2019年8月宿泊
山梨県
埼玉から近いのに足が向かない山梨。理由は2つ
ひとつめ
圏央道・中央道が嫌い
圏央道
トラックの低速追い抜きごっこで2車線が潰れる。普通車は追い越し車線をずっと走らざるを得ない。2車線の国道よりも車の密度が高いクソみたいな有料道路
中央道
道がくねくねしてるのにレース場みたいな雰囲気が嫌だ。多摩・品川・川崎・横浜ナンバーのオラオラ運転の車が嫌いなの。逆おのぼりさんとでも言えばよいのかな。「高速道路でみんなを威圧してる俺かっこいい!!」的な時代錯誤な車が多い。
ふたつめ
旅館の口コミを見ていると躊躇する
僕はぬる湯が好きなので本来なら山梨の温泉と相性が良いはずなのに、旅館の下調べをしていると「う~ん…まぁまたの機会に」という結論が出てしまう事が多い。それは有名な温泉地・有名な旅館ほど顕著な気がする。
良い口コミに混じって
「建物が古い」
「掃除が行き届いていない」
「汚い・黴臭い」
「愛想がない・接客が悪い」
等の言葉が散らばっている。たまたまそういう口コミを見る程度ならノイズとして片付けてしまうのだけど、他県に比べると同じようなネガティブな口コミ率が高い。だから「良い泉質にあぐらをかいて昔から進歩する気がない温泉県」という印象が拭えない。
増富温泉は不老閣に昔から行ってみたかった。けれど、ガチ湯治の客が多いらしいので尻込みしていた。僕は有り難いことに湯治で治さねばいけない病気はない(頭が病気だがこれは温泉では治らないし仮に治るとしても頭を温泉に漬けていたら治療以前に死んでしまう)。だから面白半分で不老閣に泊まるのは宜しくないような気がして今まで泊まっていない。もちろん先述の理由で行く気持ちにもなれない。
最近、見落としていたかのように増富佼成寮を見つける。へんてこな名前、ぬる湯、素泊まり。お湯は良いらしいが、湯温が38℃。酷暑が続いているから20℃台の本物の増富温泉に入りたいなぁと思いながらも珠には素泊まりも良いかと電話で予約を入れる(10分前まで米沢のすみれにしようか迷っていた。暑いからお湯は捨てて飯重視の宿も悪くないと思って)
電話には商売気の無さそうなジジイが出る。旅館というより田舎の公民館で地元住民が電話番をしているような感じ。愛想が悪いのかなと相手を推し量りながら名前なんかを伝えていると「運が良いねぇ、その日は予約が少ないから」とぽろっと世間話な会話をしたりもする。ちょっと電話では判断つきかねた
名前は「山梨妙松苑 増富佼成寮」と「やまなし妙松苑 増富こうせい寮」がネット上で混在している。「立正佼成会」という宗教団体の所有施設だけど、ぼやかす?目的で「こうせい寮」と改名したのかしら。
圏央道に乗って10分もしないうちに事故渋滞。ほらもう嫌い!
googlemapが「18分短縮できるルートが有る」というので一旦下道に降りる
狭山日高ICから青梅ICまで下道
狭山市は狭山茶が有名
でも街中に畑があって色んなものを吸収してそう
ちょっとなぁ
青梅ICから再度圏央道に乗るが、事故現場は青梅ICよりも先。トラックが乗用車にオカマを掘っていました。
中央道
「談合坂SAって有名なんだっけ」と寄ってみる
トミカ位かなぁ。特に面白くなかった
8月のお盆前なのに休日のような混み具合。いつも8月上旬は松の湯温泉に行っていたから混み具合に面食らう
多少高低差があったりクネクネしてるけど80㎞/h制限もおかしいよね
とmこ「この前の乗鞍高原の温泉の(服の)臭い取れた?」
とむこ「まだ完全には取れないね」
白濁硫黄系の温泉は服や体に臭いが付くと選択しても簡単に落ちない。それは前から知っていたけど、万座や那須よりもしぶとく臭いが残っている。ニオイが残った服があると、その部屋もなんとなく焦げ臭い男臭い臭いで充満する。昔は「濃い温泉に行ってきた」という満足する匂いだったけど、今となっては白濁系硫黄泉は後片付けが面倒で選択肢から外れ気味。逆に単純泉の方が気楽で好き
須玉ICで降りるのが増富温泉に一番近いが、買い物には向かなそう(下調べでお店が見つからない)だったので次の長坂ICで降りる
肉と魚と惣菜のお店わたなべ
7月に移転オープンしたみたいでピカピカな外観
自炊設備がないから買わなかったけど、高級和牛のブロックが陳列されている
馬刺しは国産がなくカナダ産とポーランド産のみ。カナダ産に興味があり買ってみる
旨そうなホウボウも売っていた。
画像はないけれど肉系の揚げ物や惣菜も充実。スタイリッシュな店なのかと思ったら店舗面積の半分は少し古めの陳列棚に調味料やらが並んでいた。
ちょっと嫌な雲が出てきたなぁ
直ぐ側のパン屋「べいくはうすフェアリー 長坂インター店」
品揃えは少なめかなと思ったが、パン自体は美味しそう
清里とか八ヶ岳とかのオサレゾーンには評判の良さそうなパン屋が多かったが火曜・水曜休みが多くてこのお店くらいしか選べなかった
「ショッピングセンター きららシティ」内の「オギノ 長坂店」
ライトピンクな赤飯(甘納豆)を見つける。隣に普通の赤飯も売っている
色に衝撃を受ける。こういう文化なのだろうか?
「地酒の八峰」というお店で日本酒も手に入れた
この3店舗で食品は揃うでしょう
30分間、山道を運転する。後半15分は道幅も狭くなったりカーブも多かったり如何にも山奥に向かってるなって道
佼成寮の駐車場に入るのはちょっと難易度が高い
転回では入れない道幅なので
奥の駐車場で一回車をUターンさせる
奥の駐車場には温泉の捨て湯。濃そう
到着
表高1000mだけど、涼しくはない。でも暑くて命の危険を感じるほどでもない
旅館らしき風情はゼロ。まさしく寮だ
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