履き心地の悪い木製の下駄で重い荷物と子供を抱えながら、やっと部屋に辿り着く
開業一年なのにほぼ新品。1年も経てば壁紙にスーツケースを擦りつけたような跡があちこちあってもよさそうだが、そういう汚れが全然ない。綺麗にされてるというより使用感がない
ベランダから覗けば鹿股川が見える
暑かったので覗いただけでベランダは使わなかった。春や秋には気持ち良く過ごせそう
本館は上の位置から山々を眺め、離れは岸壁から川を眺める。良さは夫々だが、柏谷旅館の川べりの湯舟を知っている身からするととても物足りない景色なのだ
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内風呂へ
浴室は新鮮なヒノキの匂いが充満し気持ちが良い。すのこに少し黒ずみが出始めているが、湯船は新品のよう。窓がもう少し大きく開けば完璧なんだけどな
湯船はかなり広くて大人二人+幼児一人でも全然余裕があった。まぁこんなもんかなと利用したが、本館客室の湯舟はもっと小さくて使い勝手が悪いらしい。僕は大浴場も貸切風呂も使わず、この湯舟だけで満足できた。ちなみに内湯のシャワーがちんこがもげる程水圧が強くてびっくりした
掘削自噴、290L/分。加水・加温・循環・消毒・全てあり
89部屋あるから単純計算で各部屋に3L/分の源泉が割り当てられるのかぁなんて計算してみたり。もちろんそういう単純な分配ではないはずだけど、いつも宿泊している完全放流式かけ流しとは別物なので自分の使える源泉量は計算したくなる
全く期待していなかったが湯船のにごり具合を見た時に、ちょっと良いかもと思った
湯口から出てくるお湯のどの程度源泉でどの程度循環なのかは分からなかった。少なくとも塩素臭は感じない。塩泉特有のの湯上りの汗の引かなさもいかにも温泉っぽい。殆ど水道水みたいなお湯が出てくるものと思っていたので、予想外に湯汲を楽しめた。湯口から出てくるお湯は45℃前後、水が足せるので夏なら38℃位まで下げてぬるゆ気分も良かった。それ位温度を下げても湯上りは汗がダラダラと流れ落ちる。これで源泉100%だったら極楽だろうなと思う。
後日改めて載せるが大浴場・貸切風呂はとても透明なお湯なのだ
このお湯に源泉が入っているのだろうか。まぁ温泉好きな人には関係ない宿だから、こういう違いに気付く人もいないのだろう
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ツインとデラックスツインの種類が選べたら、デラックスを選びがちじゃありません?僕は勝手にデラックスの方が部屋が広かったりベッドサイズが大きいのを想像して予約したんだけど、部屋の広さは一緒だったしベッドサイズも一緒でした。
うまくソファのように偽装されたベッドで3人泊まれるからデラックスツインだったのだ(ツインは2人しか泊まれない)。それをデラックス(意味=高級であるさま。豪華なさま)と呼ばれても…
ただ、このエクストラベッドが寝ソファのように使えてとても便利だったりする。とmこさんと子供はこのベッドで寝た。
お菓子は何故か日光のもの
美味い
このおかきは売店で480円位で売っていた
480円のおかきを置いておいてくれるなんて凄いね、なんてとmこさんは言っていたがスーパーで同程度の物を150円で買えそうな…いわゆる観光地価格。このおかきを売っているお店は○○○○年物語みたいな名前なのだが、まるで操業○○○○年に見えるので車で店の前を通過する度に「新しい店のくせに」と突っ込みを入れてしまう
飲み物類
茶器類も十分
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水回り
この小さいボトルは持って帰って良いらしい。男なので価値は分からない
廊下の照明がセンサーライトになっていて、夜中に強烈な光を浴びるのが目に痛かった
玄関に飾られている花は造花
3万以上の宿泊料を貰うなら生花ぐらい使いましょう
フロントからは遠い場所にあるが大浴場や休み処は離れの方が近いので、便利と言えば便利。でも離れの中で必要なものは完結しているので、御籠りで寛ぐには最適かなと思う。まだ新品同様で綺麗なうちに宿泊しておいた方が良いんじゃないでしょうか
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