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野沢温泉 くつろぎの宿 池元

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2020年9月宿泊



9月のシルバーウィークは野沢屋に3連泊しようと思っていた。土曜日からだと混むと思ったから少しずらして月曜から宿泊しようと考えた。お盆期間中の野沢屋は空室が多かったので何となく今回も直前予約でいけるかと思ったら、月曜は満室になっていた。3連泊の計画が頓挫した。

でもとりあえず野沢温泉を満喫しようと他の宿を探す。直前なので選択肢は少ないが料金安め評価高めな宿が池元だった。プーさんも定宿にしてるみたいだし。じゃらんでよく分からない期間限定ポイントが2000円分合ったのでGotoキャンペーンと併用すれば一人5,000円。素泊まりみたいな料金で2食付きなら問題があっても問題ない、というのが今回の宿泊理由である。

でも「問題があっても問題ない」というのは宿泊前の話でかなり問題があった。既に野沢屋という最強旅館を知っていて比較してしまうのも悪いが、それにしてもちょっとなぁと感じる部分が多かった。同じ地域の温泉旅館なので、野沢屋と池元は知り合いであろう。そういうバックグラウンドを考えるとどこまで自由に書いて良いものか悩む所なのだが、言葉少なめにやってみようか…

 
 
シルバーウィーク、19日土曜日から22日火曜日までだっけ、僕らの出発日は月曜日だから下りは大丈夫かと思っていたけど毎日渋滞していた。だからこの日は渋川伊香保ICまで下道で行って、そこから高速に乗った。上武道路では交差点の右直事故があって軽自動車がぶっ飛ばされてた

 
温泉卵用の生卵を買おうとローソンに寄ったら駐車場がいっぱい



 
なぜかローソンに寄らずにみんな何処かに歩いていく。おにぎり目的みたいだ

 
ローソンにとっては良い迷惑だよな

 
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旅館の立地は良い。温泉街の細くて急勾配な道に侵入しなくて済む。でも野沢温泉はよほど中心地から外れた場所に建ってない限り、どの旅館も立地は良い。広くない地域に13も外湯があって10分歩けば3つ4つの外湯にたどり着ける。麻釜が近くてもメリットはあまり無い。

 
館内は色んな置物やらで少し雑然としているが、埃とかの汚さは無い。旅館のお姉さんもオバちゃんもとても物腰が柔らかくて親切である。

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3階の308号室

 
(1階と2階で火事が起きたらほぼ詰んでしまう避難経路)

エレベーターはあるが…

 
閉所恐怖症のとむこはとても狭くて怖かったので2度と乗らなかった

 
ドアを開けた瞬間(懐かしいという意味も込めて)「古っ!!」と声が出た

 
もう令和なのに2世代前の昭和感が凄い。液晶テレビが浮いて見える

 
冷蔵庫は無い。共同冷蔵庫もない。トイレは共同。布団は部屋の隅にセッティング済み。

 
ドアのクローザーはどの客室も静かに閉める事が出来ない。叩きつけるように閉まる。鉄筋コンクリートっぽい建物だが、客室の壁はとても薄い。隣室の会話はよく聞こえる。

 
窓からの眺めは普通の住宅街っぽい

 
とmこ「校門みたいなまんじゅうだね」

 
そうか、とmこの通っていた学校の校門はこんな形をしていたんだね。

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浴室は2階

 
自販機あり

 
男湯から

 
浴室の窓から駐車場がよく見える。よく目が合う

 
湯の花と一緒に人毛もよく舞っていた

 
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女湯

 
女湯は透明で綺麗っぽい

 
浴室の側に休み所

 
休み所では喫煙可なので館内はとてもタバコくさい時がある。客室の窓を空けていても時々煙草の匂いが侵入する。客室は全て禁煙なのだが

 
あと小型犬を抱っこしてる浴衣のオバサンと何度かすれ違ったのと、小型犬を抱っこして煙草を吸ってるおじさんがいて訳わからん

十王堂の湯へ

旅館の脇に小道がある

 
旅館の源泉と同じなのだが、せっかくなので入浴する

女湯

 
男湯

 
かけ湯をすると皮膚がビリビリするが痛みはギリギリ感じない。20回しっかりとかけ湯をしてから湯船にそろりと入るとなんとか肩まで浸かれる。でも2分が限界だ。お湯から出て湯船の淵に胡座で座り体の表面が冷えるのを待つ。4・5分経ったらもう一度挑戦する。1度目より苦痛は少ない。お湯の中で手を広げると指が勝手に小刻みに震えている。熱くて熱くて苦しくて気持ち良い。我慢できなくなったらまた湯船の淵で皮膚が冷えるのを待つ

 
湯宿温泉・角間温泉、そしてこの野沢温泉で何度か高温のお湯に触れ、今回の十王堂の湯であつ湯の快楽を完全に会得した。熱いお湯は良い。

後から来たジジイ4人組は温度も確かめずに金玉にかけ湯をして「ぎゃあぁぁ!!!」と叫び声を上げた。そして周りの了解も得ず大量に加水し始めたので退散した

冷蔵庫がないので保冷剤としてロックアイスを買う

 
 
霜に埋もれた古そうなロックアイスしか無かったが口に入れるわけではないので構わない

 
館内の自販機で氷結を買う

 
もうエアコンは必要なくなった。

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枕カバーには何故か毛が散らばっている

 
夕食前に布団敷いとくかと布団をいじると…

 
マットレスの上に敷布団を載せるが、それでも、それでも、許容できずにマットレスを退かす

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夕食は18時固定?食堂手前の和室を指定された

 
食堂からは老人の大声と笑い声が響いている。和室で良かった

 
「飲み物は飲まれますか?」と聞かれるが、メニューはない

 
なぜメニューを作らないのだろう?とても不思議だ

 
お姉さんとオバサン2人で飲み物注文と配膳をしているが、明らかに人不足で見ていていたたまれない。パニック気味の仕事を見ていると落ち着かない

 
豆乳鍋の豚肉は乾いて干し肉のようになっていた

 
先に茶碗蒸しを食べたとmこが変顔をこちらに向ける

 
そういう顔をされると、絶対料理に問題が有るからイヤなんだよなと思いながら食べてみると味が全くしない。塩っ気も出汁の風味も一切しない茶碗蒸しだった。一瞬だけ、コ◯ナウイルスに感染してしまったのだろうか?

まぁ多分あれだろうな…

 
他の宿泊客がご飯を希望したらかなり遅れた上、炊飯ジャーを持ってきてこれを3室で使えと置いていく。このコロナウイルスの時期に、なんの対策も取っていないとは

 
食後、部屋で休んでいると窓から干物の匂いが漂う。明日の朝食の準備?まさかね…

夜中1時過ぎまで老夫婦の宴会の声が響いた

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4時半に目が覚めるが夜明けの5時半を待つ

 
再び十王堂の湯へ

 
先に一人入っていたが入れ違いに出ていった。貸切のあつ湯を楽しむ。

7時半固定

 
朝食は泊まる前から期待するほどのものではなかろうと予想できていた。なので小ネタを用意しておいた

 
前の人のご飯の思い出を避けながら米を盛る

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にゃーは ハム 大好きだよおおう🐼
 
にゃーは 支那竹 食べちゃうよおおう🐤
 
鯵の干物もおう 美味しいよおおう🐰
 
お浸し ウマウマだよおおう🐻
 
お海苔には ちゃーんと 池元と印刷されているよおおう😁
 
デザートは ヨーグルトだよおおう🐾
 
ぬいぐるみ愛が足りないのと恥ずかしさが抜けず、やはりプロには敵わないなと思いました

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8時半を待ち、観光協会に駆け込む。

 
一番乗りを目指そうと思っていたのに、車が続々と止まり始める。ダッシュで入り口に入る

湯ったりキャンペーンと交通費キャッシュバックの手続き

 
どうやら片道の高速代をキャッシュバックしてくれるらしいが、経路の確認に時間がかかるようだ。連休中は手続きに2時間待ちだったらしい。

チェックアウト後は観光協会横のカフェ?パン屋に寄る

 
美味しそうなので必要もないのに買う

 
横落駐車場に止めて、野沢屋のチェックインまで遊ぶ

コメント

  1. 国民温泉 より:
    池元の食事はまじ笑っちゃいますねw私の時は、エビチリやハンバーグ、ご飯のおともにコーンスープが出てきました。
    グリーンシーズンの野沢屋はほんと最強ですね。唯一の課題は男女入れ替え制、男も昭和の湯はいりたい。野沢温泉で野沢屋に対抗できる稀な宿が、自家源泉の野沢温泉ホテルかなと個人的感想。
    • とむこ より:
      エビチリでもハンバーグでもとんかつでも僕は構わないのですが、でもやっぱりもう少し色々と頑張ってほしいよなと思います。立地が良いから頑張らなくても経営できちゃうのかな?とか変なことを考えてしまいます。昭和の湯、匂いが良いですよね。万座を思わせるゴムの焦げる匂いがほのかに感じられて幸せなお湯です。今回は訳あって昭和の湯を堪能できました
  2. satomi より:
    大丸の食事も、松坂屋本店の全部にもコメント書きたい~って
    思いながら何故か時が過ぎてゆく^^;
    やっぱりとむこさんの旅日記は楽しい。
    星の数ほど温泉ブログあれど、ワタシの中ではピカいち☆

    ジャンさんのブログにお祝いコメント書いてからこちらを拝見し
    もう~何か所かの言葉のチョイスにひとりで大笑いしちゃいました。
    パソコンを前にひとりで笑ってるおばさん、不気味^^;

    どうでもいいでしょうが、ツボに嵌った文字・文章置いときます。

    「問題があっても問題ない」「校門まんじゅう」「湯の花と一緒に人毛もよく舞っていた」
    「ショッキングピンクの素敵なマットレス」これはワタシの感想か^^;
    「一瞬だけコ〇ナウィルス感染」
    「金〇にかけ湯をして「ぎゃあぁぁ!!!」と叫び声」お腹痛いし。

    こういう旅・お宿の思い出は色褪せないですね^^
    楽しい旅行記ありがとうございました~ はぁ~笑った~
  3. satomi より:
    あっ!書き忘れた^^;

    「前の人のご飯の思い出」

    おばちゃんは、絶対にお茶碗替えて貰うけど
    そうしなかった訳が知りたい。
    • とむこ より:
      お褒め頂きありがとうございます。流石に食べ物に対して「肛◯」とは表現できないので、色々考えましたよ。ポロッと出た発言で大笑いして「ブログに書こ」とメモしていると、もう何も言えないととむこを脅してきますがいつも何も考えずにポロッと面白い事を行ってくれます。金玉かけ湯は浴室に響き渡る声で叫んでいて、仲間に「金玉にかけ湯したらあっついんだよ」とこぼしていました。誇張一つなく僕の目の前でこの喜劇が展開されてました。それをブログに書くかどうかは品性の問題ですが、旅に出るとこういう面白いシーンに良く遭遇します。
      僕らはお茶碗の汚れとかは苦情言うほどでも無いって感じです。苦情言うのが面倒くさい質なので、嫌だったら食べ終わった相方の茶碗を借りるとか汚れていない他の食器使うとかでなんとかします。洗ってない茶碗だったら流石に変えてもらいますが
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