夜中から朝まで温泉に入り浸る
夜中の露天は相変わらず怖い。手白澤温泉ヒュッテという人工物は暗闇に覆われ、ほぼ手付かずの自然の中に身を置いているような錯覚を覚える。暗闇に慣れてくると闇夜に星が浮かんでくる。等級の低い星もチラチラと光るのでいつも見ている星空より騒々しい、というかうるさく感じる。天の川はこの時期は見えない
夜中・夜明け・朝焼けの風呂を貸切状態で堪能できるのも手白沢の素晴らしいところ
根名草山は朝日に照らさているが谷間の手白澤に日は当たらない。その姿は神々しい
絶壁にしか見えない。こんなところに登る人の気持がわからないよ
3月なのに、氷点下6度の世界でみんな凍る
浴槽の縁に置いた手ぬぐいもコチコチに凍っていて露天から内湯にダッシュする。そして足の小指をどこかにぶつけた
朝ごはん。7時30分から
お茶で一服する
朝食時に用意されているお茶は食前と食後のどちらで使うのか分からないのだが、席についてお茶で胃を温めている間に料理が並んでいくのを眺めている時間がとても幸せだったりする。
開けるのが怖いお櫃
いつもの最凶盛りだった
おひつの旅館は一人2杯で完食する事が多いんだけど、手白澤はそうはいかない
この大盛二杯か、普通3杯か選ぶと宜し。「おひつのご飯が少ないと冷めるから」という分かるような分からないような理由でこの量なんだそうです。連泊するから初日は有難く?完食しました。
味噌汁が来て
完成
あっさりめなおかずでご飯を消費しますよ
甘露煮は極旨
砂糖でギュウギュウになっていない優しい味。濃い甘露煮って味付けを食べてるみたいで魚の味が消えてしまうけど手白沢の甘露煮は魚の味がする柔らかい味付け。もちろん頭から尻尾まで全部食べられます
とろろはサブ的な存在ながら、醤油を多めに垂らしてご飯を消費できる一品
温泉卵も卵かけご飯にして一杯
あとはサラダや
漬物で完食
とむこ「これは残しても迷惑にならないから食べなくていいや」
とmこ「もらっていい?」「濃くてうめえぇぇ~!!(ご飯完食なのに)」
このあと帰る準備しなくてよいの
ふくらはぎの悲鳴を無視して布団にごろ~んできるの
もうね、サイコーよ。もうね、サイコーなの
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