チェックアウト時にご夫婦と歓談するのがこの旅館の儀式みたいなもので、その時々によって話題は変わるが猫と犬と器の話をすることが多い。美味しい料理を美味しいですねといっても発展性がないから、食事の内容の話をすることはまず無い。三水館の器はご主人が骨董市で仕入れた品、ではなく作家さんから仕入れているので、器の個性は作家ごとにきちんと分かり「この器が綺麗でした」と言えば「これは誰々さんの」と会話が繋がる。今は阿部さんの器がメインに使われているのかな?僕が好きな器はもう器作りを辞めてしまった偏屈な人のもので、今はあまり使われることはないようだが、当時その人が作った器が出てくると釘付けになることが多かった。なのでその器をべた褒めしていたらご主人が器を譲ってくれたのだが、その時の奥様から発せられた不穏な空気が忘れられない。「あ~これ後で大変だろうなぁ」と思ったが、物欲に抗えずわからないふりをして頂いてしまった。もう2年前の出来事で時効だろうと、懺悔も含め記しておく。
この大胆な荒ぶる高台と
対照的な柔くて歪んだ形が美しい。
宝物です
宿泊前、254号線から鹿教湯温泉に入る交差点でアップルパイの看板をみつける。
風景に溶け込めない派手な色彩の看板。新しいお店でもできたのだろうかとチェックアウト後に偵察へ出かける。googlemap上ではまだ、小さい民家の場所。
こんな感じのオサレな建物。駐車場はないんじゃなかろうか?
おばちゃん3人組が店舗前で車を止めたりウダウダしていたので、写真を撮るため急いでお店に入る
店員さんが後ろ向きをいいことに一眼レフでバシャバシャと音をさせる
一番ウリのアップルパイはケースの上にありました
袋が半分取れて、手で持って食べることができる。パイがサクサクでした
温泉街にある「斉藤ホテル」が経営してるみたい。
お土産の選択肢が増えて良いんじゃないですかね
カフェコーナーもある。連泊の暇つぶし場所が増えた
ル・シカ焼きという鯛焼き屋もできていた
翁まんじゅうも高級店みたいな店構えに
翁まんじゅうの向かい。「酒 栄屋」
オシャレなお店で利酒師でもいそうな雰囲気だが、旧来の個人酒屋な空気。カウンターでお爺さんがくだをまいている
ラベル買いをしたお酒は木曽郡木祖村の湯川酒造「九郎右衛門」旨いお酒でした。
若いお姉さんが会計してくれたが、レジに置いたスマホから着信音が鳴り続ける。
「びぃよよよぉぉーん びぃよよよぉぉーん」と独特な着信音に「煩いわね」的なツッコミを入れながら音を消していましたが、着信音が鳴り続けることよりもなぜその着信音を選んだのかが気になって仕方がない
鹿教湯温泉、少しずつ活気が出てる?綺麗になるのは良いことだね
翁まんじゅうは定休日なので、塩川菓子舗の「かけ湯まんじゅう」を購入
餡が出てしまっている饅頭を2個頂いた
おしりからプチュっと漏れてるけど味は変わらない
農産物直売所「あさつゆ」
松本一本ねぎを見つけて喜ぶ。
でも、持ち上げた瞬間「あっ…」って思った。この軽さは水分をあまり含んでいない。
「ネギにストレスがかかって甘味が増し、ねぎ自体も白い部分が曲がって育ち、柔らかくなります。」いや、みんなピンピン真っ直ぐですけど。でも柔らかくて美味しい
ツルヤ丸子店
ここのツルヤは大きい割に面白みがない。鯉が売っていなかった
花岡の小さい店舗がツルヤに併設されている
やっぱ本店のほうが品揃えが良いや
ツルヤよりも小ぶりなデリシアなら鯉があるかも
結局、スーパーで鯉を仕入れることは叶わなかった。と、いうことで…
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