以前は子供の宿泊を1日1組に限定していたようだけど、今回は僕らの他にも小学生くらいの宿泊者を見かけた。お盆期間中の措置なのか、キャンセルに滑り込んだ我々への救済なのか、限定を止めたのかは分からない。少なくとも子連れが自分たちだけよりはかなり気楽であった(というのも1泊目の子連れ家族は放置系で煩かったので、自分の子供の騒音なんてないようなものだった。自身に子供が生まれれば他人の子供の騒音にも寛容になれるかもと思っていたが、全然そんなことはなくてやはり煩く感じた。子供から目を離しても安全=他人が不快にならないように過ごせる、ではない事を親は意識して過ごすべきだと思う。と書いても、放置系の親は理解できないのだろう)
食事の場所も先月と一緒
広さは一番ではないけれど、とても過ごしやすい部屋だ
三水館は子供用の椅子が無いみたいなので、今回は持ち込もうと思っていた。以前野沢屋に持って行ったIKEAの椅子が分解出来て持ち運びが楽だし、子供を拘束するにも役立つ。が、しかし出発時の駐車場で荷物を積んだりクーラーボックスの電源を入れたりしているうちに椅子を車に積み込むのを忘れてしまったのだ。三水館の駐車場で気付き、とmこ姉ちゃんに回収してもらう
(とmこ姉ちゃんから送られてきた悲しい画像)
足だけはちゃんと積んでありました
この日は夕食前に寝て、夕食時から活動開始
いつも馬鹿の一つ覚えで小布施の白を頼んでいたが、前回帰ってからメニューの写真を見返していたらラインナップが増えていたのではすみふぁーむの白をお願いする
生真面目で野武士のような小布施より少しフレッシュな甘さが感じられ、この華やかさもありかなぁと思う。でも小布施が4,000円ではすみふぁーむが5,000円なので、1,000円差を考えると次回は小布施ワインに戻ってしまうような気がするけど
前菜はこんな感じ
子供用
三水館の子供メニューがどんなものか分からなかったので、出だしはまぁこんなもんかって思った。冷凍のエビフライなんかは出てこないっぽいねー
まずは葉っぱで遊ぶ
大人用前菜をアップで
ちいさいお寿司は子供に殆ど食べられてしまった。混ぜ込まれている具は結構大人アイテムだと思うんだけど、やっぱり子供なりに旅館で気分が上がると食べてしまうんだろうか?
唐揚げはまだ硬くて食べてくれなかった。フライドポテトは喜んで食べる。アンパンマンが大好きな割にアンパンマンポテトは嫌がるんだよな。不思議
前菜こそ大人に合わせてセットしてくれたけど、僕の予想ではもう一回子供用プレートとご飯とスープが出てきて子供の食事はお終いかなと思っていた。幼児の食事料金は4,000円なので単純に割れば1食2,000円。そんなもんだろう
という予想が外れた瞬間です
こうして大人と同じメニューを出してくれるとは思っていなかったので、とても嬉しかった。1歳3か月児には勿論麵が長すぎて食べづらいし、子供は酸味が苦手なのでトマトは嫌がるだろうし、食事としては不合格なんだけどおもてなしとしては120点なんだよね。
お食い初めも子供が食べられない鯛や煮物や赤飯なんかを用意しますが、今回の食事はそれに近い感覚というかおもてなしされたと思いました。三水館に慣れ過ぎてしまって、その良さが当たり前になってしまっている我々ですが、やっぱり良い宿なんだと再認識しました
旅館で子供用の食事を頼む時期は3歳くらいが多いようで、ファミレスなんかのキッズプレートが食べられるかどうかが目安になるようです。ぶっちゃけ、それまでは大人の食事を取り分ければ済んでしまうし、旅館によっては無料で子供用にご飯を最初に用意してくれるので、足りなくなることは無いだろうと思います。県民割の値引きに惹かれて子供の食事を用意してもらいましたが、こういうもてなしを受けられるなら今後も食事付にしようと思いました。でも他の旅館でこれを期待するのは酷だろうなぁ。今回は親目線で子供を大人と同じく扱ってもらえた嬉しさを感じただけでしたが、もう少し子供が大きくなれば子供も自分用の食事が用意され出てくる喜びを得られると思うんです。もしかしたらハンバーグとかエビフライの方が喜ぶのかもしれないですが、それはそれとして
信州サーモンの上に茗荷と山椒
たれが甘いのか山椒で甘く感じたのか分かりませんが、ピリつく感じは無くて美味しかった
刺身は三歳からですよ
とmこさんは刺身が食べられないから一人で13切れ食べました。かなりおなかに貯まります
茄子の卵とじ。コーンスープの代わりになるのかな
ふわふわの卵ととろとろの茄子が極上の出汁で味わえます
個人的にはコーンスープよりこっちの方が嬉しかったりして(というのもとうもろこしのすり流しはとても簡単に再現できるので)
信州サーモンの焼物
野菜たっぷりで良いです
サラダ
前回昆布入りのパンを出してもらったから、くすんだポテトサラダも昆布入りって分かっちゃうんだな
夏は基本的にトマトとズッキーニのグラタンが出てきますが、我々は豚しゃぶで
豚肉の薄いピンクが素晴らしい
酢の物は流石に子供用は無かった
味噌汁を頂いて
とうもろこしご飯
前回と同じようにデザートは部屋にお願いする
お腹いっぱい
とmこさんは夜のお風呂へ
とむこは一息ついて、夕食時に残した貴重なはすみふぁーむのワインをしょんべんみたいなだなと思いながら飲む
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