食事は部屋食
配膳はいかにも地元なおばちゃんたちがせっせと運んでくれます
実は、食事前に館内をウロウロしたらそのおばちゃん(初対面)に
「ねぇ、飲み物なんにする?」と聞かれました
部屋のファイルケースには「菱友醸造」の日本酒ラインナップが入っていて
「館内の飲み物は別のリーフレットで」と但し書きしてあるのに、
肝心な「別の」リーフレットが存在しない、という
丁度よいタイミングだからと
「何(銘柄)あります?」
「お冷とお燗、あとはビール」
「じゃあ、お冷ね」
「こういう小さい瓶のやつだからね」
随分シンプルなこと(本来なら部屋にメニューがあるようです)
名物の「桜鍋」
じゃらん予約時に「馬刺し等苦手な食材は変えるので書いて下さい」と親切な質問欄がありました
その為、とmこさんは馬刺し→ワカサギのフライに変更になっています
「半袖なの?寒くない?なんか息子みたいね、かわいい。ふふふ」とあやされながら配膳されます
「コンロはどっちに向ける?」と火力調整のツマミの向きを聞かれる
「・・・」
そうだよね、いつものやうに僕がやるんだよね
食前酒「かりん酒」菱友醸造
お冷は「高天 生 本醸造マイルド」が出てきました
桜鍋用、馬肉
一人200gはあるんじゃなかろうか
長ネギ・水菜・シメジ・しらたき・豆腐・うどん
レクチャーを受けます
鍋の周りがプツプツしだしたら、まずはしゃぶしゃぶのように食べる
「煮ても固くならないからね。赤いうちに食べちゃダメよ」
「最初は卵をつけないで食べてみてね」
美味しいです、もちろん
「あとはね、普通にお鍋で食べてちょうだい」
「火が強すぎると焦げるから注意してね」
灰汁が全く出ません。良い鍋だ
「卵は一人2個あるからね」
桜鍋は味噌ベースなんですが、とても甘いです。そういう郷土料理なんであろう
すき焼きの味噌バージョンだから当然甘いか
ボリュームが多いので、甘さが強調され後半はやや飽きる部分はあります
うどんは煮込んでしまうとお菓子のような甘さになります。是非体験してみて下さい
馬刺しに添えられた辛味噌にだいぶ助けられました
馬刺し
サシも入っている上等なもの
馬刺し、と言うか馬肉を食べたことがない人ってどれ位いるんだろう
埼玉ではスーパーで手に入る事はまず無い。でも、関東以外ではよく見かける
美味しいのに、旅行じゃないと食べられない不思議な食べもの
ワカサギは諏訪湖産
ジコボウ用の醤油しか無いので、醤油で食べるんだろうか?一気出しなので不明です
キャベツも味がついてないのでフガフガ食べてました
ニジマスの塩焼
心の何処かでニジマスはヤマメ・岩魚・鮎より下魚と思ってしまうんですが、ふわふわで美味しかった
「ジコボウ」と書くとジブリの映画みたいですが「ハナイグチ」というキノコです
野沢菜
「そなたの米だ、どんどん食え」
甘いたまねぎと栃尾揚げのような立派な油揚げの味噌汁
ご飯は、必要ならば電話します
本当はご飯の入る余地は無いんですが、興味本位で
お腹いっぱいで、やっとりんごにたどり着きます
布団を敷いてもらい
寝るだけですが、鉄製の湯たんぽが入ってました
とっても嬉しいですが・・・
エアコンが完備で全く寒くない。窓も重厚な2重窓なので冷気が全く入り込まない
むしろ暑いくらいで湯たんぽを避けるように寝るのでした
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