部屋の説明はいやに詳しかったのに、館内の説明は全く無かったので手探りで風呂を探る

男女入れ替え制だが、宿泊中は一つの湯船しか入れない

当日の男湯から
鍵付きのロッカーだけど、鍵が壊れてる?動かないものが数か所

写っていないけど壁掛け扇風機があって風呂上がりは助かる


ちょっと真面目に成分分析表を貼ろうか

掘削自噴。穴を掘ったら自然と湧き出した

ラドン(Rn)がラジウム泉として重要な表記
ナトリウムイオンと塩素イオンが多い。塩泉

二酸化炭素も多い





2人でゆっくり、3人だとやや窮屈
内湯は湯気でもあっとしている
湯船に浸かると「このお湯は今までで一番良いお湯かもしれない」と思った。すぐに分かる位良いお湯なのだ。僕は今まで温泉の効能というのを信じたことはない。草津温泉の酸性湯は水虫に効くとかそういう西洋医学的な部分は信じているけど、お湯に浸かるだけでいろんな病気が治るなんて少し無理があるだろう。温泉に放射能が含まれているからと言って医療機関で受ける放射線療法に比べればあまりにも稚拙な効果しかないのだろうと思っていた。だから「良いお湯」という表現は「よく効く」という意味ではない。鉄鉄したにごり湯で、泡付きがあって、粉みたいな湯な花が舞っていて、金木臭がある。色んな要素があって楽しいのだ。湯口からは不定期に「ボコボコ」と大きな気泡がはじける音がしてそれを眺めていても楽しい。
増富温泉は古くからある温泉地で有名なのは冷泉だと思う。だから佼成寮のお湯は増富温泉の定義から外れているというか偽物と言ったら失礼だけど、草津温泉で万代鉱源泉に浸かるようなものという印象を持っていた。だって掘削してるしさ。「まぁ増富温泉的な雰囲気を味わえれば良いや」と言うのが旅館を予約したときの正直な気持ち。期待せずに来てみたと言ってもよいだろう。
でもな、ここのお湯は本当に気持ち良くて頭でっかちな知識や偏見はぶっとんでしまった。「古来からある」とか「本物の」とかどうでも良くなってしまった。増富温泉内での相対評価は佼成寮では必要ない。僕的絶対評価で最高点
湯使いも良い。49℃のお湯を加水せずに38℃まで下げている。これって結構変態だよね。マニアックだと思う。普通の旅館だと40℃とか41℃とか42℃でしょ。ゆっくりと体が温まる38℃にしているのは本当によくお湯のことを考えているなぁと感心する。たぶん35℃位まで下げると今度はみんな長湯で湯船が混んでしまうと思うんだ。でも38℃なら20分、頑張っても30分で「一旦上がろう」となるはず。強塩泉だから強いしね。僕が行った8月より10月・11月・4月・5月あたりがもっと気持ちよく湯汲みができるだろう
4組の宿泊者がいて、みんな温泉マニアで何度も顔を合わせた。夜中3時半なら誰もいないだろうと思ったが、誰か入っていた。僕は湯船で会話をしたことが殆どないのだが(平日の空いている旅館に宿泊するから会話する人がいないのだ)佼成寮ではよく話しかけられ、よく話した。浴槽の環境にも依るのだろうが浴室での会話はとても聞きづらい。温泉が注がれる音で声が掻き消され、浴室内で声が反響して発音が鈍る。
増富温泉、ということもあってか温泉の効能についても話題に登る。抽象的なことではなく具体的な効果を実体験に基づいて教えてくれる。
もちろん増冨温泉の老舗のあれやこれやも話題に出た。実際に泊まった感想を聞く限り佼成寮を選んだのは間違いないようだった。
当日の女湯




6人はいけるかな







油が浮いているのが分かりますか?

析出物も多いです

タイルはバッチリ綺麗

歴史ある有名な温泉でぬめりを感じたり毛の塊を掴んでしまうより、毎日換水してきれいに保たれている湯船の方が健康には良いだろう

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