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ルートイン グランティア羽生SPA RESORT 2@風呂

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大浴場は撮影禁止なので写真は無い。平日の8時半頃に誰もいないタイミングがあるので撮ろうと思えば撮れたが、見てもらいたいような光景が広がっている訳でもない。華のゆのHPに詳しく載っているのでそちらを参考にしてもらえれば良いと思う。一般的なスパ銭らしく色々楽しめるようになっている

埼玉には温泉旅館が乏しい代わりに、スーパー銭湯には恵まれている地域でもある。基本的には大深度掘削で無理やり地下から引っ張ってきているお湯だが、まずまず楽しめる。ルートイン羽生は埼玉スパ銭の中で決して上位ではないが、僕は結構好きである。消毒集を感じない掛け流し浴槽があって、露天の源泉槽はぬる湯になっている。冬の気温が低い時に入る38℃程の温泉はかなり快適。特に湯口付近に陣取り湯口の43℃程のお湯と浴槽のぬるいお湯が混ざるのを感じながらボーっとするのが心地よい。

僕は仕事が終わって19時と翌朝に入る事が多かったが、この時間帯は基本的には空いていて居心地が良い。15時にチェックインした事もあったが、常連らしき日帰り客が如何にも俺の場所だと退かなかったりして雰囲気はあまり良くない。まぁスパ銭の常連気取りの客は何処にでもいる。彼らが居なくなる夜はビジネスマンがメインとなり、サッと入ってサッと出ていく(高校生やスポーツクラブの団体客がいる時は、夜も煩い。黙浴なんて気にせず女の子みたいに湯船でペチャクチャ喋っている)。朝は6~7時の間に済ませる人が多く、8時以降は大体ガラガラだった。どちらかと言えば温泉施設というより大浴場のあるビジホという認識の人の方が多いのだろう。そういう人は源泉槽には目もくれず、温泉ではないつぼ湯やサウナを利用していた。サウナブームの為かお湯に浸かっている人よりサウナのクールダウンで椅子に座っている人の方が多い時もあった。僕が観察する限り、サウナを好む人はでっぷりと太った人が多かった。とても体に悪そうであったが、太った人というのはああいう過激なものがダイエットにも効くと信じる傾向にあるので仕方なかろう。

今回の宿泊で一つ収穫があるとすれば、とmこさんが塩素臭好きだと知った事だった。プールみたいな匂いが好きなんだそうである。僕は試しにつぼ湯に入ってみたが、すげー臭くて20秒も入っていられなかった。10年近く完全放流式かけ流し温泉ばかり入って来たのに笑顔で「塩素臭が好き」なんて言われるとは思っても見なかった。彼女は温泉→岩盤浴→温泉→サウナ→温泉で1時間半ほど過ごすのが目的になった。その間子供から解放されるのもリフレッシュ出来る要因なのだろう。僕が今までチョイスした温泉旅館には岩盤浴もサウナも付いていなかった。これも一つの発見である

とmこさんがお風呂に行っている間、僕は子供と過ごした。部屋でアンパンマンの動画見せたりすることが多かったが、ある夜は子供と二人で居酒屋へ行って「これって初デートだね」なんて思いながら、フライドポテトを食わせながらビールを流し込んだ。良い思い出である。

貸切風呂も試しに利用してみたが、温泉ではなく循環の沸かし湯なので温泉好き中は注意されたし。特に内湯は塩素臭と下水臭が混ざったキツイ空間だった

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