電気のランプが唯一の近代設備
電化製品から漏れる機械の音や、各種LEDライトの目障りな光もない
佐梨川から聞こえるやや騒々しい音がするだけ
自然光が窓から差し込み、寂しげな美しい空間を演出する
予備知識無く見て、平成の写真と信じてもらえるだろうか?
既に失われた世界に生身の体を潜り込ませることができる
小さいテーブルがひとつ
特に何をするでもなく、二人で並んで座る
まだこの世界の空気に馴染めないまま静かに窓から外を眺める
6月でも石油ストーブが出ている。そして、夜にお世話になった
布団は縦横ともにコンパクト
敷ふとんは2枚重ねなので寝心地は悪くないが、良くもない
窓際のランプは本物。夕食の間に宿の人が点けてくれます
火の調整方法も夕食時に説明あり
部屋中央のランプは電気。無断階調節可能
アメニティ
茶器類
テーブルに置いてあったくるみ
砂糖がまぶされていて甘い
夜になると・・
川を眺めるか
お風呂に入るか
おしゃべりか
佐梨川の川音・隣室からのイビキ・動物の声・虫の音
音だけは賑やか
首都圏からアクセスが容易な場所に
時代に取り残された、貴重な空間がまだ残っています
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