4時半に目が覚める。実際には上手く眠れないまま意識が戻っただけでとてもダルい。本当はもう一度深い眠りにつきたいが、外は明るくなり始めている。温泉旅館で心身の回復なんざ夢物語だ滞在中は命を削ってでもお湯に浸かってやろうと寝るのを諦める。
胡桃を鷲掴みで口に放り込み、笹団子を手に風呂へ向かう。河原露天が空いていたので、まず服を脱いでから裸で笹団子を頬張る。甘くて旨い
気温は16℃くらいか、浴槽から湯気が上がり普通の温泉のように見える。そしてちゃんと温かい
血糖値の上昇と眠気が重なりぼーっとするが、眠るまでの上昇気流ではない。寝てしまえたら気持ち良いだろうなぁと思いながら周りの緑が明るくなるのを見つめる。2時間半後、7時に風呂から上がりとmこを起こしに部屋へ戻る。そして二人で貸切風呂に入る
8時から
涼しい空気だが、加温槽でじっくり温まってきたので体は火照っている
後から出される料理はない
客観的に画像を眺めてみたら、えらくシンプルな内容なんだなと思った。卵料理もないしベーコンもないし。でも駒の湯での朝食は質素だと感じたことは一度もない。物足りないと思ったこともない。
朱塗りの器に盛られた上質なおかずたち、美しい内容の朝食だと思う
お茶は大きなヤカンに入っていて、注いでくれる
いつもはぶどうジュースだが、現在手に入らないとのことでオレンジジュース
「鮭とか鯖の希望があれば、電話予約のときにリクエストください」
嬉しい提案であるが、僕らはそういうリクエストはしない。どちらかと言えば甘露煮の方が貴重だし(特にカジカはね)普段と違うものが出てくる時はサプライズ的に出てきてほしいから。マタタビの塩漬けは塩辛くて旨い
優しい味付けの野菜たち
御飯のおかずはこの漬物がメインになるのかな?
5回も宿泊していて何をオカズにご飯を食べたっていう記憶が無いんだよね。恐らく米だけで十分うまいからオカズがなくて米が食えねえってなってないんだと思う。
納豆は大粒過ぎて納豆ご飯にしても米が負ける。
だから納豆というより大豆として食べる
駒の湯山荘に泊まるようになってから普段の納豆も大粒を選ぶようになった
豆乳湯豆腐
シンプルではあるが、これは結構胃で膨らむ
固形燃料が消える頃、湯葉ができる。豆腐は温まりとても柔らかい
残った豆乳を取皿のポン酢に入れると凝固しておぼろ豆腐の様になる。それがまた美味しい
なめこ汁
味噌汁も美味しくてお代わりしたくなるのだけど、いつもお腹いっぱいになってしまう
ご飯は一人1杯半。お代わり可
周りでお代わりしている人を見て、時分もお代わりしよと意気込むも湯豆腐を食べ終わる頃には「もう充分」となる
駒の湯では大きい椀が米、小さい椀が汁物と配膳されているがどうしても馴染めなく、逆に盛り付けている
米と汁がこうして並ぶと、とても華やかになる
沢山水分を摂ってお腹がチャポチャポする。食後は当然、すぐ風呂へ向かう。河原露天には人が居たので貸切風呂で9時50分まで。10分で片付けてチェックアウトした
今回は合計12時間浸かった。一回の滞在で16時間浸かった記録が最大のようだが、13時チェックイン10時アウトなら難しくないような気がする。湯船が部屋であり布団だと思えば、食事以外風呂に浸かれば19.5時間の記録を出せる
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