朝5時半に土鳩の鳴き声で起きる
実家で土鳩と寺の鐘の音が良く聞こえた事を思い出す。小学生、風邪で学校を休んで寝室で寝るでもなく天井を見つめて過ごしていた時のBGMが土鳩だった。三半規管が狂い、天井が落ちてきそうな幻覚に魘されて身の竦む思いで震えていた。天井が自分を包む様に押し寄せてきて声を出すことも出来ず大きな力で潰されてしまうような感覚から逃げ出せずにいた。
天気はこれから悪くなるようだ
やっぱりやっぱり、やっぱりやっぱり
めし食べたい♪
成長するというのは色んな寄り道だ
彼女の自由な動きは小さな旅館では迷惑な騒音源になりつつある。親としてはそういう成長が微笑ましいが、他の宿泊者には騒音でしかない。だからこの小さくて心地よい愛すべき旅館には少し時間を置きたいと思う
おしまい
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