チェックイン時に「夕食は何時からが良いかしら?」と聞かれてそういえば前回も同じようなアバウトな時間決めだったなと思い出す。18時以降みたいなので18時にお願いする。「向かいの部屋に用意するので呼びますね」
部屋食だと思っていたので意外だったが、桜鍋は匂いが部屋にこもるので有り難い。
「梅」の廊下を挟んで向かいの「あやめ」が食事場所だった
女将さんが呼んでくれて、移動。写真で確認したら17:40に呼ばれてる。随分早かった
ん~なんか眼に煩い
色々陳列されている
何故か洋室的な部屋もある
本題
約2年ぶり
客室にあった飲物リストを覚えておいて注文
御湖鶴ひやおろし(限定品)
破産から復活した御湖鶴は限定品で手に入りづらいお酒。普段辛口を選ばない人なので正当な評価ができないけれど、スリスルリと喉を通ってしまい2合頼んだのに「あれっもう無い」って思うくらい飲みやすかった
烏龍茶 160円
旅館最安値の烏龍茶、といっても良いのではないか
冷酒と烏龍茶を運んできた女将さんは「まずは1杯どうぞ」とお酒を注いでくれる。烏龍茶も注いでくれる。旅館に泊まり始めて何年も経つけど、そういった古めかしくてでもちょっと嬉しいもてなしを受けたのが何時だったか思い出せない(高級旅館には泊まらないので)。
桜鍋
甘い味噌味
すごい量。何枚か数えようかと思ったけど、数えるのが面倒なくらいありました
そしてとても美味しそうです
分かっていたけど食べきる自信ない
卵は一人2個
食前酒の梅酒
豊島屋に変わっていた
馬刺
綺麗だ
とmこ代替食材「鮪」
前回も今回も予約時に「1名馬刺しが苦手です」と添えておいた。で、前回はとmこさんは馬刺→ワカサギのフライに変更されていたのだけど、今回は馬刺→鮪の刺身だった。ということで馬刺も生魚もたべられないとmこさんは一品少なくなりました(2切桜鍋で煮てみたが微妙な顔で食べていた)
虹鱒の塩焼
サイズは大きめ。ふわふわと柔らかい
キノコおろし
前回はジコボウだったけど、今回は説明無いので不明
料理は以上
disりに聞こえてしまうと嫌なんだけど、桜鍋コースはほぼ「桜鍋だけをもりもり食べる」事が目的の食事になるので、他のおかずは少ない。一般的な旅館の「桜鍋をメインに」ではなく、桜鍋だけでお腹を満たす形になる。低料金でとんでもなく上質な馬肉をたらふく食べられるのでとてもお得なのだが、ある程度の予備知識と心構えが必要な食事であることを知らずに食事に挑むと面食らうかもしれない。
では桜鍋を
カセットコンロのつまみはとmこ側なのにとむこが腕を伸ばして火加減の調節。とmこは取皿に盛られた鍋を食べるだけ。これは力関係の問題とか鍋奉行とかは全然関係なくて、旅行中はなんとなくそういうものになってしまっている。とむこはそういうのを苦に思わないし、とmこもそういうのを気まずいとも思わない。
最初は馬肉だけ
卵も使わず、馬肉を味わう
うむ、良い肉だ。馬肉って癖がなくて食べやすい
本来ならこの後卵を溶いてすき焼きのように食べるのだけど、量が多いのでちまちま食べていたらお腹が膨れるので鍋に移行
シメジが4パック分くらいありましたw
豆腐も煮ちゃいましょう
豆腐を箸で掴んだら崩れてまったので、スライドさせて投入
しらたきも入れちゃえ
水菜以外は鍋に入れた
馬肉を足すスタイルで食べる
馬肉を8割食べ終えたらうどんも投入
うどんは煮込むと無限に増えるから注意して!
桜鍋が甘くて前回は馬刺の辛子を流用したが、今回は七味を持参しました
個人的には『有り』だと思います
帳場に電話を入れるとご飯を持ってきてくれるが、全く入る余地がないので厨房に「ごちそうさま」と声をかけたら部屋までデザートを運んでくれた
前回の夕食を見返していて味噌汁と野沢菜がなかったことに気付いたけど、ご飯を頼んだときに一緒に配膳されたようだ。ご飯はいらないけど味噌汁と漬物が欲しい人は先に言っておいたほうが良いだろう。ご飯は要らないと思うよ
おくむらの桜鍋を僕らは卒業しようと思う。年齢的にボリュームが堪える。次回は一般的な夕食を選んでみよう
実はご飯を食べずに(卵も1個残した)胃に少し余裕を残しておいて近くの居酒屋に遊びに行こうと思っていた。歩いて2分だし禁煙のお店だったので。しかしながら時間が経つごとに胃の中でうどんは膨らみ続け体が楽になったのは居酒屋のラストオーダーを過ぎてからであった。
夜のお風呂は熱かった
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