18時に部屋にノックがあって会場まで案内してもらう
当日は我々を含め2組、なので大広間を一組ずつ使う
ぽつーん、と置いてある落ち着かないもんだ

下調べでは「ボリュームは大したことない」と予想した
完食は余裕だろう。一気出しだろうしなお膳出しは初めての経験
いつものいや~んな瓶ウーロン茶

飲み物を聞かれるが、メニューなし。「日本酒の冷やを下さい」

すぐそばの玉村酒造「縁喜」上撰本醸造 生酒 300ml 800円
今日はきのこ尽くし。美味しい旅館の正体はいかに
真ん中のひらひらした茸が天然のハナビラタケ。別名「幻のきのこ」
めったに見つからないそうで我々はラッキー。松茸より貴重品

免疫力アップ!!
椎茸は宿にて原木から育てたもの
下に沈んでいるのはすいとん。火は通っている
固形燃料だから一気に火を通す
とろとろ汁の出来上がり
出汁がうまい。キノコからも旨味が出ている。
すいとんはどしっとしていて、腹に貯まる
鹿肉のカレー煮

じゃらんで「山菜・天然イワナ・ジビエ料理 温泉満喫プラン」なので鹿肉が出てくる
熊肉が出てくる時があるようだが、これは次回の宿題
カレー味でクセはまったくない。硬いんだけど、その噛みごたえが良い
馬刺し

柔らかい。とmこさんは食べられない(訳では無いがいらない)から2人分食べられてにっこりよ
赤身・メバチマグロ・鮭(もしくは信州サーモン)

馬刺しがあるのに海魚の刺身もある
小さい桶寿司
イクラ・ニジマスの卵・海老・ホタテ・ネギトロ釣りをするのでニジ系は黄色いのは知っている。が、食べるのは久しぶり
イクラに比べて皮が硬いから口の中で逃げる!逃げる!
煮物

良いですねぇ。見た目も味も
なめこおろし、下に鮭白子

どの料理も日本酒を激消費する
野沢菜

鮭のホイル焼き
多彩
ここまでが初期配膳席についたときに
「後から幾つかお持ちします」
え??そうなの?
蕎麦の揚げたものにキノコの餡が掛かっている

一通り写真を撮り終わっ
た頃に持ってきてくれた
宿の人からすれば「まだ食べてないのか」だよね
受け取ったら「置かないで、そのままお食べ下さい」と言われた
了解です
すべてを放ったらかして食べ始めると蕎麦のパリパリがとても香ばしくて美味しい
一番風味がわかるのが、蕎麦の素揚げだと思う
食べ終わる頃には餡の水分でシナシナ感もあり変化が楽しい。おかわりしたくなる
次回は10分位放置してふやけちゃったそばを食べてみよう。絶対うまいはず
(どん兵衛は20分放置派)
ナメコの酒蒸し。これも後から
日本酒を吸って酒臭くないんだろうかと思いましたが、そんなこともなく柔らかい味と食感料理は女将さんとご主人が持ってきてくれるがご主人も凄く優しい
りんごのフライ
りんごに豚肉が巻いてある。リンゴは半生?でシャリシャリしている
りんごを食材として使う時は完全に火を通して甘さを強調することが多いように思うけどシャリシャリしたフライは初めて味わう美味しさ
お膳出しなのに料理が乗りきらず畳に器が溢れる
蕎麦・すいとん・寿司の炭水化物、その他沢山の料理で既に満足・満腹
ですが、ご飯はこれから
クリタケご飯
美味そうだけど、お櫃にたっぷりのご飯に圧倒される「お、おぅ」と驚く我々に
「食べきれない方用にラップもご用意できますよ」と声をかけてもらったので
すぐに「おねがいします」
よくよく解ってらっしゃる。我々には最高のもてなしです
満腹でもうこんな状態よ

一応盛ってはんぶんこする

セルフでおにぎり作り

大きいものが3つ。夜食にできるからお残しの罪悪感から解放される(夜食でも食べきれなかった)
味噌汁は大根菜が入っていてサッパリ
文句なしに美味しいフカフカの布団
食後は家族風呂のぬる湯でまったり広縁で涼んでいると、大湯からいろいろな音が漏れてくる
かけ湯の音、湯桶を置く音、話し声
会話までは分からないがとても楽しそうに歓談している
いかにも気の置けない人たちの寛いだ雰囲気が伝わってくる
あぁ、地域に根付いている温泉の風情はなんて心地よく心に響くのか
22時には明かりも消え静寂に包まれるが、捨て湯の音が波を打つように
大きくなったり小さくなったりして我々を楽しませる
道路は行き止まりだから通過する車の音は少ない

渋温泉・湯田中温泉から少しだけ離れただけで全く違う表情の温泉地
インバウンドの人たちには見つかってほしくない



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