では、ここからが本編
2018年8月宿泊
公式HP→https://www.nishimotoya.net/
肘折温泉には魅力的な旅館が多い。正直どこに泊まっても良かったのだが、西本屋旅館を選んだ理由をあげると
客室禁煙
金魚湯
音泉
この3つ
昔からの湯治場なので禁煙の旅館は少なかったが西本屋は客室禁煙でした。禁煙だけでも予約の理由になるのにさらに「金魚湯」と「音泉」というよくわからないパワーワードもある
予約サイトで予約すると、確認の電話が来る。これは口コミで知っていたので構えて待つ。
「昔ながらの襖で仕切った湯治宿」
「食事もお酒に合わない家庭のお食事」
でも大丈夫かの確認。あと国道458号線の南側(肘折から南の458線は舗装されていない酷道として有名)が土砂崩れで通行止めなので新庄市方向から458号線で来るように案内される。はじめての電話でテンパってしまい「車で来られますか?」に対して「酷道は使いません」と発音したら国道も酷道も相手に伝わらねぇじゃないかという痛恨のミスをした。
肘折希望大橋を下ります
橋の手前に待避所のような展望所がある
くねくねしたスロープの大掛かりな橋
肘折の集落が見える
駐車場が旅館の裏手にあるのだけど、きちんと駐車場側に勝手口的な扉があるので正面入口に回らず入ってチェックイン可能
表玄関は工事中ということもあって、ほとんどここから出入りしていた。翌日は工事していなかったがなんとなくここが自分にとっての出入り口に認定してしまい、表玄関を使うことはなかった。
2階の「栃」に泊まる
栃・杉・松・桜・梅・うぐいすが一般宿泊棟、その他が襖で仕切られた昔ながらの湯治棟なんだろうか
6畳間、トイレ無し。シンプル
照明がやけにおしゃれ。そういう旅館です、伝統的…ではない館内
メインストリートの逆側なのでとても静か
2面採光
こっちの窓にはエアコンがある
当日の気温は30℃。室内は+2℃って感じで使うか散々悩んだが我慢した。別に300円が惜しかったんではなくて、エアコンを使わないのが当たり前な地域であるならエアコンに頼るのは邪道な気がした。でも最近の夏はどこも暑いから数年後は肘折もエアコンが当たり前になるかもしれない。
仕方ないので、ずっとこの状態。扇風機を抱えるようにして過ごす
夜には25℃を下回る予報だったからそれまでは我慢
部屋で「あ゛~つ゛~い゛~」と扇風機に話しかけていたらスイカを差し入れていただきました
少しクールダウン
布団はセルフ
テレビあり。コンセントが2個しかなくテレビと扇風機で埋まってる
Anker PowerHouseを持ち込んだので電源問題は解決。wifiも完備で快適
暑くてお茶どころじゃない
湯沸かしポットはあるが、チェックイン時にお湯が入ったポットも頂ける
プランによってバスタオル・浴衣・フェイスタオル・歯ブラシは付いたり付かなかったり
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プランごとじゃなくて、完全有料にしたほうがシンプルかね。僕は浴衣もバスタオルも使わないし手ぬぐい持ち歩いてるし、でも美味しい料理は食べたいし
今回の宿泊ではご主人とも奥様とも親しくなれなかった。会話がなかったとか、険悪だったとかそういうことではない。とても親切にして頂いたが、お二人とも繊細でずんずん攻め入るようなスタイルじゃないので、お互いに距離感を掴もうとしつつお互いに遠慮するようなhit and awayなやり取りを繰り返した。これは数回泊まるうちにお互いの緊張感が消え自然と馴染んでいくような気がした。
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