしいよね



とむこ「まだ完全には取れないね」
白濁硫黄系の温泉は服や体に臭いが付くと選択しても簡単に落ちない。それは前から知っていたけど、万座や那須よりもしぶとく臭いが残っている。ニオイが残った服があると、その部屋もなんとなく焦げ臭い男臭い臭いで充満する。昔は「濃い温泉に行ってきた」という満足する匂いだったけど、今となっては白濁系硫黄泉は後片付けが面倒で選択肢から外れ気味。逆に単純泉の方が気楽で好き

肉と魚と惣菜のお店わたなべ

自炊設備がないから買わなかったけど、高級和牛のブロックが陳列されている



ちょっと嫌な雲が出てきたなぁ

直ぐ側のパン屋「べいくはうすフェアリー 長坂インター店」


品揃えは少なめかなと思ったが、パン自体は美味しそう

「ショッピングセンター きららシティ」内の「オギノ 長坂店」


「地酒の八峰」というお店で日本酒も手に入れた

この3店舗で食品は揃うでしょう

佼成寮の駐車場に入るのはちょっと難易度が高い


奥の駐車場で一回車をUターンさせる


到着

旅館らしき風情はゼロ。まさしく寮だ

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