とむこの悪口帳

湯倉温泉 鶴亀荘2-0@序

2018年11月宿泊 2回目

10月に湯倉温泉の共同浴場が再開したことを知る。2017年10月にスケール(温泉沈殿物)が詰まりお湯が出なくなってから実に一年を経ての復活だ。

であれば、鶴亀荘のお風呂も復活してるはずだけど、HP上ではそのようなお知らせは載っていない。お湯が出なくなる前はHPから予約ができたが【電話のみ】というのも変わっていない。電話で予約を入れるが、ご主人の声が随分お年を召されたように感じ、きちんと予約できたか不安な気持ちで電話を切る。この電話でも温泉の話題は出なかった。

お湯が戻ったのを知って直ぐに予約を入れたが『待ちに待った』からではない。自分のブログが鶴亀荘の検索で上位に来てしまっていて、しかも温泉が出ていない記事なので情報の更新をしなくてはいけないような義務感があった。本来そういった告知は宿のHPでされていれば僕も焦らずに済むのだが、自分の蒔いた種だ、自分で刈り取らねばなるまいよ。

と、前置きを書いたけど別にネガティブな気持ちで行ったのではない。前回は一人泊で温泉が出ていない状況なので、鶴亀荘の全てを楽しめていない。どんなお湯なのかな?というトキメキが待っている。宿題が山積みなのは、やはり再訪した時に楽しみがいっぱい残っている。とmこさんの夕食の反応も気になる

鶴亀荘の情報更新を真っ先に終わらせたいので
8月のいわき湯本 伊勢屋旅館
10月の霊泉寺温泉 遊楽
より先にブログに載せます。どうでも良いだろうけど

奥会津への道のりは埼玉からだと、ちょっと遠い。最短で片道3時間50分。移動時間は片道3時間以内が理想だからハードルは高い。午前の仕事を終えて12時出発する。15時のチェックインに間に合わないのが既に嫌だ。

去年は雪道だったが、今年は暖冬?のせいか雪とは無縁。東北道で北上し、那須塩原ICで降りる

塩原はまずまずの紅葉

紅葉なんて所詮枯れた葉っぱなのに、そんなものを見るために道は混んでいる。綺麗だとは思うけれど季節の移ろいをガヤガヤした空気の中で鑑賞する気持ちが理解できない。寂しくて悲しくなるような環境ほど、紅葉は美しく心に語りかけてくれるのに。なんてねw

車内でGeorge Winstonの「Autumn」が再生されて確かに景色に合うなぁと思いながら聞いていて、次のアルバムがバリのガムラン。このアルバムは亜熱帯のものなのに日本の景色に不思議と溶け込んでしまう。鐘の音が美しい光景に馴染む

billevansもこの季節にオススメです。どんどん心が暗くなる

西会津町からの400号線の山越えは周りを見る余裕がなくなってしまう。国道なのに狭くて急坂で離合すら怪しい場所が多い。西会津町を過ぎると、昭和村・金山町・三島町にはコンビニがないので注意。コンビニどころか何もない。

とても個人的なことだけど、奥会津の雰囲気が好きだ。何もなくて、寂れている。道路上に所々現れる集落も新築の建売住宅は一つもなくて、青い屋根か赤い屋根の家しかない。単に田舎なのではなくて、確実に少しずつ限界集落へ向かっている。若い時に過ごした青森県の寂しさに共通する空気が奥会津にはある。仕事さえあれば、そういう地域に移住したいとすら思う。

本題に戻ろう

鶴亀荘に渡る鉄橋から対岸の鶴亀荘を撮る

一人旅ではできない行動なので、やはり二人旅は良い

風がまったく無く、水面が鏡のようになっている

奥会津も紅葉は終わりかけ。ここ数日でカラマツが色付いたとのこと

なんとか明るいうちに着いた



では入りましょう




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