緑が生い茂っている時は建物が見えない。冬は枯れ木のような佇まいになる
ロビーの窓も開くんだね
貴重な晴れを使って館内の湿気を追い出しているのかな?晴れても湿度は高い フロントに電話の女性。名前を告げるとご主人がひょいっと顔を出して「娘です、今後宜しくお願いします」とお披露目会。普段はチワワの散歩してたりしてチェックアウトの時しか顔を出さないのに娘さんのためにウロウロせずにいるのかしら
今回の「細尾」で三水館の客室コンプリートです
階段から一番遠い部屋。フロントの真上に位置している 和室は基本的な雰囲気は一緒 窓の眺めが違う程度。細尾からは駐車場が見えなくて眺望は良い。手前の緑で禿山も隠れている (コロナウイルス対策のため)お茶出しは無し。タルトもこんな感じで冷蔵庫に入っている 水回りも一緒
(急須の形に心惹かれる)
アルコール消毒液の匂いが凄く…独特な…ハーブ系でした
風呂は4人まで、とのことだが三水館の風呂は常に空いているからあまり意味無し スタンプラリーの汗を流したい
バスタオルと手ぬぐいを取って湯小屋へ
内湯の窓ガラスが開けられていて、とても良い開放感
内湯はタパタパとしかお湯が出ていないが、湯船に綺麗な波紋を作っている
露天はお湯が熱かった
もう一つの湯小屋(男女入れ替えだから表現がむずい)
日本の夏!って状況で長く風呂に浸かっても楽しくないので汗を流してさっぱりしたらあがる
ロビーはエアコンが稼働していないから冷えた部屋に戻って冷えたビール!
テレビを付けたら開会式をやっていたよ
一息ついてロビーへ 青い器が増えましたね。何料理に合わせるのが良いのか… いつもは人で溢れるロビーも殆どひと気なし
やはり皆さんコロナウイルスで気をつけているみたいで、基本的に部屋に籠もって過ごす人が多かった。旅館内でもずっとマスクを付けている宿泊者もいて、正直凄いな~と感じる。僕らはチェックイン時は「ちゃんと気をつけています!」というアピールを兼ねてマスクを付けるが、以降は外して過ごす。部屋にも籠もらなかった。感染源になる可能性を限りなくゼロにしながら生活しているので旅館ではいつも通り過ごしたい(と言いつつ、利用しているネットスーパーの従業員がコロナウイルスに感染していた。「うわぁ」と思ったが、受け取った食料品は満遍なくアルコール消毒をしているので怖くない)
三水館はロビーで過ごしてなんぼだからなぁ みなさんちゃんと感染対策でロビーで過ごさなかったんだと思う。僕らはダメな客だ
窓が開いているとテラスのような雰囲気になる
とむこ「ジメジメしてあっちいなぁ」
とmこ「風が気持ち良いのに」
とむこは機械から吐き出される人工的な冷気が大好き
みーちゃんはメダカに悪さをしないのかしら? 水飲み場みたいよ
で、あれだ。みーちゃんだが性格が変わってしまった
以前から懐っこくはあったが、謙虚さが無くなり「にゃーにゃー」と何やら要求しながら近寄ってくる。微温湯温泉のごまさくを思い出す
膝に乗るのが当たり前 構ってもらって当然、て顔
もみもみするけど爪が鋭くて痛ってーんだよ
爪切ってやろうかと思ったけど許してやるよ。みーちゃんは鼠の捕獲業務を三水館と業務
契約していて、爪は仕事道具なのだ。みーちゃんと同じ大きさの鼠を仕留めるらしい
18時から夕食。一番大きい個室はまだお預け
窓が開いていて換気扇が稼働しています。エアコンが付いていないのでややじっとりした空間で食事。ヒグラシの鳴き声がBGM
最初はこんな感じ
飲み物メニューはとうとう三水館らしくなったのね。娘さんのおかげかしら
最初に烏龍茶
滝沢 1合
小布施ワイン 白
輸送用保護ラベルが巻かれたまま提供されて悪口を言っていたのだが、もう言えないな
前菜から
赤紫蘇の風味が良かった豆腐 スイスチャードのお浸し 前から思っていたけど、三水館はお品書きが必要と思うのよね。伝統野菜しか使わないような雰囲気なのに、あまり流通していない地場野菜をしれっと取り入れるから予備知識が無いと耳で聞いても分からないと思うのよ。僕はこういう所結構真面目だから宿泊前に農産物を見て回って「あぁ売ってた。あの野菜がこんな料理になるのね」と勉強しながら食べるのだけど、知らなければ紫汁に浸かった紫野菜じゃん?「へぇ」とか「そうなんだ」とか考えながら味わうのが旅館の食事の楽しみと僕は思っているのだけど、特殊なのかしら?
巻かれている葉っぱは分からずじまい
焦げてる場所が凄く苦かった。焦げた苦さとはまた別の苦味を感じる
きゅうりは新鮮なまま味噌をつけて
春菊のお浸し
卵焼きはいんげんが巻かれている
大葉の包み揚げ
信州サーモン?
前菜を食べていると「三水館に来たなぁ」感が増す
とうもろこしのポタージュ
濾さないのか、大胆ね。僕はとうもろこしをスリ流しにするのが好きなんだけど濾さないほうが良いかもな
もろこし団子
とmこさんが「梅酒飲もうかな?」というので追加注文
「えっ!?まだ飲むの?」って顔しながら注文受けるの止~め~て!
三水館の自家製梅酒はとてもスッキリしている。梅の爽やかさが全面に出てベタッとした甘さが無い。作り方を聞いたらかなり氷砂糖が少ない。そんなに減らして良いんだってのと、後から足しても良いんだっていうのが勉強になりました
信州サーモンの(弱い)スモーク 三水館からのメッセージが読み取れますか?
一番上に穴だらけの葉っぱを持ってくるわけですよ
無農薬・自家栽培ってメッセージなんだろうけど、凄まじい虫食いだ
野菜の揚げ浸し
前衛的に取り分ける
箸なんか使わずに手づかみで野菜をおっ立てる
ごぼうの切り方ってこんな大胆でも良いのか、と開眼
野菜サラダ
野菜料理の次が野菜料理です。もう最高じゃないですか!
ビーツもヘルシーテラスに売ってたな
とmこ「ドレッシングも自家製かな?」
とむこ「当たり前でしょ。ピエトロドレッシングとかかかってたら嫌じゃん」
とmこ「…」
鮎の塩焼き
もう少し頭が焦げていれば完璧、と思ったりする
トマトとズッキーニのグラタン
「できたてを食べなくちゃ!」と配膳されて直ぐに取り分けたのだけど、5分位放置してからの方が良かったかもしれないな、と思いました。アツアツだと野菜とチーズが分離してしまって別々に味わう感じになってしまった。ピザから具だけズルリと落ちてしまった感がありました
濃い料理のあとのさっぱり酢の物
新玉ねぎと茗荷が爽やか(何故夏に新玉ねぎなのだろう?)
ご飯と味噌汁が出てきますが、お腹いっぱいなのでおにぎりにしてもらう。これは宿泊前から決めていた。
味噌汁だけ啜る
茄子と紫蘇の味噌汁
お茶で一服して
デザート
今まではロビーに移動していたが、個室の人はそのまま個室提供、オープンスペースの人はロビー移動になってました。密対策ですね
立派なプリン。米を食さずに良かった
桃のシャーベットは爽やか
部屋に戻るとおにぎりが置かれていた
枝豆と新生姜。枝豆の香りがたまらん
暖かいのを食べたほうが香りが強くて美味しいのだろうが、動けなくなるから早朝食へ。野菜を沢山使った料理でステーキなんかは絶対出てこない三水館ですが、やっぱりお腹ははち切れんばかり。
布団が敷かれている
僕らは旅館滞在中、鍵を使うことが殆どない(特に一本しか鍵がない旅館では)ので三水館でも鍵を部屋に置きっぱなしにしていたのだが、布団敷の時に鍵を掛けられてしまい(当たり前だ)部屋に入れませんでした
一息ついてから、ロビーに戻って
みーちゃんの相手をしてやる
とmこさんは夜の湯汲み
こんな本を読んだみたいです
コメント
やっぱり三水館のお料理おいしそうです。サラダが食べたいな。
プリンもおいしそう。
土日休みの私は気軽に行けないですが、いつかは再訪したいです。
今回の夏野菜で三水館の料理は春夏秋冬コンプリートしました。何時行っても野菜を大切にしている旅館の料理は良いものです。