乗鞍高原温泉　山水館信濃0＠序

2019年7月宿泊

旅行前の前置き

ぽつりぽつりとコメントを頂き「〇〇旅館に行ってみたくなりました」と書かれると、ブログを書いていて良かったなと思う。旅館の紹介ブログで始めたが、今では自分語りに成り果ててしまい　役に立つのか分からないけれど、興味を持ってもらえるのはやはり嬉しい

ただ、良い影響をこのブログが与えるということは、その逆もあるのだろうと最近はそちらばかりが気になる。旅行中・旅館滞在時に思ったことを正直に記すのが信条だが、そういう正直な感想が旅館に対してネガティブな印象を与えて宿泊を留まらせる動機に繋がるのは心苦しい

きちんと読んでいただければすぐに分かることだけど、僕はとても偏見に満ちた狭量な人間。だから僕の書いた感想なり悪口は誰からも賛同を得られず、好き勝手書いても何の影響もないと思っていた

ところがブログを書き始めて3年が経ち、行ったことのある旅館名で検索をかけると自分のブログが上位に表示されることが多くなった。もちろん最初は嬉しかった。僕が旅館選び初心者だった頃、旅館名で検索して上の方にでてくるブログを隅から隅まで読んで参考にしたことがあるから。詳しく書かれているブログというのは宿泊前に「当たりか外れか」予測をすることができる。「この旅館を気に入っている人があの旅館を褒めているのなら泊まってみようかな？」と参考にしたこともあった

だから自分のブログが検索上位に出てくるのは「最初の頃は」とても嬉しかった。当時は「旅するとｍこ」というブログタイトルだったし、文章も今より汚くなかったし

今は検索上位に来てしまうことが重荷になっている。検索アルゴリズムのことは分からないけど、文字数さえ多ければ信憑性が高いと判断されてしまうのだろうか？

重荷を取り除くために悪口言うのをやめるか？いやいや、いろんなものに忖度して当たり障りのない記録にしたくない。僕は僕が感じたものをそのまま書きなぐっているときがとても幸せだから

だから僕があまり「相性があわなかった」旅館の記録を読んでも一切の参考にしないでほしい。僕はとても個人的な旅行をとても不公平な目線で語っている。僕のブログよりgooglemapの口コミとか予約サイトの点数を参考にして下さい（僕が楽しかった・良かったと感じる旅館の記録は参考にしても大丈夫だと思う）
（ただね、公平公正な旅行記やブログなんて存在しないよ。僕ら個人は経験や知識が足りないし、プロの書く文章は必ずお金が絡んでいてなにかの目的がある。）

いくつかの記事にパスワードを付けています。飛ばし読みの人は気付かないだろう場所に置いておいておくね

※今回は着きません

山水館を初めて知ったのは鹿教湯温泉の三水館を検索するために「さんすいかん」と入力して変換すると最初に「山水館」が出てくるので「山水館って名前の旅館あるのかよ？」と調べたら同じ長野県にあったので「へぇぇ」と思ったのが最初である。評判は良いようだ、とお気に入りフォルダに突っ込んだのは７年以上前になるのだろうか。埼玉から遠いのでずっと放置

７月の３連休に日曜午後から水曜まで４日間の休みを作った。日曜から旅行に行こうか月曜からにしようか迷う。世間的には日曜はまだ連休中日なので道も旅館も混んでいるだろう。普段平日泊まりの身としては人の多い旅館は居心地が良くないことが多い。まぁ当たり前だ。人が少ないほうがストレスが少ない

それでも連続した休みを有意義に使いたい。埼玉から遠い旅館を選んで初日は移動に専念、連泊して人が少なくなった２泊目を満喫しようと山水館信濃を目的地にした

いつになったらサッパリ晴れるのか

埼玉県から乗鞍高原に行く道をgooglemapで検索すると上信越道を一度も降りずに松本まで行くルートで誘導される。が、東部湯の丸インターチェンジで降りて下道で「matsumotobashiri」で行っても１０分しか時間は遅くならない。料金は三才山トンネルが有料なのでさほど変わらないが、高速は３０kmほど多く走る必要がある
トンネル手前のセブンイレブンで回数券を買う

一回分ずつ購入できて正規より５０円安い（５１０円→４６０円）。1枚で1回分

100って表示が100円みたいで紛らわしんだよな

飛騨とか乗鞍とか上高地とかに行くために国道158線を走らねばならないが、僕はこの道が嫌いだ。特にトンネルが狭い上に暗い。縁石の把握が出来ない

旅行前日、この国道上で軽自動車とバスが正面衝突して4時間通行止めになっている（僕が運転中、対向車のバスの何台かは明らかにセンターラインをオーバーしてた）

酒屋に寄る