男湯側
ロッカーも随分と貫禄がある
ドアを開けると硫黄泉の臭いに包まれる。万座に近い焦げ臭を伴う。
180×120cm位の湯船。2人で入っても余裕がある
源泉投入量はその日によって調節されていると思うが、当日は4~5l/min程度
粉状の湯の花が所々堆積しているが指で掬おうとしても微量で少しだけ指に付着する。湯船も湯の花が舞ったりしていない
無加水の状態で43℃から44℃。
熱ければ加水しぬるければボイラーの熱湯を入れて自分で調節する。源泉をいじらなければ後は自由にどうぞということでした。
混ぜ物なしのわたの湯源泉である。一切の白濁のない鮮度抜群のお湯
ご主人とお湯の話をしているとちょっと驚く。湯量が多い草津温泉といえど源泉の確保は難しいらしくごにょごにょごにょごにょでゴニョゴニョということである。
草津のお湯は強いからどこに泊まっても白湯みたいな浴感は無いと思う。でも本物を見つけるのは難しいかもしれない。お湯がちゃんとしている宿はと言いつつご主人の左指が何本曲がったかというと…
草津のお湯は強いからどこに泊まっても白湯みたいな浴感は無いと思う。でも本物を見つけるのは難しいかもしれない。お湯がちゃんとしている宿はと言いつつご主人の左指が何本曲がったかというと…
女湯
変則的な形。見た目ほど窮屈さはない。
浴槽に湯の花の付着はない。きれいなタイルが維持されている
どちらの湯船もそうだが給湯される源泉はお湯の底に注がれる。湯口なんて用語は必要ない。配管だ
縁には湯の花がびっしり
加水して40℃まで下げ徐々に湯温が上がるのを感じながら過ごす。加水してもお湯の力は弱まらないからドバっと加水する。同泊の人がいれば下げすぎないよう気を使うが本日我々のみだ、自由にできる。30分も入れば汗がドバドバ出るので一旦休憩。男湯の湯船は底がザラザラしていて知らない間に擦りむいちゃいました。「ケツが染みるなぁ」
質実剛健
個人的には「綿に包まれるような優しいお湯」なんて思えない。強酸性だし硫黄泉だし。傷があればじんじん染みる。でも長湯をして何回入っても肌がガサつくことはなかった。これはちょっと意外だ。皮膚の脂は削がれてしまうのに乾燥した痒みは出ない。効率的に肌を入れ替えてしまうような不思議なお湯であった。硫黄泉で焦げ臭だから服も体も匂いが染み付くかと思ったけどそんなことはない。大丈夫
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