2020年10月宿泊
5月に子が生まれてから6・8・9月に一人で温泉旅館に泊まった。子供を連れて外出するにはまだ小さすぎるし、コロナウイルスの懸念もあった。10月にはムクムクと肥え首も座り寝返りもし随分と逞しくなった。とは言ってもまだ乳児なので出掛ける必要は無い。安全な自宅でも十分楽しく過ごせる。
とmこさんに関して言えば2月に湯檜曽温泉に行った翌日に切迫早産で入院してから今日まで子育てにかかり切りである。気晴らしもなく出掛けずに子育てをしている。ショッピングモールや児童館にも一切行っていない。タフなので音を上げない。僕が一人で温泉旅館に泊まっても恨み言一つ言わない。
9月に入るとコロナウイルスの新規感染者数がみるみる減っていった。訳が分からなかった。10月には収束してしまうのでは無いかと思うほどだった。家族旅行をするなら今なのだろうと考えた。子供云々よりとmこさんを外に連れ出したい。
ずっと二人旅をしてきたが、一人旅と同様、家族旅も自分の旅館リストは役に立たない。子供を宿泊させてくれる旅館を開拓しなくてはならない。正直言わせてもらうと旅館で子供の声が聞こえると興ざめなので子供宿泊不可な旅館を選んできた。HPに子供の写真を全面に押し出している旅館はそれだけで選択肢から外れた。子供が生まれたから自分の中で価値観が変わったかというと、何も変わらない。旅館で子供を放流して騒いでいる家族を見たくないし、そういう人たちが泊まる宿泊施設に興味がない。そんなわけで旅館選びは茨の道となった
移動時間は2時間以内にしたかったので群馬限定で探す。色々調べると、湯檜曽温泉のなかや旅館が子供を積極的に迎えていているようだった。ベビー用品も一通り揃っていてほぼ手ぶらで出掛けることができそうだった。が、力を入れている旅館ですら旅館デビューは生後6ヶ月以降が目安のようだった。5ヶ月児でも宿泊できそうだったが宿泊当日が雨予報だったので売りの天空露天風呂は楽しめないだろうと保留にする。四万温泉の柏屋旅館に風呂付き客室が空いていたのでそっちが良いかと思ったが、決め手に欠けた。ぐだぐだと悩む。でも部屋に湯船が有ったほうが乳児連れには便利だろう。で、調べ直して風呂付き客室and子連れ可and自分の好みの3つの条件が揃ったのが水上山荘だった。宿泊直前に運良く部屋が空いていた。
前置きばかり長くなって申し訳ないが、子連れは荷物が多い。そしてSIDS予防の観点から添い寝を禁止している。でもベビーベッドを用意してくれる旅館は存在しないようだったので持ち込むことにした。車移動はこういう時に役に立つ。公共交通機関を使ったほうが安全性は高いと思うが、とmこさんは電車などで子が泣いたりするが心配だそうだ。それによく考えれば駅から宿まで送迎してくれる車にチャイルドシートも付いていないだろうから、結局車移動しか選択肢が無いのだ。(そうやって頑張ってベビーベッドを運んだのだが、次の宿の宿泊時に「和座椅子を仕切りにすればよいのではないか?」ととmこさんに言われ、それで子の窒息問題は解決した。そういう提案はもっと早く行ってほしいものである)
宿泊当日はザーザー降りの雨だった。水上山荘で調べると谷川岳の景色がよく見えるようだが、それは叶いそうもない。そもそも山への興味がとても薄いので残念とも思わなかった。今回の目的は一つ「無事に行ってくること」それだけだった。初めて子を乗せて高速道路を運転するのがとてもプレシャーだった。
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事前に出発時間に寝るようにミルクを飲ませる。うまく寝てくれた
数時間もチャイルドシートに座らせておくなんてたまったもんじゃないよな。拘束の見返りにとても楽しい出来事があるわけでもないし。親のエゴなのは重々承知しています
高速道路は1時間程度だったが、やはり疲れた。よりによって赤城IC付近から濃霧になり視界がとても悪くなった。
チェックイン前に水上駅近くの横田酒店に寄る。目が覚める
予習してましたが間違った側道に入り、道に迷う。到着するとスタッフが宿入り口まで車を誘導してくれた
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