「塩の湯温泉蓮月」に宿泊する前月に行ってきました
交通事故に遭い、右足首が猛烈に腫れて10か所以上内出血の痣ができた。体全体が炎症で発熱して、その熱を薬以外で下げたかった。踝だけなら保冷剤を当てれば良いが全身となると水風呂が必要になる。何とかして全身を冷やしたかった。僕は湯治自体は信じていないのだけど、水風呂代わりにぬる湯で過ごせばなんぼかマシになるような気がした
問題は右足が痛いので運転が出来ないのと子供の相手も出来ない事。家族で行ってもおんぶにだっこになってしまうが、駒の湯に浸かれば少しは療養が出来るような気がしてラインを送る

そんなわけでとmこさんが運転

子供にフライドポテトを食わせる為に食堂へ


6月だったので稲はそれほど育っていませんでしたが、風がとても気持ち良い日でした



モンスターバーガーだっけ。2,000円?


ハンバーガーに2,000円と考えるとお高いですが、ボリュームは値段相応なので悪くないです。

とmこさん用に注文したのですが、見た目ほどクドくなくて食後も胃もたれしないと言ってしました


3種類の自家製マスタードが使い放題

ちゃんとしたマスタードはからし菜の種の塊というのを実感できます
プレーンマスタードを買って帰りましたが、辛みが強くて市販品のように使うとバランスが崩れて使いずらかった。が、アメリカの厚切りステーキに塗って食べるととても美味しい。辛みに負けない強い素材と組み合わせると旨味が前面に出て来ます


とうとう駒の湯に一緒に来たぜ

2歳なのに布団ダイブ。楽しみを分かってらっしゃる

上の貸切が使用中だったので、下の貸切へ



40分位で飽きてしまう。加温槽に入れたのも良くなかった。一度加温槽の温かさを味わってしまうとぬるゆは水みたいに冷たい。

電気も電波もない世界の娯楽

とむこは一人で露天へ

土台の下が空洞になりつつあってやべーみたいです。コストを掛けずに直そうと計画していましたが、クラファンでもすれば一瞬でお金集まるのではないか。僕はこの湯舟の為に10万まで出せる
部屋にいる時に宿泊客の悲鳴みたいのが聞こえて何だろうと思っていたら…
交尾に夢中で人間には意識が向いていないので、そのまま湯船に浸かる
蛇なんて人を見てもすぐに襲ってくるわけではないので脅威は無いんだよね。まぁ毒を持ってたりすれば警戒するけど、映っている蛇は多分アオダイショウで毒は無い。毒を持っている蛇は色も毒々しい。重要なのは風呂に蛇が侵入しているのではなく、蛇がいる自然領域に人が侵入している事。もし蛇が苦手ならご主人に言えば駆除してくれます

露天の階段の上り下りで踝の痛みは酷くなる。
合流して駐車場近くの風呂を見学

令和なのに昭和。まるで合成写真のよう

少し昼寝をしようね

こんな感じで、とむこは風呂へとmこさんは子供に付いて時間は流れます。子供がいない時はチェックインから夕食まで二人で湯船に浸かりっきりでした
夕食

何やら集中できる遊びを見つけたようです

子供にも色々用意してくださりました


駒の湯では久しぶりに食べる塩焼き


目新しいものは、河豚の卵巣糠漬け

熟れ寿司も駒の湯では滅多に出ないと案内されつつも3年連続食べています。感謝















部屋に持って帰ってつまみとして食べる事に



とむこはご主人といつもの歓談で2時間半

朝5時から温泉へ。雨








棒タラの煮物が抜群に旨い








駒の湯の食事はいつ食べても体に染み渡ります。温泉旅館が生き残るために高級化して単価を上げる手法が多いですが、その代わり素朴さはどんどん失われていきます。もちろん消費者が高級化を望んでいるからなのですが、高価な食材の豪華な食事よりも駒の湯の食事の方が上質だったりします。
ヤングドーナツを食べる

朝食後の朝風呂



体を洗うために内湯へ

「うおぬま倉友農園 おにぎり屋」に寄ったら新しい建物になってた

帰ってきましたが、腫れは却って酷くなっているような。やはり安静にして足を使わないのが一番の治療だったようです

おしまい
今年はずっと暑くて駒の湯の当たり年でしたね。僕も毎週のように宿泊したかったのですが、子供には32℃のぬる湯がすこし冷たいみたいで他の宿へ行くことになりました。来年も酷暑だったら一人で連泊をしたいです
コメント