他人の旅行をブログにしてしまう盗作記事です。後日本物のブログ記事が上がるかもしれません(1年後かな?2年後かな?)
※同時公開する「滝川渓谷温泉 滝の湯3」にとむこは同日に旅行しています。
とmこ家は3年前から毎年家族旅行に行くようになった。きっかけはお父さんの痴呆症。お父さんはある日から家の中で小人を見るようになった。それはレビー小体認知症の症状である。発症からの平均寿命は7年。元気なうちに親孝行で家族旅行を…という家族愛に溢れた行為であった。しかしながら…お父さんは…残念ながら…処方されていた睡眠薬の内服を止めたら小人は消えてしまった。ただの副作用であった。(こう書いてしまえば笑い話だが、数回大学病院で専門医に診察してもらって「恐らくレビー小体認知症」と言い渡されているので当時の空気は重かった)
そんな事がきっかけで草津・四万・西伊豆と家族旅行に行っていたのだが、今年はそのような話が聞こえてこない
とむこ「今年はどうするの?」
とmこ「…」
いつものように都合の悪いことには返事がない。あんまり行きたくないのだろうなと察するが、察したからこそ強引に旅行の日程を組んであげる。「2月◯日から1泊で家族旅行に行って」と申し渡す。非常に嫌そうな顔をする。とむこはその顔が見たかったので非常に満足だ
家族旅行というものは、恐らくは色々と煩わしいのだろう。それは分かる。とむこも別行動で家族旅行でも行ってみるかと想像したら、楽しい状況が一つも浮かばなくて愕然とした。そして一人旅に逃げたw
普段の旅館選びはとむこの仕事なので、他人の旅行ながら旅館選びを手伝う。お手軽な有名温泉地をご所望だったので熱海に設定し、自分では行きたくないけれど感想を聞きたい旅館として「リゾナーレ熱海」を猛プッシュしてみたがリア充臭さに耐えられないと却下された。そして珍しく自分で古屋旅館を選んだ。
とmこ「旅行の日程も作って」
他人の旅行の日程、しかも興味のない伊豆方向…
家族旅行に適した観光とは何ぞや、と考えていたら自分が子供の頃を思い出す。僕の母親はそういう事に結構熱心な人で観光というか教養も兼ねて色んな所に旅行に連れていかれた。でも申し訳ないんだけど、子供って観光名所に対する興味が薄いっていうか自分に知りたい気持ちがないのに「ここはあ~だ、これはあ~だ」言われも正直興味がなかった。特に名所とかは下調べで「何がどうすごいのか」をインプットしておかないと寺も滝も湖もぼーっとしか認識できなかったりするので子供にはハードルが高い。いや、今ここで話すことでもないんだけど年代が違う家族という構成で旅行する時にみんなが満足できる観光って難しいな、と。あと、どうでも良い思い出なんだけどゴールデンウイークに伊豆で観光して飛び込みで宿泊しようとしていたのかな僕の両親は。携帯もネットもない時代だから観光案内所に駆け込んで「宴会場で雑魚寝なら何とか(しかもすし詰め状態らしい)」という選択肢しか無くて宿泊せずに帰った記憶があります。その時どんな観光をしたのか一切覚えてないだけど、その帰り道の車内の重い空気だけ覚えています。旅行の思い出なんてそんなものです。親の努力の成果は数十年後、こんな事を書かれたりする程度だったりするのです。
埼玉から熱海だと、小田原辺りで昼食?じゃあ小田原で観光もして、チェックインまで熱海で時間を潰す感じで大まかに予定を決める。
蒲鉾→昼食→秘宝館→熱海散策→古屋旅館、ルート完成!
朝、7時半出発

富士山なんて埼玉からも見えるぜ

鈴廣かまぼこの里
蒲鉾作り体験

小田原城とか多分ツマラナイじゃないですか?だったらレクリエーションしましょう

かまぼこ作り体験は埋まっていたのであげかま手作り体験を申し込んであります

ウェブで申し込み出来るから旅行に便利ですね

早めに着いたので施設見学を先にしているようです


単純に販売・体験だけではなくて勉強にもなるみたい




「かまぼこキッチンか」まで読める


色々着まして



対象年齢幼稚園児的なアトラクションですね。でもこれくらい手軽な方が良いのですよ



googlemapで高評価だったからという理由で選んでます。ま、失敗してもとむこには関係ないし

とmこ家はノープランで適当に食堂に入って「まずかった」とか言うから、食事場所は指定しておかないと悲惨なことになる

40分位並んだとのメールがあり
写真で見ると美味しそうなんですが、とmこ的には「普通」だったそうで




熱海へ


俺は「秘宝館」だって指定しているのに、違うところに行ってやがる


狛犬は普及点


拝まれてんのかな?

急に現代的な建物の写真になりましたが、僕には全く分かりません


これとmこ姉ちゃんが好きなやつだ

この狛犬はぶさくて好き




「秘宝館行け!」っつうのに行かずにチェックイン

人に工程表作らせておいて何だよ、全く


とmこメール「 ちゃんと旅館につけました。スゲーお出迎え。館内探索中」
これは敷地内にあるっぽい。歴史のある旅館なのかな?

狛犬の古びた感じが良いですねぇ




ロビー

宿帳の記入はここ?ドリンク類の写真はないのですぐ部屋に案内されてる

3階が地階。さっきの神社は「天神社」っていうんだ

今回は2階の215号室




12畳+α、広い。

雰囲気が高級ですな



ここでお茶を出されてます


眺望は全然

旅館選びをさせられている時にとむこは「眺望を最優先」に候補をあげた。だって熱海なんて泉質で選ぶ場所じゃないでしょ。ということだんだけども、とmこ的には古屋旅館が気に入ったようだ


アメニティは多い






ミネラルウォーターがサービス





この「free smartphone」というのもすごいサービスだよな。盗まれないのかしら

部屋に着いた後は、散策に外へ


海は澄んでいる

この像もそのうち「不適切だ!」とか難癖つけられるんだろうな



輪切りにされてしまった初代「お宮の松」なんか受ける


なんかこういう写真もありました

変わった駐車場も




館内については全く分かりません。こうだったああだったと書くにはやはり宿泊しないと無理だね

だからブログを読んでも「実際に行った」という体験と同じ経験は出来ないわけ。これ、とても重要で「行った気になる」のは構わないんだけど、ネットでイキる人って「行く必要ね~だろ」的な事を言うけど一切の説得力がないんだよね。ストリートビューがあるから観光地に行く意味がないとかさ、どれだけ寂しい価値観なのだろうかと

まぁだからみんな旅館に泊まりなさいよ。不謹慎だ何だ言われようとも、普段きちんと自己管理して感染しない環境に身を置いているのなら堂々と宿泊すれば良いと思う。

2月から怖がりながら生活してきて「ここまでは大丈夫」というラインが見え始めている。人混みに行かない、手洗いはこまめに、とりあえずこの2つを守れていれば知らないうちに感染してしまう、という事はないだろう。

脱線するから止めよう。写真を見た感想では「古き良き旅館の見本」って思った。

でもこういう古き良きもそろそろ脱却の時期かなぁと思ったり。

余計なお世話なんですけども



大型旅館に泊まらない人なので、おみやげコーナーは新鮮

サンプルの食玩?が置いてあったりたのしいね

これはお茶受けにありました


多分、無料コーヒー。時間制限はなさそう


そういえばとmこさんがさあ出掛けるぞと意気込んで下階に行こうとしていたら仲居さんに「そっちは風呂」と教えてくれたそうである。かっぺ丸出しですねださいたま人ですね

こっから風呂。お父さんにはカメラマンさせられないので女湯だけです



内湯と



露天?


あっさりしすぎ、と古屋旅館の情報を調べたら客室数26。芋洗いにならないんですかね。熱海ってド派手な岩風呂とか下品なイメージがあるのでちょっと意外
夕食

とmこ的には「個室で食事が最重要」とのことです。家族団らんで気兼ねなく語り合いたいのでしょう
品書き

詳しいことは書けませんよ、当然

フォアグラ最中だって

前菜が品数多い。ひとつひとつも美味そう


ただこう、僕が好きくないのは金色の敷紙とかやや古いなぁって思ったり

例えば三水館でこの敷紙だったら大爆笑してしまうわけで

好みの問題なんだけど、結構重要でしょ



やっと前菜の写真が終わりました。よく家族旅行でここまで写真が撮れるもんだ
お吸い物

お造り


刺身の数に対して調味料が多いこと。好みの味を見つける前に刺身無くなっちゃうじゃないかと

予約時に「とmこは刺身が食べられません」と記入しておきました(予約までとむこがやらされてるんだぜ)。過去の経験上大抵「湯葉刺し」がでてきちゃうんだけど、古屋旅館は毛ガニが出てきました。

湯葉に比べるとすごく豪華ですねぇ。大きさはまぁなんとも言い難いですが、それでももてなしとしては最大限頑張ってくれたんじゃないでしょうか?

ガラス蓋って珍しい。でもこっちの方が火の通りが分かりやすくて良いや



メールのやりとり
とmこ「あ〜食事時間が地獄〜まだ部屋食で良かった(;´Д`)」
とむこ「なにが?楽しい家族旅行でしょうが」
とmこ「自分の家族と同じ事できないでしょ〜葬式みたいな食事(笑)」
とむこ「ずっと一緒に暮らしてるんだからいつも通りで平常運転じゃないの?これは年1の接待だと思いなさい」
とmこ「ずーっと一緒に暮らしてても殆どご飯一緒に食べないし、家に居てもイライラするから部屋に籠もって一緒にいる時間少ないし(p_-)うんこしたい」
とむこ「黄門に毛蟹の爪を刺せ!」
とmこ「爪じゃあ細すぎて切れちゃう。そちらは楽しい?」
とむこ「独りで6畳間で既に見たウサギドロップを見ながら酒を飲むのが楽しいのか?楽しい」
とむこは滝の湯で孤独に打ち震えながら過ごしていました
古屋旅館の絢爛さからの落差が酷いな
全くの別物に見えますが「温泉旅館」という括りでは一緒です。だからこそ温泉旅館は楽しいのだよ
戻ります
とむこは滝の湯で孤独に打ち震えながら過ごしていました

古屋旅館の絢爛さからの落差が酷いな

全くの別物に見えますが「温泉旅館」という括りでは一緒です。だからこそ温泉旅館は楽しいのだよ
戻ります

この辺はありがち、かな



茶碗蒸しには白子。とmこは多分誰かに食べさせた

でかいピッチャーの写真。

また前菜?みたいな画

ご飯も一緒に配膳されるのかな?



「ハイ完成!」キノコご飯ですがオカズあり

ご飯用の黒胡椒

きのこごはんには合うだろうね



はい夕食終了。





2階客室からだと日の出は望めないが、4階ならぎりいけるのだろうか?

さっと朝食へ

配膳されてます。配膳中は隅っこで見てる感じ?


献立

書き出したりなんかしません


刺身はなんだろ?かんぱちっぽいが

たぶんとmこ用刺身コンニャク。











お粥もあるみたい


熱海っぽい朝食



チェックアウトして散策




どっちかの干物屋の干物を土産にもらいました?

熱海から南下


立ち寄ったみたい



とむこ「川津桜でも見てきたら」

桜まつり2日目だったかな?平日だから渋滞は無かったとメールが来た記憶が

まだこの頃は催し物が中止されてなかったんですねぇ

くるくるっと回って


わさびーちく

これがお昼だったみたい


で、沼津まで北上して


去年ゆっくり見ることが出来なかった沼津港深海水族館








埼玉に帰り、フライングガーデンで夕食


おしまい
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