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湯檜曽温泉 林屋旅館0@序 レストラン 諏訪峡

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2021年2月宿泊



※とmこさんは出産ぎりぎりまで温泉旅館に泊まろうと思っていたのでしょうが、この旅行後の定期検診でそのまま緊急入院となりました。退院できても出産まで温泉旅館に泊まることは叶わないでしょう。ということでとむこととmこの二人旅は期せずしてこれが最後となりました

 
 
群馬県が嫌いだ。群馬県生まれだから。出身地を嫌う人はどれ位いるのだろうか?多くの人は地元を離れても帰省するのを楽しみにしたりふと懐かしんだりするのだろう。でも僕はそういう気持ちになれない。歳を取るごとに却って苦手になっていく

県外の大学に進学することになりそれ以来地元に戻っていない。人生の半分以上を群馬県以外で過ごしている。その当時は群馬県を離れたくて大学を選んだわけではないのだが(群馬には碌な大学がない)好きでもない地元を離れるには良いタイミングだった

小さい頃からずっと寂しさを感じながら暮らしていたような気がする。他の土地で暮らしたことがないのに「群馬県はなんて寂しい場所なんだろう」と不思議に思った記憶も有る。大人になって故郷よりもっと寂れた土地を訪れても子供の時に感じた心に隙間風が吹くような寂しさに襲われることはない。群馬に足を踏み入れると必ず底冷えした冷たい空気が心に侵入する。

比喩ではなく冷たい風はいつも吹いていたような気がする。実際には冬の間だけ、山から吹き付けるからっ風の印象が強く残っているだけなのだが、自転車が進まなくなるほど強くて冷たい風が数ヶ月吹き続ける土地で暮らしていると心の芯も物理的に凍ってしまうような気がした。

人口密度が低く冷たい風が吹く土地、それが群馬県だ。

そんな理由から群馬の温泉旅館を全然訪れていない。宿泊先を選ぶ時群馬もチラッと調べるが心躍る宿のストックもなくそもそも興味が薄いので直ぐに他県に目がいってしまう。でも今回の林屋旅館は宿泊した人の写真を見て、すぐに行ってみたくなってしまった

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11時に昼食を取ることにし、早めに自宅を出る。14時からチェックインできるから時間を持て余すことはないだろう

開店直後を狙うが既に数組先客がいらした

開店直後なら人混みも避けられるし、夕食までに時間があるからお腹も空くだろうという算段があった

半個室な感じなので他の客の飛沫の心配は少ない

 
それにしても昼メシに集うババアたちは何故あんな大声で喋るのだろう?コロナもマスクもあったもんじゃない

 
最初にサラダが運ばれてくるが「オリジナルソースで~す」とソースを一緒に置いていく

サラダ用?ハンバーグ用?分からないので触らない

ハンバーグ定食

ミディアム、というか中は生。断面を急いで鉄板に押し付ける

良いお肉なのだと思うが、牛肉のミンチを生で食べる勇気はない。小さいことだが下に敷かれている玉葱に愛を感じない

 
ステーキ丼

米がかなりしょっぱい。ニンニクもかなり強くて他の味が全部消えてしまっていた

量はオサレ系、味はガテン系でちょっとチグハグ。ハッカ飴をもらったけど何の役にも立たなかった

二人して「歯磨きしてぇ~!」と叫びながら関越に乗る。本庄付近で毎回覆面に捕まっている人を見るけど、埼玉県内の関越は安全運転じゃないと駄目なんだよ

道路のクネクネに合わせて色んな山が正面に来る

写真は横の窓から撮っているけど、山を見ながらの運転も楽しい

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喫茶店でお茶でもしてからチェックインすれば良いかと13時前に水上へ

下調べでいくつか喫茶店的なものを見つけたが、食事メインの店が多いのでここにしてみた

テーブルも椅子も外にある…

そういう告知は店の外に出しておくかHPに書いてよ…

「飲み物飲めないの?じゃあいいです」と言うより「これ3つ」の方が楽なので食べたくもないパイを買って店を出る。意味もなく3つ買う。何故3つなのだろう?見栄?

客が僕らしかいないのに「こちらで会計でぇ~す」「こちらでお渡ししま~す」と鬱陶しかった。金もらったらその場で商品を渡せ!

車に戻ってgooglemapとにらめっこ。でもなぁ、水上ってリア充系の店ばかりでうぜえんだよなぁと思いながらクリクリしているとすぐそばにレストランが
とむこ「レストラン諏訪峡だって」

とmこ「ドライブイン?大丈夫?」

とむこ「コーヒーくらいあるだろ?」

googlemapの写真に飲み物メニューが載っていたからギャンブルで店に行く。タバコ臭かったら嫌だなぁ
 
店の外観が古い

代替わりしたっぽい雰囲気で若いお姉さんが案内してくれた。

正直最初に出されたお茶とお水で十分なのだが

日本って不思議だよな。何も言わなくてもお茶が無料で出てくる。ちなみに入店時に「飲み物だけでも大丈夫ですか?」と確認はしています

「この写真は何ですか?」

「ミルクココアです」

とむこはコーヒー。フレンチプレスで2杯分

良いお店だったな。花園で食べずここでステーキにすればよかった

時間が少し余ったので地元スーパーを覗く

道路はドライでした

コメント

  1. satomi より:
    こんにちは
    敷かれた玉葱に愛を感じない。
    ホントですね^^;
    メニューの写真ともさほど相違はないですね。
    温泉紀行、やっぱり良いですねぇ
    続きもお待ちしています。
    • とむこ より:
      初めて伺う旅館なのでちょっとずつ公開していきます。今回は最初に躓いてしまいました。お楽しみに

      話は変わりますが、社員教育のストレスで1ヶ月ほど口角炎が続きました。僕はストレスを感じると何かしら皮膚に病気が出ます。
      最近はポンコツに慣れてしまい口角炎も消えました。satomiさんのストレス軽減に少しでも役立てられるよう頑張ってブログを書きます
  2. ジャン より:
    え?とむこさん、上州のご出身だったのですか。

    私は今でも上州に還りたいと思っています。
    • とむこ より:
      太田市出身です。ジャンさんの住まわれていた前橋・高崎よりも本庄とかの雰囲気に近いと思います。
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