本当は最近泊まった松川渓谷温泉滝の湯から再開したかったのだけど、急遽派遣の工場長の仕事が舞込み、ブログどころじゃありません。再起動とか言っといていつまでも再起動しないのもオオカミ少年すぎるので途中で飽きた「渋温泉 御宿政喜2-4@夕食」を上げときます
実は23日からどこかで一泊しようとしたのだけど、行きたい宿はすべて満室でした。いつも平日泊で直前予約でも選び放題だから、今回も大丈夫じゃね?と舐めてましたが撃沈です
ま、工場長は忙しいのだ。休日返上してネクライトーキーを聞きながらごりごりと工場を管理しているのだ
それでは、やる気のない再起動をどうぞ
隣の「日の出」で夕食 「夕食をどうぞ」と部屋の外から声がかかる
さて、5年前の「美味かった」記憶は正しいのか?
献立というより、食材帳に近い
でもこれだけしっかり記載されていると、何を食べているのかちゃんと把握できるので嬉しい。地物野菜って「これ何だろ?」と口に放り込んで分からないまま食べ終えてしまう事も多々ある。説明を受けても野菜の字が分からないと全然理解できなかったりする
それにしても9,090円(税抜)の旅館の献立とは思えない内容だ
飲み物
下戸のとmこさんは政喜で五一わいんの梅酒と出会い、長野に来るたびに五一わいんの梅酒を買うようになった
今の所、五一わいん梅酒を超える梅酒には出会っていないようである
日本酒をお願いしようとしたら「番号でお願いします」
女将さんは日本酒には詳しくなさそうであった。そっけないと評される女将さんだが、こういう時は恥ずかしそうにしてちょっと可愛い
10番 渓流 朝しぼり出品貯蔵酒
値段も安い
新聞紙を捲って
4番 緣喜 美山錦純米吟醸
御宿政喜から歩いて10分で、醸造元の玉村本店に行けるから旅行工程に入れておいたものの面倒くさくていかなかった。渋温泉や角間温泉に行くたびに同じことを繰り返している
五一わいん梅酒ロック
五一わいんと言いながらベースは「ぶらんでー」です
氷がきれいだね
献立には載っていないけど、食前酒
前菜
前菜がとても素晴らしいのだ。中・大型旅館に泊まろうか調べて最初に萎えるのが美味しくなさそうな前菜の写真。既製品を工場のような厨房で並べているのが頭に浮かんでしまう。だから御宿政喜のような小さい旅館を選んでしまう
あじみ菜とカニ身のお浸し、揚げちりめん
揚げちりめん(じゃこ)がカリカリとしていて良い食感と風味だった。あじみ菜は「小松菜とチンゲン菜のいいとこどりをした葉野菜」だって。
新そば粉揚げそばがき、ねぎ、蕎麦だし
そばがきってそばの風味を一番感じられる。揚げてあるからモソモソ感もない
蕪蒸し、鯛、餡、ゆず、山椒
蕪の下にはほんわりな鯛
美味しくて、椀でがっつり食べたかった
吸い物
清汁仕立て、大根鳴門巻き、焼き椎茸、紅葉人参、酢橘
清汁で酢橘の香りが爽やか。
鳴門巻きが可愛い
造り
信州サーモン昆布〆、ゆば、山葵、大葉
信州サーモンは昆布締めされていて、他の旅館で出てくる信州サーモンよりねっとりしている。生魚苦てなとmこさんと湯葉を交換できてwinwin
温物
福味鶏時治部煮、舞茸、青梗菜、里芋、牛蒡餡掛け
信州福味鶏という銘柄鶏が使われている。
焼き物
虹鱒味噌漬け焼き、りんご肉巻き焼き、かぼす
ちょっと感動してしまった
なんなんでしょうね、このクオリティの高さは
虹鱒に見えない。味噌のコクが虹鱒に合う
りんごの豚肉巻きも実に美味しい
強肴
陶板焼き、信州プレミアム牛肉サーロイン野菜、味噌たれ、和風たれ
2017年1月岩手県生まれ 去勢オス 2019年7月屠殺 2歳6ヶ月の命であった
命をいただきます50gがクドく感じる前に食べ終えられるベストな量
留肴
蓮根揚げ出し、蓮根チップ、大根おろし、なめこ餡
さいきんとmこがこの手のものを見ると「〇〇に見える」とうるさい
蓮根まんじゅうだね
食事
信州安曇野産こしひかり 信州味噌の味噌汁 香の物
こんな感じで配膳される
ご飯はあっさり目で好み
野沢菜
味噌汁は豆腐と白菜だった
ほうじ茶もあるから
食後にまったり
甘味
わらび餅、きなこ
言葉の使い方を間違っているけど、値段に見合っていない料理でした。5年ぶりの再訪を食事中に悔やんだ。もっと頻繁に通うべき旅館だった
とはいえ、渋温泉はいつ来ても共同浴場が熱いのでちょこちょこ行きたいと思えないのが最大の障害なんだよなぁ。加水しても怒られないから敷居は低いのだけど、適温にするのに疲れちゃう…
食事中に布団を敷いてくれる
もう動きたくない
とむこ「テラリウムの写真撮ってきなよ」
とmこ「私だけ行くの?」
コメント
渋温泉はいろいろとイベント開催してますね。
今年の渋も雪が少なさそうですね、
恐らく一人泊は受けていないでしょうね。静かで一人泊向きな旅館ではありますが。
渋温泉は色んな取り組みをしていて、温泉街も寂れていないので旅情を感じる良い場所ですよね。落ち着きます。
雪は今年はどこも少ないです。2月にやっと雪見風呂ができました
そそられまくりのメニューです。
とむこさん書かれてる通り、宿泊料金に見合っていない料理ですよね。
心から同意です。
「5年振りの再訪を悔やんだ」
ん~~そんなこと書かれたら、ウチも行きたくなっちゃう^^;
共同浴場の激熱化と、適温にする面倒くささがネックなとむこさんに対し
あっちぃーのは平気っていうかむしろ歓迎のワタシですが
ウールの掛毛布は、やはり・・・カバー無しですか(苦笑)
そこ?気にし過ぎ?(笑)
気になって自分のブログを見返してみたら、毛布を使用している旅館って少なかったです。なので今まで毛布を気にした事はありませんでした。毛布の下が掛ふとんなので皮膚に当たらないように毛布を折り返してしまうか、毛布を剥いでしまっても寒くはないと思います。ちなみに僕の車にはトラベルシーツが放り込んであって「シーツの清潔さを信用できない」時には使えるようにしています(https://www.travel-tomko.com/archives/27857828.html)。とmこさんは持参したバスタオルをカバーのように使っています。
激アツ湯好きなら北信地方は絶好の温泉地です。渋温泉は行ってみたい旅館がいくつもあるけどやっぱ熱くてね…