17時半開始で17時35分に食事処に着くが部屋番号を伝えてから待たされる。僕らが着いた時点で2組、後から3組着いて密が形成される。食事開始直後の宿泊者が続々と来るタイミングでスムーズに席まで案内できないのはどうなのかなぁ?他の旅館なら部屋番号を伝えたら、対応してくれたスタッフがそのまま席に案内してくれるケースが多かったけど
席に案内されて、僕の機嫌は更に悪くなった。音量に注意してください
本当に煩いし不快だし泣かせている親にも殺意が湧く。蓮月では子連れ家族を一ヵ所に纏めて配置しています
大型旅館に宿泊する人の民度ってこの程度が普通なのだろうか?いつも小さい旅館で静かに過ごしていると差があり過ぎて愕然とする。まるで動物園の猿小屋に放り込まれてしまったような錯覚を覚えた。動画の中でも発言していますが、僕らの周りに子供が4
どんなに頑張っても子供が泣き止まない事はあるから親を責めるのは間違っている的な論調を目にするけど、子供を持つ親として言えるのはそれは「ただの甘え」です。飛行機とか電車とかの閉鎖空間なら仕方ないのかもしれないが、いくらでも移動できる空間ならまずは他の人の迷惑にならない場所に移動して泣き止んでから戻るべきです。いつまでも泣き止まなかったら?同伴している父親なり祖父母なりが交代して食事をすれば良いんです。普段の生活だって子供を放置して大人だけで食事なんて出来ないのだから旅館だって同じです。でも宿泊当日はそういうまともな頭を持った宿泊者は居ないようでした。ちなみに僕らは生後6か月から子供を連れて旅館に宿泊していますが、1歳になるまでは子供の制御は簡単でした。自我がはっきりしてくるまでは飲んで寝て排泄しての繰り返しなので僕らの食事前にミルクを飲ませたり、食事時間に眠くなるように過ごしていればあんなギャーギャー泣くことなんてないんです。でも酷い泣き声を聴きながらとmこさんは「うちの子はあんな泣き方した事ないね」って言っていました。だから個体差はあるのでしょうが、他人からすれば迷惑でしかないです。そもそも、子連れ家族を一ヵ所に纏めて配置しているからこんな事になるのです。子供が泣けば、つられて他の子供も泣きます。要は泣きやすい環境をわざと作っているんです。それに、離れ宿泊者からすれば何の優遇も無く子連れというカテゴライズで煩い環境に放り込まれてたまったものじゃない。この席の通路を挟んで個室が2か所あったが、本館宿泊の老人グループが占拠していた。
共立グループでよく見る2部制ですが、子連れ家族は(恐らく)17時半を選ぶはずなので、こういう惨状に遭いたくなければ後半の20時開始を選ぶ方が良いでしょう。そもそも泊まらなければ良いのでは…という気もしますが
料理の内容は本館と離れは違います。離れは「特別会席専用」なんだって。だったら席も特別にしてくれよ
とまあ最悪の環境で始まった夕食ですが、輪をかけて酷かったのが配膳スタッフです。最初に名札を指差しながら「私が担当します(何度も出てくるので取り合えず「小嶋」と仮名を付けます)」的な挨拶をして高級旅館の猿真似をしているんですが、挨拶された時に注文した飲み物が届いたのが15分後で、しかも別のスタッフでした。最初に飲み物を注文したら食事の前に飲みたいのに、前菜を食べ終わって刺身が届いた後ですよ
600円のウーロン茶
富士山の山小屋のペットボトルウーロン茶が450円なのに、それ以上に高い
なんだかとても割高に感じました。日本酒に関していえば市価の4~5倍です。大那の純米吟醸は1合頼むと酒屋で4合瓶が買えてお釣りまでもらえちゃいます。凄いよね。ある程度の収入はありますが、こういう法外な値付けのものにお金を使う気になりません。
じゃあ煩くて料理の説明も聞こえない中、食事を開始します
子供用の食器
今まで宿泊してきた旅館では、最初にご飯と味噌汁とふりかけがもらえました。蓮月ではそういうサービスはありません。勿論他の旅館はサービスしてくれただけなので、蓮月の対応には不満はありません。僕らがそういうサービスをどこでも受けてきて当たり前に思ってしまっていたので、とても反省しました。特に一品ずつ出てくる夕食では子供への取り分けが絶望的なので今後は予め子供用のパンでも持ち込もうと思います。この日はとmこさんが部屋に戻ってドーナツを持ってきてくれたので凌げました。
前菜は特に心に残るものはありませんでした。強いて言えば、この吸いとろろ(ドライトマト ジュンサイ)が、鼻水みたいなうっすい粘り汁を飲み込んだ後にずっと無味のドライトマトが口に居続けて相性が最悪でした。仕方なくグニグニ噛んでいるとやっとドライトマトの甘みが口に広がります。
この吸いとろろは、まだ口を付けていないのに下げられちゃったんですよね。専属スタッフが対応しますと説明しながらこっちのペースを見極めずにがんがん下げようとします。周りは騒がしく、スタッフは慌ただしい
で、トラブルの発端になった刺身
僕は子供をあやしていて説明を聞き流してたんですが、配膳されてから少し経ってとmこさんが「アオリイカが見当たらないんだけど、どこにあるんだろう?」と聞いてくるのです
そんなわけないだろと思いつつ品書きと見比べて確認すると確かに烏賊はない。でも説明するときに一つ一つ指差しながらちゃんと説明していたのは見ていてどうなってるの?と疑問が。別のスタッフを掴まえて説明を求めたら「本日は岩魚に変更になっています」と。なんで別のスタッフは質問に即答できるのに僕らを担当してる阿保は岩魚を指差して「アオリイカです」って言ったんだろう?そもそもなんで変更前のお品書きを使ってるんだろう?
更によく見てみると「トロ湯葉蟹餡かけ キャビア」がお造りの場所に記載されているのに、それが無い。周りを見るとそれっぽい器が刺身と一緒に配膳されている。配膳忘れか、あぁ次から次へとめんどくさいと思いながら小嶋を呼び出すと「キャンセルになってヤシオマスになりました」って軽く言うんです。まるで僕らがそれを知らない事を小馬鹿にするような口調で。そもそも「キャンセルになってヤシオマスになりました」って返事として意味が通じない。この旅館では好き嫌いで料理の変更はできないし、こちらもそういうお願いはしていない。意訳すれば「厨房の判断で餡かけをヤシオマスに変えた」なんでしょうが、態度もおかしいし言葉使いもおかしいしその場凌ぎの嘘ついてるんじゃねえかと思って「だったらトロ湯葉餡かけの場所にヤシオマスが記載されていないと代替え品にならないよね」と質問したら急にシンとして「確認してきます」と言っていなくなってしまった。5分くらい経ったら厨房の人が説明に来て「そもそも最初からトロ湯葉餡かけは出す予定は無かった。お品書きが間違っているだけだ」とさっきと違う説明をしながらトロ湯葉餡かけを置いていくんです。
だ~か~ら~トロ湯葉餡かけが食べたくてこういうやり取りをしているんじゃないんだよ。お品書きが間違っていて、説明も間違っていて、言い訳も一貫性がないから納得できないんだって。最良の解決策は正しいお品書きを持ってくることだろうと餡かけを突き返してお品書きを要求しました。これから出てくる料理も内容が違うかもしれないじゃん。僕は今でも納得できないんだけど「お品書きの内容間違っちゃった。でも印刷しなおすの面倒だからそのまま使えば良いか」→〈お品書きが間違っている説明を一切しない〉というコンボが決まるものだろうか?後から小嶋が謝りに来たから「夕食開始前に食材に関するミーティングとかしていないんですか?」と聞いてみたんです。そしたら彼は驚いたような顔をして「すみません、分かりません」と答えました。分かりませんだって。そりゃアオリイカと岩魚の違いも分からない訳だ。
何だか小嶋に配膳させていたらどんどんトラブルが増えそうだから「担当を違う人に代わって」と要求しました。そしたらなんと僕の目の前で別のスタッフにお願いしていて、挙句断られてやんの。他のテーブルに配膳してる最中に「こっちのテーブルもお願い」って言われても迷惑なだけだよなぁと小嶋の情けない姿を眺めました。結局、権力にはめっぽう弱い武○壮みたいな若者が現れて、配膳の度に「お子さん可愛いですね」を連呼するんです。もちろん脈絡のないお子さん可愛いですねを連呼されて気分は最悪でした。でも心にもない「お子さん可愛いですね」を連呼してれば宿泊者の機嫌が直ると思っている程度の人材しかストックが無いだと思うんです。本来なら宿泊者より年齢が上のこなれた接客が出来るベテランが出てくる場面じゃないのかなと思ったのですが、蓮月には存在しないようでした
僕も初対面で他人の子供がかわいいと思う事はあるけど、こっちに向かって笑ってくれたり可愛いしぐさをしているに可愛いと感じるのであって、子供を見て即座に可愛いとは思いません(誰だって会った事も無い子供の写真が写った年賀状を見て可愛いなんて思わないでしょう?)。しかも僕の子供は食事処で他所の子供の泣き声にずっと怯えて固まっていたので、武井君には目線さえ合わせていません。そういう怯えた子供に可愛い可愛いと言い続けている人を見ていると、何だか距離感のないペドフェリアに絡まれているような奇妙な感覚に陥りました。
という戯言は置いといて、武井君も役立たずだったので少し強い口調で「何度もお願いしてるけど正しいお品書きを下さい」と伝えたら、食事の終わりにやっと正しいお品書きが渡されました。それって意味ある?
伊勢海老と茄子。う~ん…
味噌が濃くて茄子の味が全然しない。一部茄子をくりぬいて赤い蒟蒻が入っていたのだけど、説明が一切なかったから赤くてグニグニした気持ち悪い何かを恐る恐る食べるはめに。翌朝の朝食にも同じ赤い蒟蒻が出てきたからその時分かりましたが、血の塊が入っているのかと思いました。武井君、おべっか使ってないできちんと説明しろよな
当たり障りない肉
何で刺身で出たヤシオマスがしゃぶしゃぶで出てくるのよ…
食材かぶりには比較的寛容な方ですが、切っただけの物をそのまま食べた後に切っただけの物をお湯に潜らせて食べさせるというのはあまりにも工夫が無いです。これが貴重な天然魚ならまだしもブクブクに太らせた養殖魚でしょ。長野に行けば信州サーモン、群馬に行けばぎんひかり。名前は変われど結局品種改良した養殖ニジマスが旅館の食事に出てくる。面白みも新鮮さも全然ない
かなり許せなかった海鮮チラシ
蓮月では苦手食材によるメニューの変更は行っていないそうです。それは宿夫々なので仕方ありません。でもね、世の中には生魚が食べられない人も一定数いるし、そこを考慮しないで出してしまうと炭水化物なしで夕食を終えなければなりません。
干瓢かりんとう。全然美味しくない
2時間弱掛かったけど、食事のペースに合わせるのではなく人手が足りない配膳をカバーするために長く待たされる夕食でした。違う席でもスタッフが「申し訳ありません」と謝っている声がちらほら聞こえる楽しい時間でした。配膳ロボの方が100倍マシ
海鮮チラシが食べられなかった人の救済食。救済は22時~22時半の30分間だけ
受付と調理を一人のスタッフで行っていました。大混乱
この夜泣きラーメンは17時半夕食スタートの人をターゲットにしているようですが、20時スタートの人たちも食べに来るのでとても混雑していました。30分を一人で捌くなら10組が限界ではないでしょうか?ちなみに部屋数89です
待っている人の苛立ちが伝わってくる写真です
救いは丁寧にラーメンを作ってくれた事。夕食より美味しかったです
暇な人はgooglemapの口コミを読んでみてください。低評価の人はみんな食事に怒っています
コメント
宿を新規開拓するのってこういうリスクがあるんですねぇ。
やっぱり今までの3宿にしよっと。
只見線の風景とか旭川動物園とか、3宿から離れた観光地?へ行くんだったら民宿かBHで充分ですかね。BHなら居酒屋へ行けばいいんだし。
モザイク動画を再生したらジャン妻から、
「またマンチカンプリンを見てるんでしょ」
猫の動画のことです。
やっぱり行きなれた宿か小さい宿の方が嫌な思いをするリスクは少ないような気がします
でも数年に一回失敗してしまうんですよね。
マンチカンは可愛いけれど…僕はかなり苦手です
自分も昨年夏に2度と行きたくない宿に遭遇しましたけど
心底「潰れちゃえばいいのに」と今でも思っています。
でも、なかなかそうはいかないものです。
最後まで読んで感じたことは、夕食時にお宿の責任者?経営者?女将?
それくらいの上の管理者からの謝り?の挨拶が無かった(ですよね?)こと。
せめて、表向きでも「ご不快な思いをさせてしまって大変申し訳ございません」と
食事処に足を運んできていたなら、2時間弱の不愉快極まりない時間も
違った感覚になっていたかもしれませんね。
ウチも昨年夏の宿は、最後まで安い時給で雇用されている東南アジア系の
女性スタッフのみの対応でした。
翌日管轄の保健所に連絡して、一応宿への検査をしてくれたことだけが
自分の中での小さな納得でした。
(まぁそれも見て無いから、どんな対応をしてくれたのかは分かりませんが
後日に電話連絡してくれたし、そこで自分の中ではお終いにしました)
ジャンさんが書いているように、やっぱり新規開拓は、ウチも辞めようかなぁ^^;
2度と行かなきゃいい!って思えばいいのかも知れませんが、ワナワナしながら過ごす
その時間の苦痛を思うと、やるせないです。
僕も新規の宿で嫌な思いをしたくないから冒険したくないのですが、やはり子供に合わせた環境を考えると今までの旅館には行きずらいです。と言いながらこの前かなりレトロな旅館に初宿泊して、とても居心地が良かったです。やっぱり大きな宿は宿泊客の民度が最悪だぁ!!