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鹿教湯温泉 三水館13’@全部 写真あり

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三水館へ

旅館で良くある体温チェックは三水館にはない。額で測る体温計は大抵出鱈目で僕の平熱は36.4℃なのに35.8℃とか36.1℃とか旅館で言われるとなんだかなぁという気分になる。本当にチェックしたいなら脇で測る体温計使えばよいのにといつも思うが、何故あれがスタンダードになってしまったのだろう?芸能人がするマウスシールド同様無意味な行動を僕らはしているような気がする。

部屋に案内されて、タルトをパクっと口に入れてから(ドトールで僕の昼食を諦めたからその代わりだ)急いで風呂に向かった。とにかく40℃以上のお湯に浸かりたい。源泉かけ流しも循環も加温もどうでも良い。体を温めたかった

 
脱衣場にアルコールスプレーが置かれていた。脱衣籠用。僕は旅館で宿泊者と共有せざる得ない脱衣籠が1番の不安要素だったけど、こうしてアルコール消毒できるようになっているととても安心できた。遠慮なくブシュブシュと籠にスプレーをして服を放り込む

浴室に足を踏み入れると、先にチェックインしていた夫婦が内湯で浴室越しに会話をしている。僕よりも年上だがとても仲良さそうな口調が夫婦仲の良さを感じさせる。あーよい夫婦ですね僕らも負けませんよ、でも邪魔をしないように露天風呂へ入る

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41℃の露天風呂は0℃付近の外気にはとても熱く感じる。でも湯船でじっとして体がお湯に馴染むととたんに心地よくなる。足先・指先の血管が広がり全身が温まるのを感じつつ一息つく

三水館の露天風呂は周りが壁なので必然的に空を見上げて湯船に浸かる。壁を見つめても一つも面白くない。快晴の空は田舎特有の透明度で、美しいような寂しいような気持ちになる。空には一匹のトンビ、羽ばたかず同じ形で円を書くように飛んでいる。野生のトンビがああやって大人になるのはどのくらいの確率だろうか?

 
以前、熱心な野鳥の保護活動を行っている人にトンビを連れて行ったら「なんだよトンビなんか持ってくるなよ」と言われた記憶が急に再生された。希少な鷹を保護すると目をキラキラさせてこの鷹が如何に珍しいかいくらでも語るような人がゴミを見るような顔でトンビを見たのは忘れられない。鷹と梟には惜しみなくの愛情を注ぐが興味のない鳩やアヒルは「ほっときゃ鷹の餌になったのに」と関わろうとしない。でも彼はその地域で第一人者として神様のように扱われていた。トンビも鷹も同じ猛禽類だが、数の少ないものしか愛せないのだろう

十分に体が温まり、風呂から上がってロビーで寛ぐ。冷水を飲み干し新聞を眺める。長野県のコロナウイルス発生状況を確認して「おっ、東信結構ホットじゃん」と思ったりする。

 
でも埼玉よりは格段に少ない。埼玉は市中感染というより病院・老人ホームでクラスターが発生していた。当時僕の住んでいる地域では毎日3~4人の感染者が報告されていたが殆ど入院中の高齢者または医療従事者だったので神経質にならずに生活していた

みーちゃんはロビーの定位置から基本的に動かなかった。床暖房が暖かいお気に入りの場所が決まっているようだ。  
寝る

 
寝る

まどろむ

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構って欲しいときににゃーにゃー言いながらそばに来て触るよう命令したり、人の水を奪っていったりする。とても自分勝手


 

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