部屋へ戻ろうとすると、帳場向かいのロビーが賑やか
ご主人が「野草茶をどうぞ」と話しかけてきます
その時は少し混んでいたので遠慮して、30分ほどしてから人気のないロビーへと
帳場に居たご主人が我々を見つけ、お茶を供してくれます。
囲炉裏に火が入っています
色は真っ黒に近い。癖もなく、優しい風味
談話で盛り上がった、と言うのはどなたかのブログで知っていました
想像上では、旅館の成り立ちや温泉の話をしっとりとした空間で聞けるんだろうと
「レイヤーって知ってます?コスプレの」
???コスプレ???レイヤー???
純度100%の素朴顔で何を言い出す?夕食に初めてお会いしたばかりですよね?
一眼レフを持っていた我々に反応したのでしょう。ご主人がカメラにお熱を上げた当時、
被写体を求めてコミケに行き、仲良くなったコスプレイヤーを駒の湯に誘って
撮影会を2回もすっぽかされた。そんな話を聞かされてしまいます。
ぬる湯とかランプの宿とか非日常を求めて秘湯に来たんです
でもね、一番強烈なのはご主人
帰ってきて、駒の湯山荘思い出すとおっさんの顔が最初に出てきちゃう
そんなのってないよな
一時間以上、いろんなネタを聞かせてもらって、ずっと笑って過ごしました。
生命力にあふれた人と過ごすのって飽きないです。
アフターディナーショー、皆さんも是非どうぞ。
ちなみに、断筆中ではありますが本も出版されてます
恥ずかしがって教えてくれませんでしたが、ご主人の人となりがよく分かる真面目な本でした
帳場に置いてある、真珠
温泉でアコヤ貝を育て、真珠を作る計画の夢の跡。頂いちゃいました
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