部屋の案内が終わり写真を撮り終わったら直ぐにフロントに電話する。これが正式なルールのようだが、チェックイン手続きの時に最初の予約を決めさせてくれても良いのになと思う
「貸切風呂は空いてますか?」
「何時が良いでしょう」
「今空いてれば今から」
「大丈夫です」
風呂の鍵を受け取りにフロントへ行くと外国人スタッフがいて鍵を渡してくれた。
そして「1時間を目安にお願いします」と言いながらアヒルを2匹くれた
チェックイン時に感じた違和感は間違っていなかった
おじさんが一人で鍵を受け取りに行って、外国人スタッフが鍵と一緒に2匹のアヒルをくれる。もちろんおじさんは急にアヒルを渡されておどおどする。それを外国人が笑顔で見守っている旅館が松坂屋本店なのだ。それはもう、とても変な光景でしょう。
さておき、アヒルをもらってからとmこさんと合流して経緯を話す。
「くれた」「返すんじゃなくて?」
貸切風呂へ向かう途中、違う外国人スタッフとすれ違う。
「これって返さなくて良いんですか?」
「差し上げます」
フロントから貸切風呂までは長い廊下を歩く
館内に色んな遺物・資料はあるが最も見惚れるのはこの廊下だと思う
鎌倉古道の下にトンネルを掘ったり
セルフな飲料売り場
「万右衛門の湯」が貸切風呂
スリッパからサンダルに履き替える。
また少し歩く
左に2湯、右に3湯の計5箇所の貸切風呂がある
左奥の「忠蔵」
随分立派な脱衣所
何故湯船から丸見えなのか分からないが
「えいやっ!」とアヒルを放り投げる
源泉が熱いのでチョロチョロとしか出ていない。それでも40℃は維持できている
湯の花も多い。排湯もサイフォン式できちんとしてる
湯船から脱衣所を見た景色
丸いコックが加水用
(赤いコックを捻れば熱いお湯がザバザバ出る)
洗面台やシャワーブースも綺麗だった
ベッドみたいなソファでエッチなことするカップルもいるでしょう、という雰囲気の貸切風呂
ついでに大浴場も載せておく
男女入れ替え式
女湯から
消毒済みの籠は伏せてあって、使用済みと区別できる
ぬる湯とあつ湯があるが、温度差は1℃あるかないか。ガッツリなあつ湯にしてほしい
卵スープのような湯の花。硫黄泉の匂い。箱根は造成泉だと思っていたけど、ここはちゃんとした(というと語弊があるが)温泉なんだね。良いお湯
男湯
脱衣籠置き場のパイプにじわる
こっちは湯船が小さい
他の人と会いたくないのであまり近づきませんでした
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