自宅から近い子供も遊べる温泉宿泊施設、という認識で宿泊を始めたがとmこさんの目的はサウナ、とむこの目的は朝食に落ち着いた(普段朝食は全く食べない)。コロナ禍でありブッフェスタイルは抵抗があるのだが、こうして10回以上利用しても感染しなかったので対策を取っていれば大丈夫なのであろう(ご飯がぼろっと落ちてくる機械は衛生環境の改善に一役買っている)。
何がそんなに気に入ったのかと言えば、程よいジャンクさと野菜もまずまず摂れるというバランスが良かったのだと思う。既製品だけではない厨房で料理された食べ物が並んでいるのも高評価だった。僕はビジネスホテルには殆ど宿泊しないが、昨年宿泊した朝食自慢のビジネスホテルの朝食の方が数段質が悪かった。「たっぷりの野菜が楽しめます」なんて書いてあるのに、ちぎったレタスしか並んでいなかった。
6時半から9時までが朝食の時間になるが、平日であればどの時間帯でも穏やかに食事が摂れる。仕事の人はさっさと食べていなくなるし、回転は速い。一番混むのは7時半前後かと思う。これが祝日を挟んだり年末年始だったりすると、観光利用が増え席の確保すら難しくなってしまう。出来れば7時までには食堂に入り、席を確保したい。回転率が下がり席はいつまでも空かないし、列車遅延の起きた駅のホームのようになってしまう。
何度も通うと盛りの哲学が生まれる。仕切りのついた角皿のどこに何を盛れば良いのか決まってしまう。メニューはその日によって違うのだが、それでも迷わず1周すればほぼ完ぺきな朝食が完成する。
最初に卵料理やベーコン・ウインナーを取る。よくあるメニューだ。次に揚物と炒め物が並んでいる。揚物も手作りで山芋の梅しそ巻きやらチーズと大場の挟み揚げやら手の込んだものが出る事もあった。その隣には焼きそばが置かれることが多い。次に汁物。色んな野菜がはいったけんちん汁やポトフが嬉しい。魚はいつも二種類。定番の焼鮭と鯖の組み合わせが多かった。サラダはブロッコリーやカリフラワー、スライス玉ねぎなどもあった。泊まり始めた頃はミニトマトが並んでいたが年末以降は消えてしまったのが残念。
翌日の朝食のメニューが掲示されているのも、嬉しかったりする
宿泊最後の方は夕食を軽く済まし朝起きた時点で空腹になるように調節した。空腹で朝風呂を浴び、サッパリしてから料理を皿に盛り付ける。とmこさんも子供もまだ寝ている。20分かけてゆっくり食事をする。食べ終わって一息つく頃に食堂に子供を連れたとmこさんが現れ、子供を引き取る。とmこさんも一人でゆっくり朝食が撮れる。そのまま部屋に戻る事もあるし、子供と一緒に風呂へ行く事もある。8時から10時までが一番温泉が空いていて心地よい。10時からスパ銭の営業が始まるのでそれまでに上がり、11時までキッズルームで過ごす。レイトチェックアウトプランも通常料金と変わらず、宿泊翌日の昼近くまで過ごしてから30分も走れば自宅に着けるのだった。
旅行支援でかなりお得だったので支援が終わるまではずっと宿泊しようと思っていたのだけど、2月下旬の帰り道、心からうんざりしました。好きなものを食べすぎて食べたくなくなった時の感覚です。そして我々のルートイン羽生宿泊は一旦幕を閉じました
おしまい
コメント
ルートイン高崎に見せたいです。「この差は何だ?」って。ショボいんですよ。
どうしても焼きそばに目がいってしまいますなぁ。
同じルートインでも朝食の質が違うんですね