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肘折温泉 西本屋旅館0-1@序 蔵王温泉共同浴場

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2018年8月宿泊 

公式HP→https://www.nishimotoya.net/

※チェックインは3記事後です



不忘閣をチェックアウトした後は寒河江ICから近い「寒河江花咲か温泉 ゆ〜チェリー」に行く予定だった。が、計画に無かった蔵王温泉に行くことにする

だって暑いんだもん。高所に逃げるしかないじゃん

この急な予定変更は一人旅の醍醐味。誰にも相談しなくてよいし気を使わないくてよいしとにかく好き勝手に行動できる

ちなみにとmこさんはその手の予定変更には一切文句を言わない

自ら「みそっかす」になることによって責任と義務を放棄する「最弱の無敵状態」を作るのが彼女の強みだ。意見・希望を言わない代わり、旅行のトラブルには責任を負わない。大抵、この無敵状態は些細な不平不満を表明する事で破綻し険悪になるが、とmこさんの「言わ猿」姿勢は一貫している。なので計画を変更しても不穏な空気にならないしそういう意味では二人旅でもとむこは自由だ。

それでも、クネクネした山道をロールさせながら運転するのは運転手としては気が引ける。運転手はハンドルを握っているから体がブレないし、ブレるタイミングが予測できる。助手席の人はそれができないから座席でグリグリ揺れることになる。対策として赤ちゃん用のハンドルを助手席に付けるか提案したがそれは嫌みたいだし。それに、観光スポットがあると「寄ったほうが良いかな?」と気を使うのとは違う部分で考えてしまう。やはり我儘と言っても人の子である。

湯釜?色の付いた水たまりじゃん、と名所を屁とも思わず蔵王温泉までグイグイと進む。青根温泉から蔵王エコーラインを使っての山道は縮れ麺みたいな道で疲れた。

最近はなにかとあおり運転が話題になっているので、できるだけ車間距離を取るように運転している。そんな運転を心がけていていても、ゆっくりな運転だなって車はすぐにハザードを出して止まってしまう(大型のSUVは威圧感が有るのだろう)。ごめんねって思いながら先に行かせてもらうが、結局後ろを一切見ないで景色を見ながらふ~らふらふ~らふら運転しているジジイのプリウスに捕まってしまい大名行列になってのろのろ進む。




市営無料駐車場に車を停める

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駐車場への道は狭くて離合が大変
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10時半なのに、すでに27℃で蔵王も暑い。

下調べをしていなかったので、一番目立たない川原湯共同浴場へ向かう(目についた)
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共同浴場は無料駐車場を中心にして円を描くように3ヶ所(上湯・下湯・川原湯)ある

商業的ではないが立派な佇まい
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料金はどこも200円

番頭さんはいない
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濁り一つないライトブルーなお湯で満ちている
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足元湧出で特徴のはっきりとした硫黄泉は温泉の王様って感じ。43℃くらいか、キリッとした鮮度抜群のお湯はなんともよろしい。浸かっていてニコニコしてしまう

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粉のような湯の花も多い
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扇風機やエアコンが無いので湯上がりは汗でびしょびしょ


川原湯共同浴場を出てみれば「通り抜けお断り」の看板が
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知らないうちに通り抜けてしまっていた

右の小道を進んでみるとすぐ上湯が見つかった。というか駐車場から見えてた
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立派すぎて共同浴場に見えなかったんだ。ここも200円

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うす濁りで川原湯より温度が低い
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川原湯のほうが新鮮な気もするが、良いお湯には変わりない

立派な作りだ
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下湯は体力切れで宿題。ホントはこういう強いお湯は1ヶ所で十分

万座もそうだが、硫黄の強いお湯に触れた手ぬぐいや衣類はしっかり分けてビニール袋に密封しましょう。時間が経つと肉食獣のう◯んこみたいな匂いがするから、他の服に匂いが移ると最悪。匂いのついた衣服は4回洗濯する(毎回干さなくても良い)と臭くなくなる。重曹とか色々試したけど何回も洗ってしまうのが一番みたい。


コメント

  1. minimal1991 より:
    >「最弱の無敵状態」
    >大抵、この無敵状態は些細な不平不満を表明する事で破綻し険悪になる

    めちゃめちゃ分かりますー!!

    「言わ猿」を貫くとmこさんは素晴らしいです!!我々はたまにけんかになることもあります(笑)
  2. とむこ より:
    旅行中の喧嘩って些細なことがきっかけでお互いに頭を冷やす事ができないから雪だるま式に険悪になったりね。それが旅行の最大の思い出になってしまったり。僕はとmこさんに感謝してます。

    minimal1991さんには下の言葉を送りますw

    誰かといっしょに歩くのはたいへんだね。ぶつからないように、はなれないように、話しながら笑ったり、曲がらないようにして、あわてないようにして、うるさくないようにして。

    たいがいの頭にくることって他人といっしょにいるから起きることなんだよ。だからひとりになるとすっきりするんだろ。

    出典ぼのぼの


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