2階にあるこの空間を見て「霊泉寺の遊楽だ」って思った
なんというか、自然光に照らされた少し時代遅れの空間って胸が締め付けられるような寂しい気持ちになる。
そして、そういう時に感じる寂しさってとても好きなの。空間同様、自分も世の中から取り残されて誰からも忘れ去られたようなような気持ちになる。
部屋の片隅で体育座りをして静かに震えていたい
とmこさんはこの写真を撮りながら何を思ったのだろう
クレームかな?
館内はこんな感じでピカピカ。古さはあっても汚れはない。これ重要
木造4階建てってことで、建物が揺れたり軋んだりするだろうかと思ったが堅牢だった。今回は他の宿泊者がいなかったので他人が発する音の影響は分からない。
客室「夕鶴」が上等だと思うのは、トイレ・洗面所・風呂が一番近い部屋だから
トイレは部屋を出てすぐ
3階は男女共用。1階に女性専用トイレが有る
洗面所もトイレの横に
食器棚もあったが、食事の部屋出し用に使うのだろう
きちっと整理されているのを見れば、きちっとした旅館であるのが分かる
wifiルーター的なものがあって、flets-portalのssidが見つかる
このルーターは夕鶴から遠くないけど、部屋では殆ど繋がらなかった。建物が密集しているからこのルーターが客用なのかも分からない。岸権旅館のssidも有ったし
風呂は1階。足が不自由な人は丸本館に泊まらないほうが良い
遊楽の階段ほど急ではないので、寝ぼけながらの上り下りでも怖くない
貸し切り札があって、貸切利用可。時間制限もなさそうだが、宿泊者数によって変わるかも
男湯・女湯の内湯のみ。大きさも一緒
2人がゆったり入れる大きさの浴槽。頑張っても4人
完全放流式源泉かけ流し。投入量は10L/分程度。浴槽の大きさを考えれば十分
酸化していない透明な黄金の湯が注がれている。
鮮度が良いためか黄金色にはならず緑色に近い
温度も丁度40℃で気持ちが良い。熱すぎず温すぎず、すっと湯船に潜り込める
見た目の色ほど癖のあるお湯でもないから湯疲れは感じなかった
女湯
41℃っぽく見えるけど、浴槽の中は40℃ギリギリ位の浴感
こんな良いお湯の旅館が平日とはいえ貸切なんて、伊香保に泊まる人たちは見る目がないなぁと残念に思う。お湯の鮮度で言えば伊香保随一と言っても良いんじゃないかな。黄金の湯を10L/分独り占めできる旅館なんて他にある?小さな浴槽に豊富な湯量。これこそが大正義だとみんな気付け
残念なのは、窓がはめ殺しになっていて浴室内の空気がモアっと籠もっていること。もっと外気を取り込めれば気持ち良いのにな(窓を開けると向かいの青山旅館から見えちゃうみたいです)。あと、排水口から下水っぽい匂いが上がってくる時がある。空気の流れが悪いから、その嫌な匂いも直ぐには消えてくれない。建物が古いからこの辺の改善は大変だろうけど
コメント